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パクリとオマージュの違いについて-ロザンの楽屋を見て考えたこと-

ロザンの楽屋を見て考えたこと。
今回は明確な答えが無さそうなテーマだけどおもしろいなと思った動画について。


こちらの動画。
パクリとオマージュの違いはなんなのか、菅さんは元ネタに対して敬意があるかどうかじゃないか、とか、他にもいろいろ例を上げて話しています。

個人的には悪意があるかどうかかなとなんとなく思ってました。
パクリとかオマージュとかパロディとかインスパイアとかってかなり境界線が曖昧なもので、業界とかジャンルによって考え方もルールも違うしなんなら法律の適用のされ方も違うような気がする(定かではないが)。
自分の詳しいというか仕事上よく聞く話で、音楽の著作権の話でいうとコード進行はまるまる1曲同じでもOK、主旋律は二小節同じだとNG、とかだったと思います。(二小節というのはどこかで聞いた気がしますが調べても出てこなかったので勘違いかも。調べた限りでは小節数とか秒数に限らずいろんな要素から検討して判断するようです)

ロザンの動画の中で飲食業界においてはパクリは当然とされていてみんな平気でパクる、みたいな話もしてますが音楽業界も見方によってはそういうところもあると思います。(というかどの業界においてもある程度はそうだと思う)
パクる、だと悪いことのように感じますが、真似する、とか、参考にする、とかになってくるとそんなに悪いことだと感じないし、動画の中でも話しているように漫才のボケとツッコミというシステムとかもはや当たり前になっているものも元はパクリと言われるものだった可能性もあります。(時代によっても変わっていく)
そういうことを全部禁止しようとするとその業界が発展しなくなる可能性も高いと思う。

音楽業界で当たり前とされている、という意味では最近こういう曲が流行ってるから似た雰囲気で曲を作る、アレンジをする、とかはある意味パクリだと思うし(1曲まるまるではなく部分的に真似するのはOKとされているように感じる)、カノンコードとかもっと言えば音楽理論とかも過去の名曲をもとに組み立てられていると思うので、広い意味で言えば現在のほとんどの曲にパクリの要素があると思う。
そもそも全く新しいものというのはかなり難しいので、結局パクリをどう組み合わせて良い物を作るか、その組み合わせ方にオリジナリティがあるかどうか、ということが重要になってくる気がします。

で、なかなかスパッとした結論が無い話題なのかなーと思っていたのですがコメント欄を見ていたらパクリに関して有名なツイートがあったよ、というのが載っていてけっこう納得いったのでリンクを載せておきます。

おそらくこれが元ツイート。
特にパクリとパロディに関してはこの説明がしっくりくる。
リスペクトとインスパイアはそうとも限らない気がするけど。

ロザンに限らずですがこんな感じでYouTubeは動画で答えの出なかったことがコメントで的確に答えられていることがあるのも面白い。
SNSとかブログとかコメントがつけられるものはどれでもその可能性はあるんでしょうがYouTubeで特に優秀なコメントを見ることが多い気がします。
なので好きな動画はコメントもけっこう読んじゃいますね。

というわけで今日はここまで。

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