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象牙取引の解説記事(読売新聞9月15日)

今日の読売新聞の朝刊の解説記事に名前を載せてもらいました。

2019年9月15日こんにちは。
先日からWWFの象牙の話と、大臣のハンコ議連の話、両方のミッシングリンクをくっつけた話がこれです。8月28日ごろに読売新聞の記者から電話取材を受けたのですが、時期がずれたのでもう掲載されないかと思ったら、今日の全国版(9月15日の7面の解説記事)に名前を載せてもらいました。最初のまとめは以下のような感じだったので、上記の両方の話を結構簡潔にまとめています。なぜか環境経済学者になってますが、まあ、その分野でも書いているので、いいかなと。

最初の取材では以下のようにまとめてくれてたんですけど。「流通市場を閉鎖しても、需要があれば、闇市場が発生する可能性があり、管理がより難しくなる。むしろ適切に取引市場を管理するほうが望ましい。さらに市場を完全に閉鎖すれば収益が得られなくなり、持続可能なアフリカゾウの保護も難しくなる。こうした観点から流通市場の完全閉鎖は好ましくなく、決議案の否決は適切な判断だと思う。今回、代案として、各国の管理体制を報告させる仕組みを設けたことは評価はできる。だがこれで全ての違法取引が無くなるわけではない。供給側の管理体強化だけではなく、印鑑などの象牙製品への需要をなくす対策も重要だ」

どんどん削られて、一言って感じですねw。

2016年の東洋経済の象牙の記事を読んで私に連絡されたそうです。いやあまさかの石の上にも三年。

https://toyokeizai.net/articles/-/140277

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