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【綿町ダイアリー】#528 しっかりママはダメ夫の味方

連載日記『綿町ダイアリー』✏︎姫路市綿町でブライダルプロデュース「スウィートブライド」と「綿町珈琲」と婚活サロン「姫路の縁むすび」を運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスター&婚活プランナーの三刀流の日々を綴ったエッセイです。

僕の人生はひどいもの。
見事に失敗と挫折の繰り返しです。

色んな人と衝突し、諍いを起こし、
罵倒され、蹴り落とされ・・・

それでも生きてこれたのはママのおかげ。

僕は、仕事での些細な会話から、
そのときどきの僕の小さな感情まで、
ほとんどをママと共有しています。

それは僕が行き先を間違えないようにするため。

それでもトラブルは起こります。
そしてその多くは僕が望んでいないものです。

当然、落ち込みます。

僕は自分のフィルタで真実をぼやかさないよう、
相手の意見をそのままママに伝えます。

ママを裁判官であるかのように。

これがいつも驚きなのですが、
そのときママが吐き捨てるように言う言葉が、
僕が心の中で思っていることと同じなんです。

僕が誰かに蹴り落とされてフラフラの時に
まるで僕の心を代弁するかのように、
ママはそれに対して怒ってくれます。

僕はそれに何度救われたかわかりません。

人といざこざがあった訳だから
僕が悪い部分も当然あると思います。

でもママはそこはあまり追及せず
相手をけなし、相手を哀れみ、一蹴します。

かなしい人やね、と。

僕が失敗を引きずらず、
すぐに立ち上がり、前に進めるのは
そんなママの初動にあると思います。

一緒になって怒ってくれる人。

僕は、僕のやりたい仕事をやる。
そうやって我流で生きてきました。

そこには情熱しかありません。

そしてその情熱をまっとうできているのは
ママのおかげなんだと。

そう思うのです。

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