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10月から有料マガジン開始します フリーランスでそこそこ稼ぐ方法、取りあえず24回分のテーマ案

8月31日でセミリタイアしました。でも、Y嬢と一緒にやっている弊社・ケロジャパンは残りますし、彼女は相変わらず仕事は続けます。私は基本は執筆中心で、これまで膨大な時間を使っていた編集・PRプランニング業は一旦終了。もしも「人手が足りねぇ!」なんて古巣が言ってきたら手伝うかもしれませんが、取りあえずはこの14年ほどまったくできなかった釣りや虫捕り、畑仕事なんてして生きていきたいです。

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そんな状況ではありますが、Y嬢と一緒にnoteの有料マガジン開始します。タイトルは「月刊お気楽フリーランス論」で、いかにして我々がカネを稼いできたか、について下記、24のテーマから具体例をバシバシと出して論じていきます。一冊の書籍にできるようなものでは? と言われましたが、あくまでも「フリーで食っていきたい。人以上に稼ぎたい」という層は限られていますし、そういった野心がある方には生々しい具体例や金額等も提示しなくては失礼だと思う。

だから、書籍ではなく、有料マガジンでやっていきます。noteの運営会社・note株式会社社長の加藤貞顕さんとも相談したのですが、こんな金額にすればいいのでは、と助言いただきました。

単体:300円
定期購読マガジン:1000円
有料マガジン:5000円(24本まとめ売り・24本終了後に販売)

更新は10月8日(木)から毎週木曜日。私が書いたテーマの裏話や別視点からの話はY嬢(吉河)が適宜更新していきます。こちらは無料で通常の私のnoteに入っていく形となります。私は社会人になって23年、フリーになってから19年、ネットニュース編集を始めてから14年、本が売れてから11年、そして会社をY嬢と始めてから10年。一旦の総括をしてみます。テイストとしては裏コンセプト「儲かり、かつ苦しくない社畜的フリーランス論」的になるかと思います。先月まで私は月に800~900本の記事を編集し、コラム等の連載は40本ありました。それでいて博報堂には1年間「週1勤務」をすることができた。多分、相当「仕事がある」部類の恵まれたフリーランスだったと思います。自分ではたいした才能はないと分かっています。ただ、時の運と出会いが良かったことと根性があっただけでしょう

自己啓発的な文脈は一切ありませんし、いわゆる「情報商材」的な「これをすれば一攫千金! ウハウハだぞ~」みたいなことは書きません。あくまでも、私が経験してきた仕事がどう発生し、どう大きくし、そしていかにして人間関係を構築してきたか、という泥臭い話の方がたくさんあるかと思います。

なお、これまで通り通常のnoteは続け、日々の雑感などは書いていくつもりです。何しろこれまで忙し過ぎたもので…。全然更新できていなかったのですが、今後は「魚釣った」とかそういった話も出てくるのではないでしょうか。それでは以下、24回分の現在考えているテーマです。実際は変わる可能性はありますが、現状こんなことだったら書けるかな、と考えています。文字量は毎回3000~5000字ほどになるかと思います。特に初回は「数字」の話が多数出ますので、決算書のjpegなどもバシバシと貼り付けて行く予定です。具体的なギャラややってきた仕事の思い出、珍騒動なんかも、適宜「箸休め」的に本文の最後に入れていきます。

【構成案】

1:60万円から1億5800万円までの道
 →フリーランス初期から最近までの具体的な数字の開陳。これまでにやってきたまったく脈絡のない仕事の数々紹介。

2:「場数」の重要性
 →前回を受けてのもの。とにかく会う人が増え、様々な経験をすることにより、仕事の幅がむちゃくちゃ広がる。そして、失敗した時にどう挽回するか? についても

3:仕事の取り方・営業不要論/フリー同士は仲良くすべきか?論     →基本的には知り合いから来るのを待つのが吉。最初は有力者のコバンザメになるのもいい。そして、フリー同士の関係性についての考え方

4:太い顧客の捕まえ方と維持のやり方、良好な人間関係の維持方法/そして信頼できる外注先の見つけ方
 →なぜか私は切られないでずっとい続けられました。それが何かを分析。「使い勝手がいい」「文句を言わない」と時に優遇してもらえる(例:ABEMA Prime「中川怒りのスペシャル」「ネットニュースって何? セミリタイアのススメ特集」)。その他、そのオフィスにいる人との人間関係構築術

5:傍流という生き方・逆バリで勝つ
 →流行っている、メインストリームの業務をやってもそれはいずれ終わるかすでに過当競争。新規の「これから来る」仕事をやれ。結局メインストリームはプレイヤーの数が多過ぎる。『ウェブはバカと暇人のもの』誕生物語と、その後の「識者」としての逆バリ人生

6:禁句集「できません」「例を見せてください」ほか、「人は困っているからフリーに発注する」の理解
 →フリーは「傭兵」。とにかく発注主を楽させるのが仕事という割り切り。広告会社に見る「発注」の意義と「あのフリーの人、この仕事だけで50万円ももらってるんですよね……」という後輩の発言の重い意味

7:こんなに簡単、信頼できるテクニック/失敗のリカバリー術
 →締切が守れているだけで猛烈なアドバンテージ、挨拶ができる、会社員経験あり、など。あとは失敗した時の対処法

8: ギャラ交渉不要論・「言い値」でOK/オフィスの選び方・経費への考え方
 →カネにうるさいと思われると面倒なことになる。発注主はない袖は振れない。さらには、将来化けるかもしれない仕事を失う可能性も

9:会社員経験の重要性
 →結局、付き合う相手は会社員。お金くれるのも会社員。そのくだらない論理をいかに理解すべきか

10:無茶振りこそフリーにとってはチャンス
 →無事仕事完遂した時に感謝される&意外ととんでもないギャラがもらえるかもしれない。「時間がないからたくさん出す!」的な話もあるため、「時間」はカネに勝る。自分史上最高においしかった仕事について

11:仕事をやる、やらないの基準重要なのは「成長」「カネ」「仕事相手が好きか嫌いか」
→そしてこれは「辞める」時の基準となる

12:ケンカのやり方、理不尽なクライアントへの対処法
 →圧倒的に相手の不備をつくか、そしていかにしてそいつを貶めるか。私がゴーストライターをした時のギャラ値下げ騒動含む理不尽な扱いの数々の騒動の紹介

13:「2人会社」のススメと会社の作り方/「バカ社長」(私)と「有能番頭」(Y嬢)の役割分担と有能税理士の重要性
 →パートナーはいかに選ぶか? そしてそれがいかに重要か、よっぽど野心がある場合以外3人以上にしてはいけない理由。あと、私は会社経営については何も分かっていませんし、自分の給料も知りません。これでうまくいくのは有能な税理士がいるから

14:発注主が困っていたらとにかく助ける、これで信頼感が獲得できる。そして怒らない/年下・年上との付き合い方
 →発注主の言う通りにやったのに突然「やっぱナシで」と言われても文句言わずにやる。いかに相手に「貸し」を作るかの重要性。あとは「年齢」「性別」で態度を変えず、プライベートでも仲良くするが吉

15:紙メディアを経験して良かったこととは
 →日経エンタテインメント! テレビブロス他の経験がいかに生きたか

16:他にない「ハイブリッド人材」になることの強み
 →私の場合「大企業勤務経験があり、紙メディアのことが分かるウェブメディア編集者、さらには企業PRの代行もできて筆が速い。メディアからすれば”批判者”枠で使い勝手がいい」というのがあります。こんな人材はほぼいない

17:残念ながらライター・編集・クリエイティブは東京が有利という話。しかしこれからの地方の光
 →東京がいかに有利かは書きつつも、近く地方移住するであろう私の現地での働き方
※地方在住ライターが別の仕事GETする方法を、この回は一部ゲストに寄稿していただきます

18:「美味しい仕事」はあまりない。新しい仕事は最初だけ威勢が良い、ヤバい仕事の見抜き方
 →運営元の体力をまずは見るべき。ただ、大きな会社がビジネス(ウェブサイト等)を乱立させまくるのはヤバいと思うべき

19:ビジネス書は一切読まないでいい。また、同じ本を読み続ける重要性と文章の書き方
 →特にライター・編集者・コラムニスト志望者に向けた回になります

20:自分が中核メンバーになると有事に強い 。アイディアつくる人になれ。とにかく客には提案をし続ける
 →楽しく仕事をするためには、フリーとはいえ、自分が仕事の中心になった方がいいし、「いいな」と思ったことはやった方がいい。ただし「ヤバそうかな」という勘は当たるものという嗅覚も重要

21: フリー同士の結婚、フリー以外との結婚の利点
 →生活設計全体をどう考えるか? 厚生年金等をいかに捉えるか? 配偶者は同じ金銭感覚の人を選ぼう

22:SNS時代は個人の方が強い。SNS活用法/今、「風」を読むことが求められる時代であることの実感                      →特定分野で支持者を作る。さらには、全然関係ない分野でも支持者を増やし穏やかなSNSライフを送る方法。そして、企業がいかに世間の「風」を読むことが重要か、について「ネットウオッチ」の勧め(tribute to Hagex)

23:余計なプライド不要論
 →これまでの総括的な回となるが、結局この言葉に行きつく。フリーでよっぽどの才能がある余人をもって代えがたい人間ではなくてもそこそこ稼げたのは私とY嬢が余計なプライドがないから

24:「こうありたい自分像」の作り方と目標設定・ロールモデルの重要性
 →最終回。完全に自由な仕事なんてないし「やりたいこと」なんてない、と途中は思い込もうとしていたが、意外とすべてが叶ってしまった……という話。そして他人に嫉妬してはいけない

飲み会、書籍、代表作、会社復帰なんかについても書きます。

それでは皆様、どうぞよろしくお願いいたします。これを読んで年収がガッポガッポ上がるかどうかは分かりませんが、取りあえず、47歳でセミリタイアをすることができた私の仕事人としての正直な気持ちは書いていく予定です。

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それではどうぞよろしくお願いします!

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