vol.118 「臨時国会と物価高騰対策について」~ 中川郁子のメルマガ/中川ゆうこの“ゆうこう(有効・友好)便” ~
こんにちは、中川郁子(ゆうこ)です。
8月3日(水)から、3日間の会期で臨時国会が開かれました。東京は猛暑日が続きましたが、最終日には、ブルーのドレスに身を包んだペロシ米国下院議長が本会議場にお越し下さり、大きな拍手が沸き起こりました。遠目ながら圧倒的な存在感と爽やかな風を感じました。
この臨時国会は、参議院選挙の結果を受けて開かれたものですが、暑い中、わたしの事務所にも全国各地から政府に対する要請のため、たくさんの方々がお出で下さいました。
同時に開かれた自由民主党の各部会では、来年度予算と物価高騰対策について議論が交わされました。
(1)燃料高騰対策
燃料油価格の高騰対策として、政府が行った事業(激変緩和事業)の効果があり、ガソリン価格は170円/ℓ前後で推移しています。今後は、節電プログラムにご協力をいただける家庭や企業に、ポイントを付与するプログラムを創設(7月29日閣議決定済み)する予定です。また、低所得者対策として、地方創生臨時交付金(総額1兆円)を活用した自治体毎の取組みも行われています。
(2)最低賃金の改定
令和4年度の最低賃金引き上げの目安額が、全国加重平均で31円となりました。これは制度始まって以来の最高額となります。
(3)肥料・飼料高騰対策
肥料については、コロナ対策予備費78,777百万円を使い、化学肥料の低減に取り組む農業者に対して、肥料コスト上昇分の7割を支援するもの。飼料は、来週以降に方向性が決まることで調整されています。
6日広島、明日9日長崎に原爆が投下されてから77回目の原爆忌です。非人道的行為により命を奪われた方々に心から哀悼の誠を捧げます。また、後遺症に苦しむ方々にお見舞いを申し上げます。このような戦争犯罪が起こらないよう、全力を尽くすことをお誓い致します。
2022年 8月 8日
中川 郁子(ゆうこ)
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