ディレクターの求人

今までの経験を振り返ろう、第32話。

地方への転職をするために、31話で述べた会社も候補だったが、そのほかの会社も見てみたいと思って、ネットで検索をしてみた。が、しかし、ディレクターで検索結果として出てくるのは数件だった。

職種で検索しても出てこないなら、働けるところはない。それは困る(汗)
でもweb業界ってそもそも「webデザイナー」という職種からはじまって、そこからいろいろ分裂してきて、会社によって受け持つ業務内容が違うはずだから、とりあえずいろいろ聞いてみようと思った。

昔の知り合いを辿って、会社の人やフリーの方、いろいろ話を聞いてみた。

通販を行うマーケティングに強い会社
地場の中小企業を狙ったweb制作会社
小さなデザイン会社
フリーランスの方々

話を聞いてみたけれど、やっぱりディレクションを担当する人っていうのはなかなか募集しておらず。こういうとができますっていう自己アピールをしても、

「いや〜うちはデザインもコーディングもできる人がいいんだよね〜」

という話。

ということは・・・現在ディレクターとして募集していた数件を受けるしかない。結局は。フリーランスも考えたけれども、そもそも仕事をもってくる力もなければ、作業もできないというディレクターとしてのデメリットばかりしか活かせないので、フリーランスという考えは即座に消えた。

いくつか受けてみたら、最初に決めていた会社以外からも内定をいただき、移住が本格的になった。

今までのキャリアのおかげで、内定までの道のりは今までよりもはるかに短かった。東京で最後に勤めていた会社は、ネームバリューもあるし、担当クライアントも大手だったことが私の実績になった。

やっぱり実績って大事です。

ディレクターって実際目でみる物理的なものがないので評価しにくいとは思うんですが、大きな案件のどれだけの人数で回したかとか、どういう複雑な仕様だったのかとかをアピールできるといいと思うんですよね。

ということで、あーやっと地元に帰れる。もう少し自分の時間がとれるかも!実家にも近いし!とちょっと新しい環境にワクワクしながら準備をしていった。

まぁでもその反面東京から離れるのをちょっとさみしく思いました。簡単に表参道とかいけないなとか。みなとみらい行きたいなとか思っても行けないし。葛藤する日々でした。

さて、次回はいよいよ移住先の話に。

#webディレクター

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