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フロンターレU12 – 兵庫FC / チビリンピック全国大会2014予選リーグ第4戦

 今日は7月18日、川崎フロンターレは横浜FCとのアウェーゲームに臨む。13年前には多くのベテラン選手がチームを支えていた横浜FCだけれど、今は若い選手がどんどん出てきていて、斉藤光毅や瀬古樹、松尾佑介など、ユース時代にはフロンターレU-18と対戦した選手たちも多くメンバーに名前をつらねている。対戦した当時、「いい選手だなあ」と思わされた彼らがこうして、またフロンターレと対戦しようとしている。そのことが何だかうれしい。

 フロンターレサポーターとして望むものは、フロンターレの勝利であることはもちろんだけれど、いい試合になればいいな、とも思う。

昔のノートからフロンターレアカデミーの試合を振り返る。第79回目も2014年5月4日のチビリンピック全国決勝大会予選リーグ。ここまで2勝1分けの川崎フロンターレU-12は兵庫FCとの試合に臨んだ。


【川崎フロンターレU-12 チビリンピック全国決勝大会予選リーグ第4戦 vs 兵庫FC】

5月4日(日)午後2時54分キックオフ 日産フィールド小机Bコート 12分×3ピリオド 8人制


第1ピリオド。フロンターレのメンバーは、GK1川合我空、最終ラインは右から7猪狩祐真、5松永竜之介、2鈴木康平、中盤は10戸水利紀、右に22石原央脩、左に9鈴木大登、前線には11戸澤龍人。




兵庫FCは次のようなメンバー。




立ち上がりからエリア前に迫るフロンターレ。1分には、中央、戸水が前を向きミドルシュートを打つ。これは枠をとらえるが、GK1がはじきながらも防ぎ、左コーナーキックに。戸澤が右足でボールを入れていくが、それはシュートには結びつかない。


さらに6分にはフロンターレ、エリア前でフリーキックを得ると、猪狩が直接狙うが、GK1がセーブ。こぼれ球に対しても兵庫FCは粘り強くクリアしていく。


フロンターレは、さらに高い位置でボールをキープ。猪狩や鈴木大登が仕掛けるなど、相手陣内で時間を重ねていく。


8分には、戸水のスルーパスに鈴木大登がエリア内へ。シュートを打つが、GK1がセーブ。10分には右コーナーキックを得ると、鈴木康平が直接狙うが、サイドネットに。


相手にシュートを打たせずにフロンターレはペースを握っていくが、得点は生まれず。第1ピリオドはタイムアップとなる。



第2ピリオド。フロンターレのメンバーはGK16青山海、最終ラインは右から15柴崎蒼、3田鎖勇作、キャプテンの6横澤悠馬、中盤は8茅野優希、右に13堀川洸、左に4松森創平、前線には14五十嵐太陽。



兵庫FCは次のようなメンバー。




立ち上がりからうまく前を向いて仕掛けるプレーを重ねていくフロンターレ。1分には、五十嵐がエリア前に。シュートは、GK12が阻み、左コーナーキックに。キッカーの茅野が右足でボールを入れると、五十嵐がシュートを打つが、サイドネットを叩く。


さらにラインを高く保ち、うまくポジションを入れ替えながら攻めていくフロンターレ。5分には、左サイドで松森のパスを受けた五十嵐がドリブルでエリア前に切れ込み、シュートを打つと、これが決まり、1-0。先制点はフロンターレへ。


直後には兵庫FC、18がエリア外、うまく持ち出しシュートを打つが、青山がセーブしていく。


兵庫FCは11が負傷し、3がピッチへ。


さらに流れを渡さず相手陣内で時間をつくるフロンターレ。10分には、茅野がエリア右へ。シュートを打つが左へそれていく。


11分には、五十嵐が右サイドの高い位置へ流れ、エリア内へ仕掛ける姿勢を見せ、折り返すとエリア内、松森がシュート。これが決まり、2-0。


さらに12分には、エリア前でフリーキックを得ると、横澤がこれを直接決めて、3-0。立て続けの得点で突き放し、第2ピリオドはタイムアップ。3-0で第3ピリオドへ。



第3ピリオド、フロンターレのメンバーは、GK1川合我空、最終ラインは右から5松永竜之介、10戸水利紀、キャプテンの6横澤悠馬、中盤は8茅野優希、右に7猪狩祐真、左に9鈴木大登、前線には11戸澤龍人。




兵庫FCは次のようなメンバー。




立ち上がりには兵庫FC、左コーナーキックを得るが、18が右足で入れたボールはシュートには結びつかない。


ポジションを入れ替えながらもうまく、ドリブルやパスを交えてフロンターレはさらに得点を狙っていく。4分には鈴木大登が左クロスを入れると、エリア内に戸澤が飛び込むが、惜しくもさわることはできず。


5分には茅野のスルーパスに猪狩がエリア内へ。シュートを打つが、GK1がセーブしていく。


コートチェンジを迎え、フロンターレは3選手を交代。猪狩に代わり21秋葉拡人、鈴木大登に代わり20小室愛樹、戸澤に代わり13堀川洸。


なかなかシュートまではいけないものの、松永、戸水、横澤や川合が最後尾から支えて、相手に流れを渡さない。


11分には、川合に代わり16青山海。


12分には秋葉がエリア外、うまく間で受けてミドルシュートを打つが、上に。さらに戸水が持ち上がり、枠をとらえたシュートを打つが、GK1がセーブしていく。


追加点こそ挙げることはできなかったものの、試合はまもなくタイムアップ。3-0。フロンターレは3勝1分けで予選リーグを終え、BUDDY・FCとともに準決勝進出を決めることになった。


①0-0 ②3-0 ③0-0 計3-0

得点:五十嵐太陽、松森創平、横澤悠馬


第1ピリオドのフロンターレのメンバー:1川合我空、7猪狩祐真、5松永竜之介、2鈴木康平、10戸水利紀、22石原央脩、9鈴木大登、11戸澤龍人



第2ピリオドのフロンターレのメンバー:16青山海、15柴崎蒼、3田鎖勇作、6横澤悠馬(c)、8茅野優希、13堀川洸、4松森創平、14五十嵐太陽


第3ピリオドのフロンターレのメンバー:1川合我空、5松永竜之介、10戸水利紀、6横澤悠馬(c)、8茅野優希、7猪狩祐真、9鈴木大登、11戸澤龍人


交代:猪狩→21秋葉拡人 鈴木大登→20小室愛樹 戸澤→13堀川洸



(文中敬称略)




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