見出し画像

ANA 羽田発着国際線の際際乗り継ぎ分析

さて、私のオタクな面についてもたまに書いていくことになると思いますので、お付き合いを(あるいは、全く興味のない方はさらっと流していただいて…)。

華々しく羽田国際線の増便がお祝いされるかと思いきや、コロナウイルスの混乱で就航が遅れてしまったりして大変残念な今日この頃。ベイエリアでもANAの羽田〜サンフランシスコ便就航のビルボードを目にして、大変悲しい気持ちです…。
そんな中、以前気になっていた、ANA羽田国際線の際際乗り継ぎはどれくらい考慮されているのか?そして、ターミナル2と3の配分にはどんな意味があるのか?を考察するため(馬鹿w)、国際線時刻表をじーっと見たり、スプレッドシートにプロットしていろいろこねくりまわしてみました(もっと馬鹿w)。

これは勝手なロジックですが「直行で9時間くらいを超えてくる長距離路線の場合は、乗り継ぎ時間が3時間以下であればストレスのない乗り継ぎとする」という、自分が旅行するときの基準で考えてみました。

まず直行で9時間を超えるということで、アジア→アジアの乗り継ぎは基本無視することにします。(シドニーは一応チェックしました。)

行きも帰りも乗り継ぎ3時間以内になる組み合わせは以下の通り。(羽田の国際線同士乗り換えは75分以上の乗り継ぎ時間が設定されていますので、75分以下の組み合わせは除外してます。)

フランクフルト:ソウル
ミラノ:ソウル
パリ:ソウル
ロンドン:ソウル
ロサンゼルス:シドニー

*すみません、サンノゼ:ソウル、ミュンヘン:ソウル、ワシントンDC:ソウルを入れていましたが、最低乗り継ぎ時間以下でした。訂正します。

正直言うと、「え、これしかないの?」という感じ。ソウルは1日3便あるので当然乗り継ぎには便利。さらにこれに使用するターミナルを追加すると、

フランクフルト(2):ソウル(3)
ミラノ(3):ソウル(3)
パリ(2):ソウル(3)
ロンドン(2):ソウル(3)
ロサンゼルス(2):シドニー(2)

となります。ターミナル間の移動はそれほど苦ではないとは思いますが、せっかく乗り継ぎが良い組み合わせに関しては同じターミナルだったら「よく考えられてるなあ」と見えると思うのですがねぇ…。そもそもヨーロッパ便はすべてターミナル2発着なのに、ミラノだけターミナル3というのは、どういうことなのか(笑)。

石川さんが言っていたような、特殊な都市関係(サンノゼ・サンフランシスコと深センのIT関係、など)があるのかも確認してみましたが、結論からいうと、まったく接続はよくないです。サンフランシスコ便は午前5時羽田着。サンノゼ便は午後3時20分着。深セン便は午前11時20分発。せっかくターミナルは同じ3なのに。

発着時間は羽田側だけの都合で決められるわけではなく、到着地側の都合もあるわけで、そう簡単に乗り継ぎ時間を合わせられるわけではないと思いますが、今回の時刻表を見る限り、国際線同士の乗り継ぎはあまり考慮されておらず、やはり基本は東京そのものへの需要が大きく、そして、国際線と日本国内線の接続が主目的ですな、というのがよくわかりました。

せっかくなので、作ったファイル貼っておきますね。間違ってたらごめんなさい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?