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フロンターレU18 – 湘南工科大附属高校 / プリンスリーグ関東2014第5節

フロンターレU-15が出場する関東ユース(U-15)サッカーリーグ、フロンターレU-18が出場するプリンスリーグ関東の日程が相次いで発表された。

我々が見に行けるものなのかまだ不透明な部分があるけれど、選手やそれに携わってきた人たちが思う存分、ここまで培ってきたものを発揮できればよいな、と思う。

プリンスリーグ関東↓
https://www.jfa.jp/match/takamado_jfa_u18_prince2020/kanto/

関東ユース(U-15)サッカーリーグ↓
http://www.kanto-cy.com/kanto-3shu/u15/2020/nittei.html

昔のノートからフロンターレアカデミーの試合を振り返る。第83回は2014年5月11日のプリンスリーグ関東第5節、湘南工科大附属高校戦。


川崎フロンターレU-18は4試合を終えて2分け2敗。湘南工科大附属は1勝3分けという状況での試合となった。


【川崎フロンターレU-18 プリンスリーグ関東第5節 vs 湘南工科大附属高校】

2014年5月11日(日)午後3時キックオフ 湘南工科大附属高校グラウンド 晴れ


フロンターレの先発は、GK1深谷星太、最終ラインは右から2緒方和、4長谷川隼、3九島克成、25島崎竜、ボランチは31田中碧、ゲームキャプテンの8牧寛史、右MF24渡邉啓太郎、左MF7金子俊志、前線には9岡田優希、23岸晃司。この日は三好康児に加え、キャプテンの板倉滉、最終ラインでは諏訪部徹がメンバー外。



湘南工科大附属はGK1菊池大輝、最終ラインは右から5横山晴槻、4星野颯、3鶴田雄佑、2石川智也、中盤は底にキャプテンの6勝山聖也、その前に14田所海、11松井航希、前線は右に8植木勇作、左に10上米良柊人、前線に7石塚龍成。

なお3年生にはフロンターレU-15出身のFW千葉英樹が在籍していたがメンバー外。






立ち上がり。ペースを握ったのは湘南工科大附属。縦に速い攻めを見せていき、サイドにうまく展開。そこからシュートを打つなどフロンターレのゴールに迫る。


フロンターレも7分には金子がエリア内へ進入。左コーナーキックを得るが、ニアを狙い岡田が右足で入れたボールはシュートには結びつかず。8分には牧とのパス交換から金子が再びゴールに迫り、シュートを打つが、GK菊池がこれを阻む。


勝山、松井らがよくかかわり、左サイドの上米良の仕掛けなどから迫る湘南工科大附属。フロンターレはなかなかエリア前での時間をつくれない。


18分には、フリーキックの流れから湘南工科大附属、植木がミドルシュートを打つが、ここはフロンターレが体を張りブロック。さらに石塚のスルーパスに抜け出した上米良がシュートを打つが、深谷の正面。22分には、左クロス、最後は田所がミドルシュートを打つが、上に。


25分にも今度は右からの攻め、横山がミドルシュートを打つが、これもまた枠はとらえられず。


フロンターレも32分には、長谷川が岸へ鋭い縦パスを入れると、岸がはたいて金子に展開。金子はシュートを打つが、上に外れる。さらに牧や田中が縦パスを入れるなどしていくと、37分には島崎のパスから岸がエリア左へ。シュートを打つと、湘南工科大附属がこれを阻み左コーナーキックに。


岡田がコーナーキックのセカンドボールを拾い、左クロスを入れると長谷川が抜け出すがこれはオフサイドとなる。


直後には湘南工科大附属、浮き球のパスに石塚が抜け出すが、シュートは深谷が阻む。


すると41分、フロンターレは湘南工科大附属のパスミスを見逃さなかった岡田がエリア左へ。シュートを打つとこれが決まり、1-0。やや意外なかたちとはなったが、フロンターレが先制点をものにする。


前半は1-0。フロンターレがリードしてタイムアップとなる。



後半、立ち上がりには湘南工科大附属が攻勢に。右サイドに顔を出した勝山が右クロスを入れると、深谷がこれに触り左コーナーキックに。これをしのいでいくが、さらにファールがあり、フリーキックに。勝山が直接狙ったシュートは深谷がセーブする。


ところが11分、次のゴールを決めたのは湘南工科大附属。上米良が左から仕掛け、うまくフロンターレの選手をかわし、折り返しを入れるとエリア右で石塚が合わせ、1-1。対戦相手ながら見事な連係から湘南工科大附属が追いつく。


さらにたたみかけるように仕掛けてくる湘南工科大附属。植木のサイドチェンジを受けた石川がミドルシュートを打つが、深谷がセーブ。17分には上米良がドリブルで持ち込み、シュートを打つが左へ。


フロンターレは田中や牧を中心にボールを動かそうとしていくがなかなかゴール前に迫れない。岡田のフリーキックからゴールを狙いにいく場面もあったが、ファールがあり、決定的なものにはならず。一方の湘南工科大附属も、横山のフリーキックからゴールを狙うが、これは深谷がセーブしていく。


30分には、フロンターレ、島崎に代わり14原島亨太。32分には牧の縦パスをうまく間で受けた田中から右へ展開。渡邉がエリア右へ抜け出すが、シュートは上に。37分には金子に代わり18三笘薫。湘南工科大附属も40分には石塚に代わり19遠藤広大。


直後にはフリーキックから遠藤がシュートを打つが、ここでもまた深谷がセーブ。



さらに湘南工科大附属、植木に代わり9カリヨ・イサミ・ホセ。


フロンターレも長谷川のフリーキックや岡田の左コーナーキックから迫るが、なかなか最後のところで崩すことはできない。


ロスタイムには鶴田に代わり13小磯直人。


試合はタイムアップとなり1-1。三好に加え、板倉、諏訪部も不在のなか、勝ち点1を得ることになった。ここから日本クラブユース選手権の予選のため、プリンスリーグ関東は1カ月超の中断期間に入ることに。フロンターレが初勝利をあげるのは中断あけ初戦の浦和レッズユース戦となる。


前半0-1後半1-0 計1-1

得点:岡田優希(フロンターレ) 石塚龍成(湘南工科大附属)


フロンターレの先発:1深谷星太、2緒方和、4長谷川隼、3九島克成、25島崎竜、31田中碧、8牧寛史(c)、24渡邉啓太郎、7金子俊志、9岡田優希、23岸晃司


控え:21名良橋拓真 20武田太一 26粕川雄哉 22猪狩和真 11伊藤健太 17瀬川ヤーシャ 35藤井柾人


交代:島崎→14原島亨太 金子→18三笘薫


湘南工科大附属の先発:1菊池大輝、5横山晴槻、4星野颯、3鶴田雄佑、2石川智也、6勝山聖也(c)、14田所海、11松井航希、8植木勇作、10上米良柊人、7石塚龍成


交代:石塚→19遠藤広大 植木→9カリヨ・イサミ・ホセ 鶴田→13小磯直人


(文中敬称略)


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