地方へ移住するために

ちょうど1年前。私は地方に移住した。

さて、今までの経験を振り返ろう、第31話。
移住するための転職活動について書いていこうと思う。

2013年3月。私が一ヶ月休職して復帰した年。
地元に帰りたい〜帰りたい〜としょっちゅう言っていた私に、地方でディレクターを募集しているという話を友人から聞いた。この友人とは実はプログラマ時代に一緒に仕事をいていた仲間である。いわゆる腐れ縁。

上京して丸3年。そろそろ地方に戻ろうと思っていた私に朗報だった。
とりあえず話を聞いてみよう。地方の市場も知りたい。どんな人材が必要なのかとかも。

ちょうどその募集していた会社の社長さんが東京にきてくれたので、それに合わせて一度お話を聞くことに。

思っていたとおり、ディレクターという職種はあまり知られていないし、デザイナーが基本ディレクションもしている。でもここの会社に限ってはディレクターを必要としている。というのが私の中で求めている会社に近いと感じた。

この面接のあと、私が社長さんに私の第一印象はどうだったかという質問を投げてみた。

会社の舵取りが経営者だとしたら、プロジェクトの舵取りはディレクターだと思っています。お客さんと制作者の間に入って、しっかりと役割がこなせる人だと感じました。

私もディレクターってこういう役割だと感じていたし、ぜひ来てくれと言われたので、とりあえず今度帰ったら一度会社のメンバーと会ってみようと。
その間に他の会社のことも調べてみた。だがしかし、やっぱりディレクターってないんですよね。どこもかしこも、いわゆる昔からいう

「webデザイナー」=デザインもコーディングもディレクションもできる人

を募集していた。

地方ってどこもそうなんだろうか?
完全分業制が進んでいる東京と分業されていない地方の違い。なぜこんなにも違うのか。そんな気持ちをモヤモヤさせながら、転職活動を少しずつ進めたのである。

そういえば、地方ってどこか記載してませんが、気になりますか?
最近移住はよく聞きますし、そろそろ私の所在を明らかにしようかなと思っています。たぶん(笑)

#webディレクター

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