なるはや対応、なるはや修正。
上期が過ぎて暇になりました。やっと落ち着いた日々を送っています。
もちろんモヤモヤはありますが。
今までの経験を振り返ろう、第46話。
「これ、なるはやで」
って言われることが多くなりました。「なるはや」って言葉を流行らした人はだれなんだか。web業界だけなのか、「なるはやで」と言われることが多くなった気がします。
紙媒体と違って、webはすぐ反映できるからか、
「テキストなんてすぐ変えられるよね」
「写真差し替えるだけだし」
「すぐ」とか「●●だけ」とかよく使われる。
最近は「サーバーにピューーーーーーってあげるだけだもんね」とか言われると若干ムッとすることがある。だってそれをするのはあなたじゃないですよね?と。
サーバーにアップするときだって結構細心の注意を払ってアップしている。更新ならバックアップとるし、システムがからんでいればファイルアップだけじゃなくて、テンプレートを変更するという作業だって発生する。
そういう「すぐできる」というwebの間違った概念がクライアントの中で認識されていると、
「いつできるの?」「まだ?」
のケツ叩きが半端ない。私の体は一つしかないわけで、5人くらいのクライアントがそう言われると、「はいはい、順番順番。」と思ってしまう。1つのクライアントにつき、ベッタリついているわけではないので、クライアントが思っている「なるはや対応」はなかなか難しい。
ちなみに私は、ザ・なんでもやなので「なるはや対応」は制作会社に依頼するより早い自信はある。
もちろん、なるはや対応をしてくれる制作会社もいらっしゃいます。
クライアントからすればすぐ対応できる制作者がいるとやはり評価は高い。
が、結果、そればっかりが毎日のように怒涛に流れきて、毎日なるはや修正で終わってしまうことが多々ある。
そもそもディレクターだった私ですが、この「なるはや」という言葉でHTMLの修正が多くなってしまった。
まぁバイトだからそれでもいっか。と割り切って毎日を過ごした。
新規の企画提案が必要なものはバイトの私にはこないので、横目でチラリと見ることだけにした。
今までバリバリそういうをやっていただけに、羨ましいとは思ったけれど、それまでやってしまうと給与と業務のバランスが合わないので、あくまでルーチンワークのみ。
今までHTMLを5年くらい触ってなかったけど
まさか、私がなるはや対応要員になるとは。
やればできるもんですね。デザイン力磨けば、デザイナーだっていけるんじゃないかって思うこともしばしばです。
ザ・なんでもやの道はまだまだ続くのです。
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