【愛知県の皇室伝承】15.「御所名残」の地名起源譚:淳和天皇の第三皇子「東山親王」居住伝説(豊田市)
「御所名残」の地名起源譚:
淳和天皇の第三皇子「東山親王」居住伝説 愛知県豊田市の三河上郷駅(愛知環状鉄道)のすぐ東に、「御所名残」という地域がある。いうまでもないが「御所」とは身分の高い人のお住まいを意味する言葉である。
この地名は、かつて皇族が一帯にご住居をお構えになっていたという伝説に因んだものであるそうだ。周辺には、その皇族に関する伝承地がいくつか存在する。
御所山誓願寺
御所名残の中心部にある寺院である。伝承によれば、宮内庁の『皇統譜』には記載されていない