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マスクについての世論調査-ロザンの楽屋を見て考えたこと-

ロザンの楽屋を見て考えたこと。
今回は菅さんの発想が興味深かったという話。


動画はこちら。
内容は厚労省が屋外でマスクをしなくていい(条件付きではあるが条件に当てはまる場合はむしろ熱中症などの危険性から外すことを推奨しているらしい)という発表をしたのに、その後の世論調査で、距離が取れる屋外でもマスクをするべきだ、という選択肢を選んだ人が40%以上いた、という件について。
この世論調査は宇治原さんが新聞で見たらしく、専門家とかから話を聞いて判断している厚労省の「マスクをしなくていい」という発表に対して、素人が「マスクをするべきだ」という判断をするのはどういうことやねん、という論調の宇治原さんとその後の菅さんの分析と予想。

そもそも厚労省の発表自体詳しく見ていなかったので記事を書くに当たって調べてみました。
いろいろ条件があるみたいですがざっくり説明すると、屋外で距離が確保できる場合、もしくはほぼ会話をしない場合はマスクをしなくていい(熱中症の危険があるときはむしろ外すべき)。
室内でも会話がほぼ無い場合(読書、芸術観賞など)はマスクをしなくていい、という感じのようです。

僕はマスクできれば外したい派なので状況に応じてマスクを外すのが広まればいいなと思うんですが、周囲を見る限りまだ外している人はほぼいない気がします。
厚労省的には屋外で会話をせずに徒歩や自転車ですれ違う場合もマスクを外していい、となっているので通勤で駅まで歩くときに外せるなら外したい。

で、宇治原さんの、なんでやねん、という論調についてはちょっと違和感。
宇治原さんは、専門家が「しなくていい」と言っていて、素人が「個人的に心配だから自分はします」ならわかるけど「するべきだ」と言うのはおかしい、という感じで話していました。
個人的にはそのロジック自体には賛成だけど、世論調査の場合質問の仕方、選択肢の設定、データのまとめ方によって全然違う感じになりそうなのでこの見方が正しいのか判断できないと思いました。
例えばこれが2択の設問で、
1、屋外でもマスクをするべきだ
2、屋外ではマスクを外すべきだ
という選択肢の場合、上の「個人的に心配だから自分はします」の人も1の選択肢を選ぶんじゃなかろうか。
実際の設問と選択肢がわからないとなんともいえないなと。

で、その後の菅さんが話していたことが個人的になるほどと思いました。
現状屋外で距離が確保できていてもマスクしてない人ってほとんどいないし、いたとしてもずらしてアゴにつけていたりするよね、というところから、マスクをする準備はあるんだよ、というアピールをしたい人が多いんじゃないか、という話。
そしてそれがさらに進むと、感染症予防の効果は少ない(もしくは無い)けどマスクをしているように見えるマスクが出てきて流行るんじゃないか、と言っていて、ありえそう、と思いました。
効果は少なくても息がしやすくて快適でとりあえず見た目はマスクしてる感があるマスクってなんだか需要がありそう。
じゃあマスクしなきゃいいじゃん、という気もするけどそれはそれで周囲の目が気になるというのもわかる。

ほんとにそういうマスクが流行ったら自分はどうするか悩むところ。

というわけで今日はここまで。


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