2022年4月29日 クボタスピアーズ記者会見
本日行われたオンライン記者会見にオレンジリポーターとして参加させていただきました。
記者会見の内容をできるだけ詳しく報告させていただきます。()は参加者の質問となります。
(写真提供:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)
バツベイ・シオネ 選手
こんにちは。シャイニングアークス戦は千葉ダービーなので勝たないといけない試合だと考えています。
(2期連続トップ4ですがチームの状態が良くなっている理由は何だと思いますか)
質問ありがとうございます。我々は良いシステムを持っています。コーチ陣も試合に向けてプッシュしてくれますし、マインドセット*も良いと思います。
*マインドセット:ある人や集団の中で確立している思考様式・態度・価値観などのこと
(プレーオフで勝ち抜くためには)
特に何も変わりません。プレーオフに向けてプッシュする必要がありますが、私たちはより良くなるようにしていくだけです。
(岩爪さん他:39歳ですがコンディションは)
若い選手に向かっていくことは私にとってチャレンジですが、一緒にやることで自分もまだ若いと感じます(笑)。マインドセットの気持ちも試合に出る出ないにかかわらず毎週毎週作っています。リカバリーに要する時間も長くなりし難しくなっていると思いますが、気を付けてリカバリーしているつもりです。
(えどりくでは今期負けていませんが)
はい、プレーするときに特別な気持ちがあります。特別なホームグラウンドでエネルギーが生まれます。勝ち続けているということは光栄なことです。
(オレンジアーミーの存在は力になりますか)
ええ、もちろん。私たちが成功しているのもオレンジアーミーがいるからです。いつでも応援に来てくれますし私たちにエネルギーを与えてくれます。
(岩爪さん:ファンやトンガに向けてプレーを通じて伝えたいことはありますか)
自分もトンガ人として、いつもトンガのファミリー、代表としてゲームをしています。すべてのゲームで良いパフォーマンスをするために自分をプッシュできると確信しています。ただラグビーをするだけではなく誇りに思ってもらうということですね。
ハラトア・ヴァイレア 選手
今週の試合はスタメンに入ってアタックの強みディフェンスの強みを皆さんに見せられたらと思います。まわりの人たちにコネクトして(つながって)コミュニケーションを取って頑張ります。
(スピアーズを選んだ理由、センターはいつ以来か)
(スピアーズは)もちろん上のレベルのチームとして先輩も良いですし友達も多いので楽しみです。センターでやるのは去年の春以来ですね。(センターというポジションは)13番はやりやすいです。(今後一番やりたいポジションは)一番やりたいところは特になくどこでも入れるようにいつでも準備しています。(金髪にしましたが)金髪にした理由は特にないです。(おしゃれですか)それもあります(笑)
(バツベイさん含め他のトンガの先輩は)
皆さん優しいです。プレーだけでなくいろいろなところで助けてもらっています。
(現在の目標は)
試合に出ることとチームとして日本一になることです。(日本代表は)はい、考えています。(次の試合では)最初の試合はなかなかアタックがなかったのですが、次の試合ではゲインラインを突破していきます。自分の強みも見せたいと思います。
※ ハラトア選手は日本語でしっかりと受け答えしてくれました
紙森 陽太 選手
シャイニングアークス戦ではリザーブとして出ることになったので、試合に出場したらしっかりインパクトを与えるプレーをして勝利に貢献できるように頑張りたいと思います。
(スピアーズを選んだ理由は)
チームの雰囲気が僕に合うと思って選ばせていただいたのと、まだ優勝していないということもありそのチャレンジャー精神が僕自信もすごく好きなので、チームに入って勝利に貢献できるような人間になりたいと思ってスピア-ズに入らせていただきました。
(木田選手が先にスタメンで出場しましたが)
悔しさは正直あまりないです。一歩一歩地道にできることをやっていきたいと思います。
(スピアーズに入ってから感じたところは)
練習に対する集中力が今まで感じたことがないすごさで、一つひとつの集中力がとても大事だと感じました。
(影響を受けた選手は)
ラピース選手は一つひとつの練習に全力で取り組んでいき、パワフルなプレーもすごく参考になります。
(先週ホームでプレーしてみてえどりくの雰囲気は)
やはりスタンドを見るとオレンジ色に染まってホーム感が強かったので、オレンジアーミーの方々の応援にこたえられるようなパフォーマンスをしなければいけないと思いました。
(スピアーズは自分に合いそうだということについて)
一人ひとりの人の好さは一度練習に来てすごく感じ取れましたし、練習に対する集中力がすごくあるところが良いと思いました。練習内容やスクラムなどを教えてもらうときに細かいところも丁寧に言葉遣いも優しくそこが良いなと思いました。
(練習中の集中力については)ボールが転がってきた時、細かいプレーでも反応速度が速いです。
まずはセットプレーを強化しなければいけないのと、フィールドプレーでディフェンス、ボールキャリー、ブレークダウンなどまだまだ足りない部分が多いのでそういうところを地道に伸ばしていきたいと思います。
(チャレンジャー精神というのは考え方の軸の一つですか)
そうですね。僕が選んできたチームは優勝したことがないので。みんなでてっぺん取ったるぞという気持ちがすごく感じられ、そういう雰囲気が好きなのでチームで切磋琢磨するのは自分に合っていると思います。
(スクラムについての手ごたえは)
いけるぞという気持ちもあるのですが、細かいスキルのところで完璧にできていないのでまだまだ伸びしろがあるのではないかと思っています。
(プロップだった岩爪さん:チームの雰囲気ですが、誕生日祝いしてもらいましたか)
はい。写真撮ったんですけど、ワンチームという雰囲気がめちゃ好きで些細なところですが写真撮って記念として残してくれるというのは素晴らしいです。母校(近大)でも一体感強かったです。
(スクラムに関しては)後ろ(2・3列)の重さがありますし、スクラムのマインドセットが全然違います。ロックだけでなくてアンカー(最後尾)の押しもですね。全然違います。(岩爪さん : びっくりした?)びっくりした(笑)
(スクラムはまだまだだとおっしゃいましたが)
今は自分のいい組み方に精一杯になってしまっているので、3番2番の選手の助けができるようなパワーをつけるようになれたらと思います。
(岩爪さん:今回はホストゲームラストマッチということで負けられない試合です)
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