「運動会マジック」みんなが天使に見えるって本当?
今日も記事を読んで下さり、本当にありがとうございます。
今日は密かな新企画として、子育てに関する気づきをテーマに書いてみようと思います♪
(ご参考☆最近の決意はこちら↓↓)
今回取り上げるのは、子育て世代がみんな経験するであろう、「運動会」についてです。
日記だけでなく、気づきを共有できるように心がけましたので、よろしければ読んでいってくださいね♪
子どもの晴れ舞台☆運動会マジックって?
秋晴れの爽やかな日が増えてきたこの頃。
世界情勢は戦争状態になる国があったりと、とてもきな臭いけれど、日本社会は相変わらずのほほんとした時間が流れています。笑
そして、子どもたちのいるご家庭ではおそらく、運動会月間を迎えています。
「運動会マジック」という言葉をご存知ですか?
一体何のことやら、と思ったら。
「運動会になると、頑張っている子どもたちが、みんな健気で天使に見える」
というマジック現象のことを指すそうです!笑
そう。
普段どんなに生意気で、イライラしてしまう我が子であっても、運動会で頑張っている姿を見ると、まるで天使のように輝いていて、育児の疲れも吹っ飛ぶ!というアレです。笑
本当だろうか?と思いつつ、noteの皆さんの運動会記事を探してみると、「#運動会」だけでも実に5000件近くの運動会の記事が!
そして、皆さんやはり大多数の方が、
「運動会で子どもの成長が観れた!」
「大きくなった!」
「こんなことができるようになったんだね!感動!」
という喜びの感想を書かれています。
それだけ、子どもたちが頑張って一つの事に向かって努力した軌跡が見える運動会というのは、家族にとっても感動的な瞬間なのです。
失敗して泣いてしまっても、かけっこでビリになってしまっても、一生懸命頑張ったことに変わりはない。
そのひたむきさが、観客の胸を打つのだと思います。
運動会当日!
我が家にも、5歳の息子と2歳の娘がおり、幼稚園(+プレ幼稚園)に通っております。
遠い昔は参加者側だった私も、今は観覧者側。
秋晴れの美しい空の下、あー自分も参観側にまわる年になったんだなーと思いつつ、子どもの成長にビックリ!!
特に5歳になる年中の息子がですね。
障害物競争に出場。
知らない間に、跳び箱ができるようになってる!
後転(逆さでんぐり返し)……なんだその技は!?
布団の上でやたらくるくる回っていたのは、この練習だったのか。息子よ。
そして、なんと言っても、ダンス!
海賊になりきって、ちゃんと皆と同じタイミングで、同じ振り付けで踊れている!
それだけでもママにとっては奇跡のようで、感動して泣いてしまいました。
(なぜ奇跡なのか……理由は後述します!)
一方で、2歳の娘。
プレ幼稚園生、ということで簡単な「かけっこ」競技。
ただのかけっこだとまっすぐ走らない子が多いので(多分)、ゴールにはプレゼント(文房具)が置かれ、さらにゴールの先にはパパかママが立って待っている、という用意周到ぶり。
先生方、考えましたね。
案の定、子どもたちは爆速で走ってくるわけですが、半分くらいはプレゼント(文房具)を無視して、パパやママに猛ダッシュ!
(そうなりますよね。)
我が娘はちゃっかりしていて、パン食い競争並みの勢いで、プレゼントに向かって猛ダッシュ!
その後にんまりとした笑みを浮かべながら、「ママ~!」と飛び込んで来てくれました。
ちゃんと指示通り、
①まずプレゼントに向かって走る。
②おうちの人のところに向かう。
ができて良かったね。
そんなこんなで運動会を終え、「運動会マジック」、やっと私にも効くようになったかな……!と母もホッとしたのでありました。
運動会は天国にも地獄にもなる!
なぜ「運動会マジック」が自分にも効くかが心配だったのかというと。
実はフルタイムで仕事をしていた頃、運動会の準備を全く見てあげず、当日に悲惨な目にあったことがあります。
普段から仕事に没頭していると、いつの間にか子どもの訴えが疎かになってしまうことってあります。
「ダンスが苦手で恥ずかしいんだよね……」と息子がウニョウニョ言ってはいたのですが、適当に聞き流していた私。
すると当日。
みんながダンスをしている中で、全く微動だにせず、固まっている我が子の姿が!!
先生方が必死に語りかけてくれていても、一切通じず、曲の終わりの方まで突っ立ていたままでした。
これは自分が普段から見てあげていなかった責任だな、と思いつつ、「運動会マジック」どころか、冷や汗タラタラものの時間。
むしろ早くダンスの時間が過ぎ去ってくれ……!と時間が過ぎ去るのを願ってしまいました。
他の子が上手に踊れていても、一生懸命に競技を頑張っていても、我が子がその波に乗れていないのに、「みんなが天使に見える!」なんて感動する余裕はなかったですね。
天国か地獄かというと、残念ながら地獄に近かったかもしれません。
去年は「マジック」どころか、反省会!
――運動会で突っ立ったまま、何もしない。
我が家の場合、こうした時にすべきなのは、子どもを責めることではなく、自分の普段の子どもとの関わり方だと感じました。
何でみんなと同じように踊れないの?
どうして集団行動が出来ないの?
そんな風に子どもを責めることはいくらでもできます。
でも、その子がその行動をしない、というのには、必ず理由があるはず。
そこを解明せずに頭ごなしに否定しても、親子の関係としてはうまくいきません。
決して普段から手が付けられずどうしようもない、という子ではないので、まず、何が嫌だったのかを聞くことにしました。
すると……
・ダンスは完璧に仕上げていないと、人前で踊るのは恥ずかしい。
・沢山の知らない人に見られて、写真を撮られている状態で踊ることはできない。
・そもそも、なぜ人前で注目されて踊らなければならないのか。
こんなビックリな答えが返ってきました。
なんとなんと、ママにそっくりな完璧主義さん!
ママも仕事において完成度を求めすぎて、逆に完成時期が遅れてしまったりと、完璧主義な部分がありました。
それから、「なぜ人前で注目されて踊らなければならないのか」。
確かにこの疑問について、答えてあげたことはありませんでした。
運動会で練習をして踊る。
踊るところをおうちの人に見てもらう。
そんな当たり前だと思っていたことが、子どもによっては当たり前のことではない、ということが分かりました。
子どもには子どもの論理がある
親から見たら、子どもが出来ていないように見える事でも、子どもにとってはちゃんとした理由があったりするんですよね。
そこの考え方をすり合わせることも大切なのだな、と学んで息子と向き合ってみたところ。
息子のディベート力の強さ。
驚かされ、時に言い返すことができませんでした。
私:「頑張って練習した成果を、おうちの人に見せる機会なんだよ。」
↓
息子:「何で?成果なら、家で踊って見せてあげるのでいいじゃん。」
↓
(私:ガーン。)
私:「みんなと一緒に行動する練習でもあるんじゃないかな?」
↓
息子:「大人になったら、みんなでそろって踊らなきゃいけないの?」
↓
(私:いえ、そんなことはございません。。)
さらに息子の説教は続きます。
息子:
「だいたいママがさ、いつもパソコンばっかり見てる時間何なの?
全然練習見てくれてなかったじゃん。
パソコン触るのが大人の仕事なの?大人って楽しくなさそうだなぁ。」
↓
(私:ガーンガーンガーン)
そんなこんなで、逆に反省させられまして、今年こそは!
と慎んで運動会を応援させていただいておりました。笑
いざ、運動会リベンジ!!
我が家では、去年のようにはなるまいぞ!という決意の元、次のような試みを実践してみました。
・でんぐり返しをし始めたら、パソコンやスマホから目を離してみる!
・ダンスの練習を始めたら、note記事を書くのをやめて(笑)、スマホで踊っているところを撮影してみる。
・撮影した動画を、息子と確認する。
・音楽をかけて、プレッシャーにならないように一緒にダンスを楽しむ。
・「本番見れるのが楽しみだな~♪」とひたすら楽しみにしていることを伝える!
そんなこまごました心の交流から、今回は無事、本番で固まることもなく、運動会を終えられることが出来ました!
例によって、「なんで人前で、写真を撮られながら跳び箱をしなくちゃいけないの?」と聞かれることもなく、ホッとしております。笑
「恥ずかしい」とか「見られたくない」とか、そんな気持ちを乗り越えて、頑張ってくれた我が子に感謝です。
去年が大変だった分、今年頑張っている君はとても輝いて見えたよ。
去年のお蔭で、今年は普通の人よりもいっそう、「運動会マジック!」を経験できたかもしれません。
貴重な人生経験をさせてくれている我が子に、心から感謝です。
<まとめ>
いかがでしたでしょうか?
「運動会マジックは本当か?」について、私なりに気づいた答えをまとめておきたいと思います。
「運動会マジック」は本当か?
→子どもが無事に頑張れた時は、本当。
→また、失敗したとしても、健気に頑張っている姿を見せてくれたなら、本当。
反対に、
・子どもが運動会にハマらず、種目を無視し続けた場合は最悪。
・自分の子どもが上手くいかず、他の子どもたちが頑張っている姿を見ると、少し心が揺れる。
・マジックどころか、早く時間が過ぎ去って欲しい、と思うこともある。
ただし、失敗や上手くいかなくなった後、再び頑張っている姿を観れた時には、感激もひとしお。
「失敗からの成功」があると、運動会マジックは、普通の時の倍以上の輝きを持ち、自分の子どもはもちろんのこと、あらゆる子どもたちの頑張りが愛おしく見える。笑
とまあ、しょうもない気づきなのですが、きっと共感してくださるママさん、いらっしゃると思います。
また、本当に目指すべきは、周りからどう見られようとも、子ども一人ひとりの成長を懐深く見守ってあげられるような親の胆力ですね。
子どもに観られても恥ずかしくない大人を目指して、精進していきたいものです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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