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(マンション建替え)リバースモゲージ

 マンション建替事業等により60才以上の方が居住するために購入・建設する場合に限定された融資です。返済方法は、亡くなるまでの間は利息のみ。元金は、申込本人(連帯債務者を含みます。)全員が亡くなったときに、相続人が、売却などの方法で一括して返済します。

 マンション建替事業進展しない

  ① 老後資金を使いたくない
  ② 借金返済で苦労したくない

 リバースモゲージ

 返済 金利のみ
 元金 亡くなったときに売却などの方法で返済

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(具体的事例)
 渋谷区〇〇〇〇 2013年9月竣工
 再建築原価(2LDK 18坪) 5040万円 →2013年販売価格 6700万円
 旧建物評価(敷地評価)    2960万円 
 負担額            2080万円 
 ※築40年以上の建物 30戸 1戸当たりの土地評価が2960万円
 再入居価格は5040万円で土地評価との差額2080万円が負担。
********************************************************************************* 上記マンションについて、2000万円を借入れて取得する
住宅金融支援事業 まちづくり融資 高齢者特例返済「保証あり」コース
 利率  1.10% 2020年5月時点
 限度額 2000万円
 抵当権 第一順位
 ⇒老後の資金確保が足枷(あしかせ)  リバースモゲージを紹介!!
 月々の利息返済 ⇒18,330円/月

 負担額2000万円を飛んでもないというのが第一声です。
 おまけに工事期間中の家賃も発生します。
 老後資金は確保しなければならないのにこの年で借金なんかできない!
 ということで、思考が一旦、止まりますが・・・説明を続けることで。。。
 でも、そんなに悪い話しではないかもしれない。2000万円の負担で6700万円相当の新築マンションが持てると考えれば・・・・。

 現状、管理費・修繕積立金は17500円/月。新築になると30000円程度。このまま、建物を残したとしても値上げは必至なので差はないと考えて良い。また、固定資産税は30戸から38戸にマンションが増えるので、土地への課税は減る。建物は新築になるので増額するが新築から5年間は1/2に減額されるのでここも、差はないと考えられる。そうなると、月々にかかる費用で増えるのはリバースモゲージの金利分のみとなれば、決して支払えない話ではない。。。

 リバースモゲージを紹介することで、マンション建替えを本格的に検討がなされることがあります。本格に検討することで子供さんたち世代もその検討に加わることとなります

 都心部のマンションはバブル期以上に価格が上昇しています。見向きもされてなかった古いマンションが新築に生まれ変わることで投下価格以上に資産アップが見込める。都心部は今、そのような状況になっています。

 リバースモゲージはマンション建替事業を検討する引き金となります。

 結果的に、上記の方は、郊外へ家を持った子供さんの子供さん、つまり、お孫さん用の住宅として、子供さんと共有することとなりました。ご本人は別の場所に住居をもちました。
リバースモゲージは利用されませんでした。ただ、“きっかけ”とはなりました。


住宅金融支援機構:まちづくり融資:高齢者向け返済特例制度
https://www.jhf.go.jp/loan/yushi/info/machizukuri_revermo.html


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ナカマーク
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