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フロンターレU18 – 國學院大 / 練習試合2014

 6月21日、多摩川沿いを、上流へ自転車で走ってみる。徐々に、サッカーや野球、ラグビーなど、いろんなスポーツ競技に取り組む子どもたちが増えているように思えた。実際に公式戦が始まるのはもっと先のことになりそうだけれど、いつもより遅いシーズンの開幕に向けて、止まっていた時計の針が進み始めているようで、そのことがなんだか嬉しい光景だった。

昔のノートからフロンターレアカデミーの試合を振り返る。第62回目は、2014年3月1日の川崎フロンターレU-18の練習試合、國學院大戦。


【川崎フロンターレU-18 練習試合 vs 國學院大】

2014年3月1日(土)午後2時キックオフ 國學院大たまプラーザキャンパスサッカー場 45分3本 くもりのち雨


1本目、フロンターレのメンバーはGK19名良橋拓真、最終ラインは右から27武田太一、31長谷川隼、35粕川雄哉、5清治大雅、ボランチは36渡邉啓太郎、23牧寛史、右MF29瀬川ヤーシャ、左MF28猪狩和真、前線には32岸晃司、22岡田優希。




國學院大は次のようなメンバー。




立ち上がりは國學院大のペース。立て続けにコーナーキックを得ていくと、6分には54の右クロスに、遠いサイド、69がダイレクトでシュート。これが決まり、0-1。対戦相手ながら素晴らしいゴールで、國學院大が先制する。


押される一方だったフロンターレも、うまく間でボールを受けるなどして、次第に前に出られるように。13分には、瀬川のパスに岸がエリア前に抜け出すが、シュートはGK92がわずかにさわり、右コーナーキックに。牧が左足でボールを入れると、岡田がシュート。こぼれ球に詰めていくが、オフサイドとなる。


19分には國學院大、左クロスに69が頭で合わせるが、これは名良橋がセーブしていく。


すると、20分、フロンターレは武田が右サイド、高い位置へ。クロスを入れていくと、ニアに飛び込んだ岡田がダイレクトでシュート。これが決まり、1-1。フロンターレが追いつく。


最終ラインの長谷川、粕川に牧や渡邉がかかわりながら、ボールを回していくフロンターレ。28分には、長谷川のフィードを、エリア前で岸がおさめ、右へ展開。瀬川とのパス交換からエリア左へ抜け出しシュートを打つと、これが決まり、2-1。フロンターレが勝ち越す。


さらに31分には、清治が左クロスを上げると、抜け出したのは岡田。國學院大の選手を鋭い動きでかわして、シュートを打つとこれが決まり、3-1。


國學院大も、38分には、右クロスからダイレクトでシュートを打つが、名良橋がさわり、コーナーキックに。コーナーキックもしのいで、フロンターレは再び攻めに持ち込んでいく。


43分には、最終ラインの長谷川がスルーパスを出すと、抜け出したのは岡田。GK92と1対1になり、これを制して4-1。


1本目は4-1でタイムアップとなる。




2本目、フロンターレはGK21深谷星太、最終ラインは右から27武田太一、20諏訪部徹、35粕川雄哉、5清治大雅、ボランチは23牧寛史、25板倉滉、右MF30三笘薫、左MF28猪狩和真、前線には32岸晃司、22岡田優希。




國學院大は次のようなメンバー。




立ち上がりは1本目と同様、國學院大がセットプレーからゴールに迫り、48の左足でのフリーキックからゴールを狙うなどしていくが、フロンターレはしのいでいく。


すると9分には、フロンターレ、エリア外左、うまく猪狩が受けて、正面へパスを出すと、エリア内で粘った岡田が最後はこぼれ球を押し込み、1-0。


さらに岸が枠をとらえたシュートを打ち、猪狩が高い位置でマイボールにするなど、フロンターレはペースを握っていく。12分には三笘のパスに岡田がエリア前に。シュートを打つが、これはポストを叩く。


14分には、武田の浮き球を岡田がおさめ、岡田のパスに猪狩がエリア左へ。シュートを打つが、GK92がセーブ。


そして、15分、フロンターレは牧が浮き球のパスを出すと、抜け出したのは岡田。再びGKと1対1となり、シュートを打つとこれが決まり2-0。この日5点目のゴールで突き放していく。


16分にはフロンターレ、岡田に代わり24金子俊志。19分には猪狩から受けた金子がエリア外からシュートを打つが、ワンタッチあり、左コーナーキックに。牧が入れたボール、板倉が合わせるが、GKがセーブしていく。


フロンターレは29分、牧に代わり15伊藤健太が入り右MF。三笘がボランチに。清治に代わり左SBには、37島崎竜、武田に代わり17緒方和が右SBに入る。


31分には國學院大。PKを得ると、これを23が決めて2-1となる。


34分にはフロンターレ、猪狩のパスに岸が抜け出すが、シュートは上にそれていく。


37分には國學院大。41のミドルシュートは枠をとらえるが深谷がセーブ。すると40分、フロンターレは三笘のスルーパスに抜け出したのは伊藤。國學院大の選手をかわし、1対1となり、GKの股を通すシュートを決めて、3-1とする。


直後には國學院大もエリア前で24が倒されフリーキックに。25が直接狙うが、ポストを叩く。


すると42分、フロンターレは左へ流れた島崎がクロスを入れると遠いサイドに飛び込んだのは伊藤。頭で合わせるとボールはゴールのなかへ。4-1。


2本目も1本目と同様、4-1でタイムアップとなる。




3本目、フロンターレはGK16新居俊介、最終ラインは右から17緒方和、20諏訪部徹、27武田太一、37島崎竜、ボランチは36渡邉啓太郎、31長谷川隼、右MF15伊藤健太、左MF30三笘薫、トップ下24金子俊志、前線には29瀬川ヤーシャ。



 

新1年の新居がゴールを守る。



3本目はなかなかシュートまでいけない時間が続いていくが、それでもコーナーキックをしのぐなどしていく。


すると19分、フロンターレは諏訪部がフィードを送ると右サイド、高い位置へ流れた伊藤がボールをおさめる。伊藤がエリア前に折り返すと、抜け出したのは緒方。シュートを打つとこれが決まり、1-0。


國學院大のセットプレーを新居を中心にしのいでいくフロンターレ。20分には、右コーナーキック、36が左足で入れたボール、63が合わせるが、新居がセーブしていく。


すると、28分、フロンターレはエリア外左、受けた金子のパスに伊藤がエリア右へ。シュートを打つと、これが決まり、2-0。


29分、フロンターレは武田に代わり5清治大雅。


38分には、フロンターレ、金子が間で受けて、左サイドを突くパスを出すと、抜け出したのは三笘。シュートを打つと、これが決まり3-0。フロンターレがさらに突き放す。


3本目は3-1でタイムアップ。プリンスリーグ関東の開幕までひと月余り前にして、チーム力の高まりを感じさせられる試合となった。


1本目 4-1

得点:岡田優希3、岸晃司


フロンターレのメンバー:19名良橋拓真、27武田太一、31長谷川隼、35粕川雄哉、5清治大雅、36渡邉啓太郎、23牧寛史、29瀬川ヤーシャ、28猪狩和真、32岸晃司、22岡田優希


2本目 4-1

得点:岡田優希2、伊藤健太2


フロンターレのメンバー:21深谷星太、27武田太一、20諏訪部徹、35粕川雄哉、5清治大雅、23牧寛史、25板倉滉、30三笘薫、28猪狩和真、32岸晃司、22岡田優希


交代:岡田→24金子俊志 牧→15伊藤健太 武田→17緒方和 清治→37島崎竜


3本目 3-0

得点:緒方和、伊藤健太、三笘薫


フロンターレのメンバー:16新居俊介、17緒方和、20諏訪部徹、27武田太一、37島崎竜、36渡邉啓太郎、31長谷川隼、15伊藤健太、30三笘薫、24金子俊志、29瀬川ヤーシャ


交代:武田→5清治大雅




(文中敬称略)



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