話が上手な人と下手な人

人が話をするときに、どうしてもその話が耳に入ってこない、頭に入ってこないときがある。いままであまりそういう経験がなかったからか、

「いったいなんでこの人の話は頭に入ってこないんだろう?」

といつも考えるようになってしまった。
話し方の問題か?もしくは、話すネタによるのかな?とも思ったけど、そうでもない。重要なことだと思われることを聞いてもどうしても「右から左」に流れ、最終的にはなにも私が覚えてないことがある。

記憶喪失か!?私!?なんてたまに思うこともあった。

なので、この人の話面白いとか話すのが上手な人と比べてみることにした。

話すのが上手なタイプのは話の特徴は抑揚をつけるとか、声のトーンとか基本的なことではない。
・相手が興味があるか観察している感じがする。
・中途半端な話はしない。
というのが私の印象だ。

最近話がうまい友人と話をしていて教えてもらったのが、「話上手は聞き上手」でもあるということ。

話すのが下手なタイプの人は、
・しゃべりたいことだけをガンガンしゃべる。
・話す言葉が独自ワードを使う。

私がよく転職をして思うことは、全部の会社にだいたい「独自ワード」をもっているところが多い。あえて一般的なワードで言わないのはなんでなんだろうと思う。これでクライアントに話をして通じてるのかな?と疑問に思う。

話すのが下手なタイプの人の話を聞いている人は興味がないところもガンガン聞かされる。でも興味がないから右から左に抜けてしまうし、結局どこが言いたかったところなのかわからなくなる。でもきっと話した人は、自分の話したいことを話したから、大満足。

もう一つ下手なタイプの人の特徴として思ったのは、必ず話の中に自分ごとを混ぜて話すパターン。自分の意見というより、その話題から派生した経験談みたいなこと(結局はまったく違う話題)を入れてくるパターン。
そこで、また話が混在し、頭に入らなくなる。

「話上手は聞き上手」というのは、相手がどれだけ自分の話に興味を持ってくれてるか、観察しながら話をしているからだと思う。器用な人じゃないとできなさそうだ。

あと重要なのは「間」だ。ずっと同じ話をしても相手は退屈なんじゃないか?とか、いまの話は理解できてるのか?とか様子を伺っているように感じ、うまく「間」を取りながら話している。

やっぱり話し方って重要。もちろんおもしろネタも必要。


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