東京→福岡という環境
今までの経験を振り返ろう、第38話。
仕事の違いもあるけれども、今日は暮らす環境の違いについて。
東京というか私は横浜に丸4年住んでいた。都内まで1時間の電車通勤だった。
それに比べて今住んでいるところは、歩いていける距離に天神という繁華街。もちろん会社も天神。住みやすい、暮らしやすい、海もあって、山もある。コンパクトシティとも呼ばれている。食べ物は安いしおいしい。もつ鍋、焼き鳥、そしてお魚もおいしい。近くにワインバーもあるし、カフェもある。アンティークなインテリアの店もあるし。
車で行けば、糸島っていう青い海が広がるところもあるし、船でちょっと行けば能古島だって。能古島からは福岡市内を一望できる。
もちろん、東京も横浜も電車でみなとみらい行けたり箱根行けたり、江ノ島行けたり。都内の美術館やアートイベントに参加できたり。メリットもあった。
私が「福岡に帰りたい」ってずっと言っていたのは一生暮らす環境として納得が行く環境、あと家族のそばにいたいということだった。飛行機でビューンって帰れるけれど、費用のかかり方が全然違う。会社員だったから、普通に土日祝日でしか帰れないし、飛行機代高いし。
お金の計算をしてみたら、年に3回くらい九州に帰る費用は、いま私が毎週実家に帰るのと同じくらいの費用だった。
家賃だって、横浜じゃ8万くらい払って1K。古い物件でもそれくらいだったり。福岡なら1Kでも3万台からあるし(もしかしたら1万くらいもあるかも)、新しいところで広めで、天神近くても6万も出せばいいところに住める。
東京から福岡に引っ越してきて、いちばん環境が変わったなと思うのは、暮らす環境。でもたまに東京に戻りたいことがある。
それはやっぱり仕事の内容で「東京戻りたい」って思ったり、あのイベント行きたいな〜って思ったときに土日で行けなかったり。
でも一概に仕事の内容が、地方にきたから違うっていうワケじゃないと思うんだけど。これはきっと以前にも書いたように、「ディレクターの存在価値」がすごく薄いところにあるのかもしれない。
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