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アイロンシートの話

アイロンシートって何?
アイロンシートの定義は幅広く、様々な呼び名があります。
ざっくりと説明するとすれば、背面にホットメルトの糊がついたシートのことをさします。

ちなみに私はこちらのサイトでイタリア製のアイロンシートを販売していますが、なるべくフラットな目で書こうと思います。

呼び方
アイロンシート、アイロンプリントシート、熱転写シート、熱転写ラバー、アイロンラバー
などなど人によって様々で、基本は上記の通り背面に糊がついたものです。なのですが、違う場合が多々あります。

分類

大きく分けると、カッティングタイプのシートと、フルカラーで印刷ができるプリンタブルタイプのシートがあり、それぞれ必要な機械や、使い方が異なります。

カッティングタイプ

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・基本的に単色
・金銀ラメなどがある
・蛍光シートもある
・大体できるものは同じで使い方も同じ
比較的に作成は安くそろえてスタートが出来るため、割と馴染みのあるシートです。シートの作りやすさや楽さを知ると、自分で作った方が安いことがわかってしまう(笑)
ただし、デザインセンスは必要


プリンタブルタイプ(フルカラーのプリントタイプ)

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・いろんなプリント方式がある
・いろんな加工方法がある
・いろんな製品がある
これが私たちプロの目から見ても結構(説明が行き違うことが多く)厄介です。

世の中には、いろんなインクを搭載したプリンタがあるわけで、インクの種類に対応してそれぞれシートが存在します。

大雑把にプリンタを分けますと
・水性染料プリンタ
・水性顔料プリンタ
・トナープリンタ
・溶剤プリンタ

ざっとこれだけあり、大体一般家庭にあるプリンタは上の2つだと思ってください。

下の2つが業務用のプリンタで、ショップに売っている、シートが貼りつけたようなTシャツは、下の2つのシートを使っていることが多いです。
一部のプリンタを除き、水性プリンタ用のシートだと耐久性・耐候性が絶対的に足りないので販売には向かないです。

プロから見た一番優先すべき点
アイロンシートは世の中にたくさんあり、どこに注目するべきかですが、私は最も優先させる点はこれだと思います。

剥がれや色落ちがないか

販売トラブルの多くはこれです。
作業性や品質も確かに大事ですが、特に剥がれないことが何よりも大事だとつくづく思います。
次に、作業性と品質だと個人的には思います。

ざっくりとアイロンシートの話を書きましたが、細かい掘り下げやあるあるは今後書いていきます。

ではまた。
品質が良いシートをお探しならご相談ください



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