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なぜかスカウトから声が掛かった

突然の電話

突然、会社に掛かってきた謎の電話。
会社名はよくわかららず、“オオノ”なる人物からの連絡との連絡。

折返しの電話をすると、「キーネットワーク」という会社で、ヘッドハンティングをしているとかあーだこーだ。

過去に仕事をしたことのある誰かからの紹介的なことがあり、私に行き着いたという説明。
正直、めちゃめちゃ怪しいなと思いながら、話を進めていく。

ざっくりとまとめれば、誰かが何かしら私を評価してくれ、ある会社の求める人材像と一致しているので、ぜひとも話を聞いてくれというもの。

評価されているとわかれば悪い話ではないので、面談の日程調整をお願いすることに。

「レイノス」調べてみた

すぐにネット検索をかけると、「レイノス」というスカウト会社が親となって、業務委託をしているのが、「キーネットワーク」らしい。

調べた通り、面談の日程等の連絡や面談社はレイノスの担当者からだった。
口コミ等を調べていくと、同じような電話がかかってきた人からの情報発信もあり、特に悪い噂もなく、むしろ色々と話しができてプラスだったという。

面談やってみました

そして、実際の面談を昨日終えた。
担当してくれた方は非常に丁寧で建設的に話を聞いてくれた。

まずは、どのように「レイノス」が私にたどり着いたかの経緯
その上、私がどのような経歴で今“仕事”に対してどのように思っているかなどの
雑談的なこと。

そこまでを踏まえて、オファーしてきた会社のことや迎え入れた時の待遇などを説明してくれた。
魅力がないわけではないが、気持ちはすぐには動かなかったのが率直な感想。

面談後、考えてみた

すぐに考えを巡らすと、オファーの会社と現在の会社を比較して、どっちがいいとか悪いとか、転職した場合のメリット・デメリット的なことを考えることが、私の考えるべきこととズレているというのが、結論だった。

会社を変えたから私の能力やスキルが上がるわけでもない。
そもそもこのオファーは私の成果物の評価で受けたわけでもない。 非力で経済的な自立の出来ない私であることは変わらない。

若干の年収アップとかよりもこれからの変化の荒波に耐えきれる、個人的なメンタルやスキルUPが今1番必要でそのために何を積み上げるかである。

そんなつもりはなかったけど、スカウトとかヘッドハンティングの響きで気持ちが上がり、何か宝くじにでも当たるような話が舞い込んでくると、一抹の期待をしていた自分がいたように思う。

向き合うべき現実は何か

でも、そんなに現実は甘くない。
ゆっくり考える時間を取ってみて、自分で自分にビンタをするような気持ちだ。
転職することで、「暇と退屈の倫理学」でいう“退屈”からは逃れるかもしれない。

慣れない環境や人間関係の構築、住居の移動などなどが転職とセットで表れるから。でも、それをすることが、今の自分の“イシュー(重要問題)”かというとそうでもないと思う。

本当の意味でピンポイントに“あなた”に是非とも来てほしいと声が掛かるような未来に向けて、もっと努力しようと思った。



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