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イギリス留学に実質タダで行こう!(学内生用記事)

こんにちは、なかむです。学習院大学の政治学科で学生をやっています。英語(上級)を履修しようとして気が付いたらこんなところにいました。



いや〜学習院大学は非英語系学部の学生にもやさしいなぁ!英語の授業ひとつ取ってもここまで手を尽くしてくれるなんてなぁ!ア〜〜〜ッハッハッハッ………


【はじめに】

本稿はいかにして履録を間違えてイギリスにトンでいったかを記録するものです。

・OxfordBrookes大学
(以下、Brookesと呼称)に学習院大学から協定留学1学年分に行きたい(もしくはイギリス留学)
・(英語系学部でなくとも留学に行きたい)

という方に向けて書いております。(本稿は手順のフェーズごとにボトルネックになっているので、留学をゆる~く考えている人からBrookesに行くことになった人まで広くお読みいただけます)。英米or国社の方、むろん学科により内容が左右されることはありません!ただ先に書いておくと、筆者が政治学科で英語とかなり縁遠いところからやってきたため、少し偏見が多分に含まれております。どうかご気分を害さないようお祈りさせていただきます(ごめんね)。ただし、非英語系学部でイギリスの留学を獲得したのが今年はぼくしかおらず、去年以前の方々も詳細なレポートはありませんでしたので、ここで手続きについて残しておいて、後進の皆さんにエールを送るものとします。まさかぼくがこのようなテクニカルな記事を書くことになるとは思いませんでしたが、ぼくは手続き主義は苦手なので、ゆる〜〜く書いていきます。道草を愛せ

※これらは2022年後期Oxfordbrookes大学(以下Brookes)へ留学に行くまでの過程を綴るもので、今後の要件の変更・記載の不備等をはじめとして、本稿を読んで起こした行動について一切責任は取れないので、各自ちゃんと調べてください(特に入国条件はかなり頻繁に変わる)
読めばわかる(手続き進めなさ過ぎて大学から3回くらい尻叩かれてる)ズボラ学生がのうのうと留学の手続きとかテクニカルな記事書いてるからね、全部真に受けたら多分ロクなことにならないかんね

なおこの記事は手順を参照する際にはPCからの閲覧を推奨しています、段落が分かると全体像が見えて読みやすいと思う

とりあえず今回はテクニカルな内容に終始させました。たぶん留学とか雑に考えている人は今後書く記事読んだ方がやる気出るかと思われる(手続きとか外から見たら面倒くさいだけだし。ポイントも読み飛ばしてもらって結構です)、実際に行くことになった人が困らないことを優先しています

【免責事項】

この記事に記載されている情報は2022年時点のもので、IELTSスコアとGPAについての情報は2023年時点のものとなっております。情報は時間の経過とともに変化しますので、必ずしも最新または最も正確な情報を提供しているとは限りません。

情報は個々の状況により異なりますし、ビザ申請の手続きは複雑であるため、この記事を元に行動する前に、最新かつ正確な情報を自ら調査・確認することを強く推奨いたします。

また、この記事を読んで起こったいかなる結果についても、記事の著者は一切の責任を負いません。この記事はあくまで一般的なガイダンスを提供するものであり、具体的なアドバイスや指導を提供するものではありません。

必要に応じて専門家の意見を求めることをお勧めします。


じゃあスタート

【持ち物】


お金(約25万円+寮費+エトセトラ-奨学金)
ないと留学できないらしい 為替レートにより変動

ちなみに完全にタイトル詐欺じゃねえか、というお声がありますでしょうが、私費留学で行くと最大800万円とか掛かるらしいです

関係ないが出国直前にポンド(£の通貨)を少し持っておくと万が一の時に苦労しない

IELTS UKVI Academic6.5以上&Certificate
IELTSとは:英語の試験。イギリス圏に留学に行くにはこれ
Certificate(成績証明書)はCASナンバー発行時PDF形式で必要、要保管(原本をそのまま保管→スキャンしてBrookesに送り付ける)
※6.5は2023年度の派遣のスコアです。最新の情報は「留学のしおり」を参照のこと!自分が派遣されるときは6.0以上だったよ!


注意:IELTS UKVI Academicのみ。他の試験で代用は効かない
※学内選考まではIELTS(無印)でも可だが、結局はUKVIで取らないといけないので、どうせなら最初からUKVI受けない理由がない

通算GPA2.8(以上)
大学の代表として派遣される以上はある程度大学の勉学にもコミットしろということで。政治学科ならFTとか教職とか他学科科目とか取ってない限りまずまず容易と思われる。この辺はぼくの後輩向けの記事群をお読みくださいませ
当然定められた手続きに従った方式での成績照明の提出が必須、そして通算GPA2.8以上であって1回でも2.8以上取っておけばそれで良いわけではない
※これも同様に最新の情報をチェックすること

面接を突破する英語力(スピーキング)
手順6(後述)、学内選考二次を突破するために必要。そもそもIELTSでも必要だけど

有効なパスポート(本人)
これもないとダメなんだってね ニホンノミカタでも槍玉に挙げられてるんよ


CASナンバー
ビザ発行に必要な謎めいた文字列。Brookesから合格が降りてIELTS UKVIのCertificateを送り付けると貰える

ビザ(査証)
これがパスポートに貼られてないとイギリスくん合法的にお国に入れてくれないんだってね(入国自体は出来るかもしれないがそのうち不法滞在になる)
当該プログラムは協定留学(長期)6ヶ月以上なので旧Tier 4 = Student Visaの申請が必要、かなり煩雑な手続きを踏むことになる(手順10を参照)

ラップトップ
各種機関とかにメールしたりお気持ち表明したりするのに非常に有用 お友達とお喋りしたりするの、大学のレポート?とかもこれで書けるんだって すげえよなあ。なあ。

クレジットカード(VISAかmastercard推奨)&デビットカード(どちらでも良いが複数枚推奨)
寮費を払った時銀行振込は通用しませんでした
クレジットは現地で必要、デビットカードは手続きに必要(かなり助けられた)
クレジット決済で上限に達してしまうと支払い手段として当面使えなくなるため、まとまったお金を支払う際はデビットがオススメ

スーツケース
航空会社により規定が異なるので注意。サイズ・重さをよく検討して購入すべし

その他荷物
実は着ておかないと捕まるらしい!意外やね
筆者はGREEN LABEL RELAXINGとヨウジヤマモトがお気に入り

https://store.united-arrows.co.jp/brand/glr/

留学願
大学側に留学をするお気持ち表明に使う 教務委員の教授とお話してハンコをもらってBrookesからのUnconditional Offerのプリントアウトと一緒に教務課へ提出

Unconditional Offer Letter
学内考査(〜手順7)を突破して、出願を適切に行うとBrookesからもらえる。これのプリントアウトを留学願と一緒に教務課に提出

英文の成績証明書
Brookesに出願する際に必要(手順8を参照)

継続履修届(任意)
後期~翌年前期にかけて留学をする場合、通年の科目の履修を翌年後期に持ち越すことができる。留学願と一緒に教務委員の先生からハンコをもらって教務課へ提出
政治学科の場合基礎教養科目(B-3群)等はだいぶコレにお世話になる

誓約書
協会に行かなくてもこれ一枚で誓えるのでお得(国際センターへ提出)ちなみに目白には教会がある

海外渡航届
海外行くぜ!(国際センターへ提出)

派遣留学生登録票
おそらくは留学に行く学生の帳簿の登記に使われる(国際センターへ提出)


【愉快な仲間たち】

ERASMS
向こうのG-port(学内システム)、履修登録(手順9で使用)
G-portと違い鯖落ちしなさそうではあるが残念ながら日本語非対応

ウェブサイト三銃士
ブリティッシュ・カウンシル、UK VISA and Immigration、VFS Globalの総称。彼らは基本的に専用のウェブサイト以外での連絡は煩雑あるいは不可能

ブリティッシュ・カウンシル
IELTS UKVIの実施機関。ここにきて初めて脱日本的なやり方に直面することとなる
ウェブサイト三銃士(ブリティッシュ・カウンシル・UKVI・VFS)の中で最初に当たるボスが故に苦戦を強いられる輩も多いが、まだ話が分かる

UK VISA and Immigration(ビザ)
ビザのオンライン申請フォーム(以下UKVI)。全部適切に打ち込むだけで必要な書類を割り出して提出してくれる&次にやるべきことも教えてくれる(途中あなたは過激派ですか?とか聞かれてちょっとウケる)かなりシステムとして丁寧
この申請を始めた時点でCASナンバーが必要となる(手順10-2)
IHS(健康保険)のウェブサイトに遷移したその瞬間に回答が変えられなくなるので悪ふざけと見落としには注意

VFS Global
ビザ取得時に大使館へ顔写真・指紋・パスポート提出を代行する大使館公認の業者(手順10-4,5)。
ウェブサイト三銃士のラスボス

学内のライバル(Candidates)
奴らは英語と成績でのみ倒すことが許されている

国際センターの職員の皆様・ぼくの家族・友人を始めとする皆様
本当にお世話になりました 多大な感謝をこの場を借りて申し上げます

友人Y
誕プレにあげたDSソフト全部完走するまで口きかない

友人T
マーピーボン(別れのあいさつ)

友人S
メロン美味しく食べな

友人S(1)
家電引き取ってくれてありがとう等

友人K
せっかくパワーは人一倍あるんだから人の話を聞け 他人のポテンシャルをもっと信用しろ ちなみにキャンプの時作ってくれた粗挽きコーヒーでコーヒー克服した ありがとう

友人K(1)
もっと色々語りたかった 前途ある未来に乾杯

友人F
たまにスカイジャズ研顔だしてあげて

友人M
今でもリサイでやったOn a misty night今でも聴いてる

友人M(1)
待ってなね

友人Y(1)
帰ってきたら一緒にサンライズ乗ろ

友人M(2)
勤務地決まったら教えて

先輩H・U
大変お世話になっております CHプロジェクトの発展を陰ながら手伝わせて頂きます

先生S
大変お世話になっております。レッスン完走できてよかったです

後輩ズ
がんばり

銃と病原菌と鉄
永きに渡り人類の進化の過程・様相に多大な影響を与え続けてきた



【ポイント1.物入り&親方日の丸&遅刻に厳しい】

留学に向けて纏まったお金を支払わないといけない機会が何回かありましたが、おそらくビザ取得-手順10(後述)まで優に25万円はかかっています(深刻なタイトル詐欺)。

内訳(だいたい):
IELTS代金 30,000x2
ビザ申請料金 60,000
IHS(イギリスの健康保険) 80,000
VFS(Digital Application Submission) 15,000
VFS(Priority VISA) 40,000
(それぞれの項目については後述)

ドイヒ〜。ここから支出を抑えようとすれば、IELTSは一発で受かれば3万円カット、VFSのDigital Application Submissionは全て自力で提出する書類を見抜ければ1.5万円カット、Priority VISAはビザ取得に20日程度余裕を持つことが出来れば4万円カットになります。それでも16.5万円かかる点と、最低限のサービスでやりくりすることを前提にすると万一遅れたり、失敗した時に取り返しがつかなくなるため、IELTSとDigital Application Submissionを初めとする各種サービスの余裕を切り詰めるのはあまりお勧めしません……(これらは全て後述します)

基本的に物入りなので、必要な方は絶対に奨学金についても調べてください。例えば学習院大学海外留学奨学金では、給付型、年間40万円以内で支援を受けることが出来ます。IELTSについても年2回(各学期1回)までで助成があります。

各種機関は専用のウェブサイトを用意しており、メールや電話での問い合わせ・申請を受け付けていません。(さっき書いたウェブサイト三銃士のことだ!)具体的にはブリティッシュ・カウンシル、UK Visa and Immigration、VFS Globalはそうです。これら相手に予約を取る時は細心の注意を払いましょう。電話一本、メール一通では何もしてくれません。郷に入っては郷に従え。もし遅れたら全部一から予約し直しです。これは原因を作り出したという意味ではぼくが悪いです(自分が基本Done is better than perfect精神の持ち主のため後で細かい修正が効かないシステムと相性が悪い)。ただし本当にリカバリー(追試、リスケジュール等)がないことに留意してください。彼らはみなおそらく「この中で約束に一回も遅れたことがない人だけがこのシステムを作りなさい」と言われて作った人たちの集まりです。ウェブサイト三銃士の中で許されるウォークイン(飛び入り)はビザ申請のVFS Globalへの受け取りのみです。それならウッドベースを4ビートで弾きながら入るウォーキングインは許されますよな!? ←それってあなたの演奏ですよね? あと後ろ前から入るムーンウォークインも、ね

反対に、日本の各種機関(国際センター、大学、保険会社等)とBrookesは問い合わせたら親切に対応してくださるため、「困ったらとりあえずその機関の人に聞く」戦法が通用します。したがって、何か予約のある時は、集合時間の一時間前に現地入りし、スタッフの方に最終入場を聞いておいて、会場付近のカフェないし任意のスポットで時間を潰すと良いです。


【ポイント2.すぐ人に聞く、すぐメールは開く】


間違えた履修登録のやり方(留学の手続きとも言います)は、大多数の人と異なることをする(国社・英米以外)ので、周りに全くと言っていいほど頼れる人がいません(国社・英米以外)。したがって、何かあったらすぐ聞ける人を作っておくのは極めて重要な意味を持ちます。助けを求められる環境を作ってください。自分の前に留学に行った人がいたらコンタクトを取りましょう。2023年度以降直近で、Oxfordbrookes大学ならぼくです。こんにちは!こーんにーちはー!!
また、Brookesや国際センターから来たメールはその瞬間に目を通してください。ヤバいのが来てる場合が多々あります。これがないとビザ(こいつがないと入国出来ない)申請できない、これがないと学内に書類出せない、とか言うのが平気でメールでどんどん飛んできます(ぼくはこれを平然と放置して大変なことになりました)。最初は英文を読むのが頭が痛いかもしれませんが、億劫でも手続きをやらないよか100倍マシなのでさっさとDeepLにメール本文を突っ込んでください。ベストな解決策ではありませんが、それより最悪ではありません。最悪の選択肢を取らないことが重要です。ただし留学先で同じことをやってはいけません。

あと、これらの手順は、特に手続きですが、自分からタスクを確認しないといけません。気が付いたら何かしらの締め切りがギリギリになっていることはよく起こり得ます。ぼくは起こした


【手順】

どうやらこれを見て再現とかするといい感じに留学できてると思いますけど、責任とかとりませんけーど。わかってんだろペイス

K殼がなぜKから始まるのか、それより内側があるか分かっていなかったからだそうですが、同様に手順1を書いた時にそれより前があるとは思っていませんでした。難しい!ここまで来るのに想像以上に道のりが長かったようです。配慮が足りませんでした、誰ひとり取り残さないように一から、いいえゼロから、いいえマイナスから書かせていただきます。がんばるど(おやおや……)


(フェーズ0.学習院大学に入る)

【手順-2.命を得る(ただし、人として)】
残念ながら2022年現在、亡者の募集はないようです😢また来世にご応募下さいませ👶

このサイト見てたら存外人間→人間への転生は難しいらしくて鬱になっちゃいました。現世を謳歌しよう!

【手順-1.学習院大学の学生になる】
実は、学習院大学の協定留学プログラムって、学習院大学の学生じゃないとダメらしいです。意外ですね!募集要項はこちら:

一般的には18歳かそれ以上の年齢で、中等教育を修めていると望ましいようです。詳しくは学習院大学公式のご確認ください。

【手順0.大学の勉強を真面目にやる】

さてここからこの記事をお読みになっているうち、この記事が本当に必要である方々の大部分が読むべき章になってきました。2022年現在、イギリスへの協定留学に必要な通算GPA要件は概ね3.0です(詳しくは留学の手引きを参照)。確か最低がBrookesの2.8だったので、これを下回ると非協定留学での道のり(もしくは他国への留学)を辿ることとなります。少なくとも政治学科生の勉強法については常々他の記事に書いていますので参照してください。現時点でGPAが3.0を切っている方は、死ぬ気で勉強してください。2.0を切っている場合はそもそも国際センター側の出願要件を満たせませんから、今期の協定留学は残念ですがお諦めください。(非協定留学でしたら確かGPA不問の斡旋があったと思います)

(追記)GPAが要件に満たない場合、大学入学から時期が浅いほど挽回の余地があります。

例えば一年生のAさんは、GPA2.5を取ったとします。大学一年の前期時点なら、データは一つしかありませんから、次期でGPA3.5さえ取ってしまえば、(2.5+3.5)/2=3.0で、GPA3.0は十分に満たせるわけです。

ここに二年生のBさんを用意します。GPAを2.7→2.2→2.6と取ったとします。通算GPAは同じ(2.7+2.2+2.6)/3=2.5ですが、次期に、Aさん同様次期に3.5を獲得したとしても、通算GPAは(2.7+2.2+2.6+3.5)/4=2.75となります。

なお、政治学科は大多数が半期の講義のため、半年単位でリカバリーが効きます。



フェーズ1.留学を検討する

終電…行っちゃったねほな留学いこか♪国際線なら終電より遅いし

留学に行った方がいいひと…見聞を広めたい、言語の壁を超えたい
留学に行かない方がいいひと…地域社会ないし都合のいい情報のフィルターバブルに溺れて死にたい


【手順1.国際センターを訪れる】

(出国まで:n年)

非常に簡単ですが極めて重要なステップです。ぼくは最初の動機は「留学、よく知らんけど外国行きたいよなあ」くらいの緩さでいいと思っているので、動機はともかく、とりあえず中央教育研究棟2階に行きましょう。

そして留学に行きたい旨を局員の方に伝えます。すると、大学内で用意している留学の種類を紹介してくれると思います。また、過去の留学経験者が留学レポートを資料として残していますので、併せて参照してください。そこで『留学の手引き』というパンフレットがありますから、これはまず手にとってください。これを見つつ留学の意志を固めましょう。気になる大学は先述のレポート資料を手に取って、具体的な感想を参照してください。帰国する迄にぼくもこれを書いて、その内容はファイルに収納されるつもりです。

留学の手引きは留学先やら流れやら出願日やら重要な情報が十分に記載されているため一部は貰っておいてください

これです^_^♪


【手順2.留学先を決める】

(出国まで:n年)

留学先の情報を公開している大学公式のウェブサイトに加え、先述した体験談、さらには留学経験者から直接話を聴く、留学フェアの参加等、様々な回路がありますが、国際センターにある留学の体験談が最もアクセスしやすいかと思われます。大学の雰囲気も加味すべき材料ですので、並行して大学の名前でいったんググってみるなども良い方法でしょう。あとは周辺地域のお店のインスタを手当り次第にフォローしたり、YoutubeでWalkthrough動画を見たりアレコレするとモチベーションになります。あと国際センターに通っていると、運が良ければBrookesからの留学生にあたることがあります(低確率)。

以上は留学をなんとなく考えている人たちがやるべきことです。フェーズ2からイギリスへ留学を志望する人に限って話をします。



フェーズ2.校内のライバルを蹴散らす(学内選考)

ここが最も勉強を要求されるパートです。がんばれ!


【手順3.英語を勉強する&IELTS(UKVI)を受験】

(出国まで:1.5年目安)

留学の出願は年2回しかありません。そして、学内の出願までに語学要件を満たす必要があります。IELTS(UKVI academicを受けてください。ご予約はこちら、概ね1週間前までに予約しておくとよい:

https://ieltsukviregistration.britishcouncil.org/testchooser

【まとめ】
・英語の4技能テスト(Reading・Listening・Writing・Speaking)
・受験方法:Paper-Based(紙)とComputer-Delivered(パソコン)の二種類、確かパソコン版の方は結構な頻度があるが、紙版は月数回程度(週末)
・受験料:29400円(たっか
・当日の持参物:パスポートと筆記具・消しゴム・ラベルなしの水ボトル
・スコアは9.0を満点としてから0.5刻み、4技能の平均を取ってOA(Overall…総合)スコアが算出される(詳しくは下記リンク)
BrookesはOA6.0(各パート5.5以上)が必要
https://ieltsjp.com/japan/about/about-ielts/ielts-band-scores
IELTS UKVI Academicを受験すること。試験対策はIELTS Academicと変わらないが手続き上絶対にUKVI Academicでなければならない
・Certificate(成績証明書)は後日郵送で自宅に届く。早めにスキャンしてpdfファイルにしておくとよい、後述

この時点でパスポートが必要です。ない人は発行してください(そういえば試験日にパスポート失くして死ぬかと思ったなぁ)。なんで英語の試験一個にパスポートの原本要求されないといけないんだ
当日はパスポートと同じサインを求められます。

イギリス圏の大学群だとIELTS6.0~6.5が必要です(大学により異なる)。Brookesの出願はOA6.0で各パート5.5以上で、0.5程度ならば足りなくとも学内選考に出願は出来ますが、その分選考に受かる可能性は下がってしまうので、大学を選びたい、もしくは確実に留学に行きたいなら確実にそのスコアは取ってください。あと、留学先大学への出願時までには当然要求されたスコアを持っておく必要があります。目安ですが、初見でOA5.5取れたら、非英語クラスタならラッキーです(テキトー)。

ちなみに、IELTSの試験終了後からスコアが届くのはコンピューター版で3~5日、紙版で13日です。幸い、学習院大学側の締切は少し待ってもらえるので心拍数がべらぼうに上がるだけで済むのですが(国際センターの皆さんに多大なご迷惑をおかけすることになるためやめましょう)、学習院大学側からの条件付き合格を貰ったあとの、Brookes側の締切には間に合わないと留学取り消しなんていう大変なことになりかねないので本当にお気をつけください。負の歴史を残すことになる。なお、Certificate(成績表)が後日郵送されますが、後々CASナンバーの発行に必要になるので大事に取っておいてください。失くしても詰みませんが数日の手間と1000円ちょいがかかります。

しかし振り返ってみればIELTSで所定のスコア取れないとやっていけない実感が手続きの時点で既にあった


受験料、個人的に滅茶苦茶だなぁと思っているのですが、大学には語学試験の助成があるので、それを適用したり、模擬試験もあるようですので、是非活用してください。毎回受験の度にリゾートホテルのプールで泳ぐ夢が消えていくと考えてみると、「逆マッチ売りの少女」みたいで最悪な気分になれます。ぼくはこれを脳裏に浮かべて絶対にスコア取るぞと勉強していました。(※筆者は試験会場を神楽坂と飯田橋で間違えて3万円をおじゃんにしたことがある 絶対に間違えるな!

それぞれ試験の様式は決まっていますので、ウェブサイトを参照してください。当然、現在のスコアにより目標スコア達成までの道のりが変わってくるですが、5.5なければまずは基礎からやると良いと言われています(基礎を飛ばしてIELTSの勉強を始めると、英語の勉強自体が苦痛になる場合があります)。それ以降はIELTSに特化した対策が必要です。

勉強法については割愛しますが、学内のIELTS対策講座は他に比べて試験本部が運営しており信ぴょう性が高く、受講料もほかに比べてかなり割安だった記憶があるので確認するといいです(もしくはFTのアカデミック・イングリッシュを受講)。ちなみにぼくは締め切りが近くなってのっぴきならなくなった(IELTS講座もその時期は開講していなかった)結果、Twitterで見かけた知らないIELTSガチ勢のお姉さんに頼んで個別指導してもらいました。全くもって訳が分からんがたった3週間でスコアは1.0(英検で言えば級1つ上がるレベル)伸びた。なんで?(この場を借りて例のお姉さんには多大な感謝を申し上げます

一つだけアドバイスするならば、どういったスキルが必要か見分けて、誠実に時間を割いてください。痛み無くして得るもの無し

【手順4.学内選考へ出願】

(出国まで:およそ1年 ※留学の手引きに記載)

年2回しかチャンスがないので期限には慎重に。オンラインフォーム(出願する意思を国際センター宛に表明するとなんやかんやで教えてくれる)に必要書類(IELTSのCertificate(pdf推奨)、GPA画面のスクリーンショット、志望理由書とか必要だった気がする)を揃えて提出してください。GPAとIELTSはどうしようもないのでスコアを取ってください。志望理由は今までの学問に関係して、今語れることを誠実に書きましょう(記憶だと1000文字)。日本語で1000文字で、自分の文脈で話が出来るわけですからそれくらい推敲してください、というかこの程度も書けないなら何をしても話にならないです(後々面接でも志望理由は聞かれるので、丸暗記ではなくエピソードの大枠から組みましょう)。学内審査は手順4~7までです。実質的に5.書類審査、6.面接の二段階となります。

ちなみに、過去に政治学科の学生で国際センターのボランティアを積極的に努めたことによる功績が評価されてエディンバラ大学への派遣が内定した先輩がいるそうです。英語力向上の意味でも時間に余裕があれば国際センターのボランティア応募は検討に入れていいのかも

なお、出願した後で志望大学を変えることは出来ないためよく吟味してください。

【手順5.学内一次選考:書類審査】

適切な書類を用意し提出したら、素振りで祈りましょう。

留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留年内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)留学内定した!(素振り)オイショ!オイショ!オイショ!オイショ!今月はねぇ!!一日からね!!飛ばしていきますよぉ!!いいっすか!!!


【手順6.学内二次選考:面接】

幸いにして一次審査を通過すると今度は面接です。ここで初めて受験者の顔ぶれが明らかになります。英米と国社しかいねーじゃねーか!!
ちょっと脱線しますが、英語圏への留学なので、それは英語を使うことを是として、それらの教育を叩きこまれてきた彼らがここにいるのはむしろ順当そのものであり、むしろ英語力なぞオマケのように扱われている我々の方が異物混入している感覚の方が近しいです。ここに書くことではありませんが、もし最初の条件に完全に合致する方がいらっしゃいましたら、その時は英語系の学科の人を全員蹴散らす勢いで英語をやってください。彼らは専攻として英語を勉強しています(そしてここからは聞いた話でしかないのですが、彼らの中でも優秀な層が協定留学に出願するそうです)。やるべきことは一つ:

た た か え


面接そのものは日本語と英語両方使いました(僕の場合)、流石に最低限のことは英語で言えた方がいいです(自己紹介・志望動機等)。個人の所感ですが、かなり思考力を問われる質問をされる(自分が聞かれたのは留学のデメリットだった)のと、一人当たりに割り振られる回答数・持ち時間はともに少ないので、対策には困るのですが、普段からアウトプットの練習をしておくことと、英語のスピーキングを重点として、やりようはあるのでしょう。

【手順7.学内内定】

(出国まで:9カ月とかそのへん)

国際センターからメールで最終的な合格発表が来ます。XX大学への派遣をウンタラカンタラ的な記載があれば合格です!おめでとうございます。ここまで来るとほぼ留学に行けるなという確信と、それによるお祝いの雰囲気が瀰漫してきます。ヤッタネー ヤッタネー リュウガク ニイケルヨ イェイ!

この時点で勉強を要求されるフェーズが終わります。ただしBrookesへの出願時点でGPAが2.8を切った時はどうなるのか分からないので大学の勉強はそれなりにやっておいてください。自由な履修?学問にGPAは毒?なら潜って受けろ

そういえばですが、IELTSがちょっと足りないまま出願して条件付き合格を貰った場合、手順8.Brookesへの出願締め切りの日までに要求されたスコア(OA6.0・各パート5.5以上)を獲得しておく必要があります。これは締め切り厳守(ミスると留学が消える)ちなみにGPAも一緒(なおGPA・IELTS不足状態で合格が出るかは知らない)


実はこの辺で「走れメロス」の文字数を超えました。メロスって読みやすいんだね

なおこの時点で読者がBrookesに行くことが半分確定した人に限られます。検討中の人も参考程度に読むことは出来るが推奨はあまりしない、面白くもないし面倒くさくなりますよ



フェーズ3.Brookesへ出願~出国前日

ついに合格が決まり、後は手続きのみを残すこととなりました。しかし、まだ道半ばです。手続きは想像以上に重い。

この辺からBrookesからメールが来ることがありますが、今後書かれている順番を気にせず、とりあえず目を通してください。すぐ登録したり返信しないといけないメールがどんどん来ます。

【手順8.Brookesへ出願】

(出国まで:半年ないくらい)
そうこうしているとBrookesが自分のメアドを嗅ぎ付けて(クンカクンカ…ww)オンライン出願フォームのメールをよこしてきます。出願と言っても予定調和なので適切にフォーム入力さえすればおそらくは大丈夫です。IELTSスコアも取ったしGPAもあるし あと英文の成績証明書が必要(中央教育研究棟1F自動発券機にて発行→スキャンしてPDFにして提出)

【手順9.オンライン履修登録 on ERASMS】

(出国まで:4カ月)
履修登録をします。英語で

ここに記載のある授業(module)を秋学期・春学期で4つずつピックアップします。履修登録のフォームはメールで送られてくるので見逃さないように(間違ってたら訂正しろとメールが来るのでとりあえず提出するのが大事)


【手順10.ビザを取る】

この辺からぼくがとった順番が正しいものか非常に怪しいのでこれ以降の手順は茶を濁すことにします(つまり手順10~14までは順不同)。ビザ取得は早いに越したことはないので、この辺の段階になった時点で即刻確認をした方がいいです。

ビザを獲得した時点で渡航日がかなり確実に決まるので、その後のプロセスを滞りなく進めることができます(反面教師)。

【手順10-1.IELTS CertificateをBrookesに投げ込む】
前に受けたIELTSの成績証明書をスキャンしてPDFにして、そのままBrookesへ送り付けましょう。オンラインのスクリーンショットは受け付けてくれないです

We URGENTLY need(Brookes国際センターお怒りのメール(本当にごめんなさい))

成績証明書の紙媒体を持っていない(失くした)場合、ブリティッシュ・カウンシル宛にIELTS Certificate再発行の依頼をしてください。

CertificateをBrookes宛に投げ込むと、そのうちメールでCASナンバーが届きます。

【手順10-2.ビザの申請をする…その前に】
(出国まで:6カ月~4週間前)
※最低でも全てのプロセスを出国4週間前には終えておくべき(反面教師)

!注意!
ここから先は間違えると修正が難しい局面に入ります。入力の内容には細心の注意を払うこと

その前に!!
・有効なパスポート
・CASナンバー
&いろいろ書いてるメール
がないとこの先には進めません。手続きをして待っている最中であれば、先に寮の手続きでも進めておいてください。手続きが未了ならまずこれらの発行を行ってください。ビザ申請はいったん却下されてしまうと再申請の手続きはかなり煩雑になるようです(要出典)。

【手順10-3. ビザ申請(vs. UKVI)】

ここから申請しましょう。Save and Continueさえ押せば何回でも訂正が効きますが、IHS(イギリスの健康保険)のページに進むと回答が固定されるため注意
回答がロックされた後入力ミスが発覚したらば涙を呑んでキャンセル→再申請するしかないです 一旦内容を決めるとテコでも動かないのがイギリスクオリティ

これは一般化して書くと良くないかもしれませんが、ぼくの場合に限っては
・滞在歴(≒過去のパスポート)
・留学先で受ける教育のレベル(CASと同梱)
・CASナンバー
・BRP(Biometric Residence Permit…滞在証明くん)を向こうで回収する場所の指定(CASと同梱、それをコピペ 今年と同じはずならHeadington Campusの棟のはず)
は別途必要でした(パスポート等どこでも使っているものは別として)。

だいたいCASナンバーのメールに記載があるので、それを参考にしたり転記したりしてください。CASナンバー記載のメール鬼大事よ

13万円くらいボンと払ってやったぜ、でもな、Applyならタダでもやるぜ?(値段交渉)最初の方に書きましたがIHSと申請料でそれくらい食います
ちなみにVFS GLOBALと並びコイツも連絡を受け付けないウェブサイト三銃士であるが手続き自体は単純明快なのでそれほど迷わないと思われる(謎の概念を提示されてもぜんぶ説明してくれるかCASナンバー記載のメールに記載がある。丁寧)

【手順10-4 指紋・顔写真採取(vs. VFS GLOBAL)】
これらが全て終わると、ビザ申請のページからVFS Globalに転移して要求された書類のアップロードと、指紋・顔写真採取の予約を行います。

ここのオプションサービス(有料)ですが、オンラインチェックはオススメしておきます。加えて時間がないならばPriority Visaもお忘れなく

オンラインチェックを付けると、ビザ申請の種類によってアップロードすべき書類を割り出してくれます。基本VFS Globalは何をすべきか指示してくれないので付けておくべき(でもこの記事見たら必要ないんじゃ?

Priority Visa(お急ぎ便)は、ビザ発行までの時間をかなり短縮してくれます。Standard Visa(通常配送)なら3〜4週間かかるところを1〜2週間に短縮してくれる優れもの。だいたいビザは通常配送なら2か月前くらいから申請を考えておくと上手く行きます、4万円節約できるよ

で、サービスをつけつつ外しつつ、アポイントメントを結びつけたらば次は書類のアップロードです。予約日の24時間以内に手順10-3(UKVI)の終わりに発行される書類くんを読んで必要な書類をアップロードしてください(1敗)精々CASナンバーと過去のパスポート上げとくくらいだと思われる(要確認)現在のパスポートは原本を会場に持っていくのでいらないです 万一アップロードと予約すっぽかしたらビザ含めて一から(つまり10-3から)申請やり直してください。血も涙もないです。全然We are happy to helpじゃないです。

'world-class experience' ホントか?

というか、基本的にVFS Globalのウェブサイトは本当に難解(何をしたらいいのか明示してくれない上関係のない記載が非常に多い)なので、質問攻めにする勢いでオンラインチェックのサービスを使い倒した方がいいです。ウェブミーティング終わった後もメール送っていいようで、不安要素は全て聞きましょう。全部聞く。


VFS GLOBALはメールや電話・フィードバック等の方法では一切やりとりすることができません。不可能です。
下に紹介するReddit掲示板で5回ほど同じ内容をフィードバックにて提出するも何の返事も来なかったとの報告あり

こいつがウェブサイト三銃士(IELTS・UKVI・VFS)の中でも最大に厄介なのは、やりとりを許さないくせに難解なことに尽きます。したがって、自信がなければ相談できる窓口(オンラインチェック)はかなりオススメしているわけです。

予約日には、チェックリスト・Appointment Confirmation・パスポート原本が必要です。これらをもってデスクに叩きつけましょう。予約時間の15分前~30分後までにビザ申請センターのドアを叩きましょう(JR新橋駅徒歩15分)。パスポートは持っていかれますので、必要であれば写真撮っておくなりメモを残しておいてください。(brookesへの出願の時点でパスポートの写真提出してるはずだが……)

※当日気を付けることリスト
指定された時間15分前に行く(ただし15分より前に着いても入れてくれない)、到着予定時刻をあまりに過ぎてしまうと無効になってしまうため注意だが、多少遅れても諦めず行く
・ついたらインターホンのボタンを押す
まず間違いなく手ぶらではない(手ぶらで来たら何か足りないと思え)
・荷物検査がある。危ない物マニアの人と実際に危ない人は注意
・だいたい30分~1時間入室→退室でかかる(混みあっている場合待ち時間も追加)
本人のみ入室可(代理で提出はできない。指紋取るからね)
・機内持ち込みできない大きい荷物は持ち込めない(コインロッカーもしくはecbo cloak等手荷物お預けサービスを利用)
・全部終わった後にもらえる控えはパスポート回収のために必須なので失くさない(失くしたら身分証のコピーと控えを失くした旨を一筆書いて署名したものを持っていく)
・(おそらくはもっといろんなルールが待ち受けている)

https://www.reddit.com/r/ukvisa/comments/pkzmwv/screaming_thread_for_people_who_hate_vfs_global/

参考:VFS Globalアンチ叫びの壺スレ

【10-5.パスポート回収】
唯一許される飛び入り(ウォークイン)です。やったー!!こちらも本人のみ、控えを忘れないこと
Standardだと回収は8時〜10時じゃないとダメなので注意(2022.9月時点)。Priorityなら14時までです

なお、郵送サービスをご利用の場合はあなたが指定した住所に届きます。いずれにせよ、回収したパスポートを開いてビザくんが煌めいていたら成功!やった~!!

ウイニングランの音楽

【手順11.学内の書類全部出す】

教務課へ:留学願・継続履修願
国際センターへ:派遣学生登録票・誓約書・海外渡航届
お世話になった人へ:謝意の旨伝える何か
保証人のハンコが必要な場合がある。保証人がいる人は注意、いなければその旨届ければおそらく大丈夫
たぶんこの辺りにはBrookesからのUnconditional Offer Letterをゲットしているはずなので、留学願にはそれを添付すること

手順11-1.教務委員の先生と面談
留学願・継続履修願は教務委員の先生と面談してハンコをもらう
(法学部共同研究室を訪問→教務委員の先生のメアドを聞く→会える日を調整)

【手順11-2.提出】
Submission Completed────────
ぼくは国際センター宛の書類を出発当日に全部まとめて出しに行った(大富豪のあがり方か?)
センター中の失笑を買いました、フン、おもしれーヤツ(この場を借りてお詫び申し上げます。)

【手順12:OSSMA(安否確認サービス)に加入】

国際センターが紹介してくれる。不定期にメールが来て、添付されているURLを開いてワンタップで安否報告。これをサボっていると何か重大な事件に巻き込まれた扱いになるので注意

【手順13:保険に加入】

国際センターが紹介してくれる(東京海上日動)。向こうで病院にかかったり、災害に巻き込まれたときにお金を肩代わりしてくれる。

【手順14:寮に連絡】

Brookesがメールを寄こしてくるのですぐ連絡&オンライン入寮手続き。結構寮により性質が異なるためキチンと読むこと(キャンパスからの距離、入寮できる年齢、運営元等が違う)

【手順15:航空券を買う】

予約は早いほど安上がりなので、コース開始日が判明した時点でその少し前の航空便を押さえておくと良いでしょう。ただしビザ取得は本当に時間に余裕をもってやってください。ビザ、XX日に来るだろ、大丈夫や!と思っていると落とし穴にはまります。ぼくはこれでフライトを延期する羽目になりました。バカ

スーツケースのサイズと、経由先の滞在がビザが必要ないことくらいは確認しておきましょう。あと羽田と成田を間違えるな、不安な人はターミナル到着からフライトまで4時間以上のバッファを用意しましょう。
ちなみに羽田は全て第3ターミナルなのに対し成田の第3ターミナルは韓国・シンガポール等近所or南アジア便のみのためほぼあり得ない、ターミナル番号を覚えておくと割と識別できる(例外があれば注意)

【手順16.お世話になった人に挨拶】

この場を借りて御礼申し上げます。
親しい友達、恋人、家族、先生等貴方の大事な人に会っておきましょう

【手順17.荷造り】

服とか貴重品とかアダプター等諸々。この辺参考になります
手荷物として持ち込める最大のサイズと、重量は航空会社により異なりますので、まずはそれを調べてください。

パックマンのパッキング、パックング←パックマンのクッキングパッドはパッキングクッドてこと?←なに?

【預け手荷物に入れといた方がいいもの】
・衣類
・現地で使う常備薬
・お土産&ウノ(着いた時の寮のフラットメイトとの交流に使える)
・ランドリーバッグ
・ハンガー
❌モバイルバッテリー・リチウム電池
❌危ないもの
❌ボムへい

【携行すべきもの】
・パスポート(ビザはもう降りましたか?)
・航空券(出国-手順18までに発行)
・財布
&クレカ
・暇つぶし(ひつまぶしでは、ないよ?笑)
・ACアダプターと変換器(多分BFタイプ、使うデバイス数+1個持ってけ)
・上着1着(機内が寒いと詰むが、多すぎると席のスペースを圧迫する)
・その他日用品(ティッシュ・常備薬・衛生用品等)
・パソコン(不安な場合)

ひつまぶし書いたことで急に鰻食べたくなってきた
(手遅れ)

ご飯、お水は機内食でけっこう配ってくれるので心配ないと思われます
あと暇つぶしはけっこう重要

フェーズ3.5.下宿先を引き払う(一人暮らしのみ)

これにはいくつかのやり方がありますが、割と時間とマンパワーが必要です。下宿のサイズとものの数による

【手順A.契約終了の通知を出す】
大家の指示に従ってください(こればっかりはどうしようもない)

【手順B.ものを実家へ送る/捨てる】
ぼくの場合近所に質屋があったため、そこに衣類、食器、祖国、恩、油、喧嘩などを売りました♪

質屋さんには非常にお世話になりました。
なお、粗大ゴミは処分の方法が特殊であるため調べること、粗大ゴミ処分の出張業者を使う場合には徹底的に値段交渉を行うこと。友人がいる場合はそちらに手伝ってもらうとよい

粗大ゴミは解体できる場合行った方がよい、なおマキシマリスト(ミニマリストの反対)は友達の力を積極的に借りよう!友達はソイツの家に眠ってるお宝を掘りだせー!

【手順C.色んなものの解約】
物のサブスク、インフラ(電気水道ガスインターネット回線)等
ぼくは出国に間に合わず着いた先のヒースロー空港で日本の業者宛てに電話を掛けました。立ち合い必要だったら詰んでた、危ねぇ~


フェーズ4.出国当日

さよなら

【手順18.チェックイン&出国】

羽田or成田は絶対に間違えないように。遅くとも3時間前にチェックインは済ませておくようにホテルのスタッフさんに言われました。目白のホテル出発時点で3時間前間に合わないの確定してて草です

なお、起点が違えば話も違うのですが、目白駅を出発点とした場合には、羽田空港(東京)であれば京急線(エアポート快特)、成田空港(千葉)であれば京成スカイアクセス線が早いし安いです。ただ東京モノレールは湾岸部の展望が好きなので乗っちゃうブルジョワなんですジョワ(貴族の語尾)

一般的に、航空会社の皆さんは2時間前のチェックインを推奨されているようです(搭乗手続き締切は1時間前目安)というか不測の事態に備えて早めに行くのに越したことはないですね、便を逃した時の痛手が国内線の比ではない

チェックインを済ませると持ち込む手荷物は回収されてしまうので、チェックインまでに手荷物の重量確認と整理は済ませておきましょう

その後は保安検査を通過し軽い出国への検査を受けて(自動改札機)、パスポートを見せて、航空機に乗り込みます。ちなみに密閉していない飲み物は持ち込めないらしい、ぼくは泣きながらタリーズで買ったミルクを保安検査場で啜った うっうっ ズルズル(SLURP LIKE A BOSS)

機内ではビーフorチキン、聞かれますので!ちなみにチキンを頼んだら日本食っぽいの来た(もちろんその日のメニューによる)
あと直行便でも12時間なのでかなり長いフライトを想定しましょう、この段階まで来てたらもうあとは耐えるだけですが


フェーズ5.到着後

BRPを回収した時点でタイマーストップです

【手順19.入国】

入国審査です。
我々は学習院大学という最高学府から選ばれた選りすぐりの学生なので、その自覚をもって入国審査官相手に九九をお見舞いしてやりましょう(やらないでね)。なんでも今度は割り算に挑戦するって話じゃ!

入国審査で舐められると、正しく入国できない可能性があります(大嘘)
だから、男塾を履修しておく必要があったんですね(大嘘)

ですが残念、我々はeGateという自動改札機に通されるので九九を発表する機会はないです、非常に遺憾です このために夜なべしたのに!

なおeGateを使うと押捺は行われないので記念にスタンプ欲しいとかちゃんと審査されてる感が欲しい等の人は有人改札に並びましょう。結構並んでるけど あと何かしら行政で手続き受ける場合も押捺があった方が良いそう

ちなみにここのパートは到着先のヒースロー空港で書いているんですがイギリス着いて初っ端コーヒー屋で男塾とRTAを見るヤバいオタクになっております♪こんなことする必要一ミリもないのに。こんなギャグ誰も受けないってわかってるのに。それでもやめられないのね。
eGateについて詳しくはこちら:

長々とした手続きと付随して緊張感があるかなぁと思っていたのですが、あっさり通れて放逐されたのでのれんに腕押しでした。後はCitymapper(Y!乗り換えのイギリス版)でも使って町にとっとこ出てください。だいたいヒースロー空港→ロンドン街中まで1時間とちょっとです

キングス・クロス駅

ちなみに街中だとスリに遭う危険性もあるため、財布はカバンの奥底に隠しておきましょう。対策はそれぞれですがぼくは盗まれてもいい財布を買いました(閉店セールで半額だった!ラッキー)

【手順20.登校・入寮&BRP回収】

やること:
・Online Enrollmentの入力
・BRP回収
・Brookesでのメアドにサインイン&履修をGoogleカレンダーに登記してもらう
・(寮生活の準備:特に衛生用品は早くそろえた方がいい)

どうにかして(ロンドンからなら多分GWR)Oxfordにたどり着いた後は、学校&寮へ着いて、Online Enrollment(メールで来る、Brookesへのチェックインみたいなやつ)の完了とBRPを回収に行きましょう。目安は1週間です、急げ!というか着いたその日にやるべき
ちなみに入寮は寮によるため何も言えない、receptionはいつ開いているかは最低限確認すべき
※BRPの回収場所指定についてはビザ申請(手順10-3)で行っているはず

BRPはJOHN HENRY BROOKES BUILDING(SIR KENNETH WHEARE HALLを突っ切ってデカいカフェテリアのある棟へ)のFirst Floor(つまり2階)に上がってココです。パスポートの持参を忘れずに

あとはBrookesの学内アドレスにサインイン&履修を教務課的なところに投げ込みGoogleカレンダーに登記してもらえば完了、授業を受けに行きましょう タイマーストップです

ちなみにBrookesは基本的に超手厚いので適当なスタッフに用事を伝えると大体案内してくれます、オンラインサポートもしかるべき場所にメールを送れば大丈夫(しかも催促までしてくれる)かなり優しい

手順21.もし終わらなかったら
手順20がもし正しく終わらなかった場合に、ぼくが遭った災難と共に対策をお送りします。FAQ的なやつですわ、It'a true FAQ wolrd.

1.BRPがまだ来ていない
→isct宛てに数日おきに確認のメールを送ってください。

2.授業がGoogleカレンダー等に登録されてない
→向こうの留学センター宛てにメールを送りましょう。教務課に送っても履修の制度が違うようで対応してくれません……

あとはSIMカード購入、身の回りの生活用品の購入(特に衛生用品)は欠かせないと思われる(EEがオススメ、4G帯が広いので)
あとはWhatsapp、Snaspchat、Trainpalとかその辺のアプリは入れておくと役に立つ

グッドラック

書く方も読む方(なんなら実行する方)も大変だったかと思います、お互いお疲れ様でした。多分この時期の記事なので留学をご検討されている方々にもダイレクトに届くものかと思います
見てきた通りぼくは非常にズンドコな手続きを踏んできたので、皆さんにはよりスムーズ&スマートに手続きを進めていってもらいたいものです
この記事がBrookesへ協定留学行こうとしているor行くことになった人の助けになれば幸いです
それではさようなら〜

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