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CounterfeitXLモデルテスト+hires & Adetailer検証


SDXL1.0リリースしてから、続々XL系のモデルを出始めた。今回はCounterfeitXLのモデルテストです。

テスト画像

うん!素晴らしい!

以前XL系のモデルをテストする際hiresを走ると顔が歪んでいくことを気づいたが、Counterfeitの場合はどうなるだろ?気になって1.5倍を掛けてみた。

なんじゃこら!目元がおかしい

因みに元の画像は無事でどうやらAdetailer適用時目元の描写が壊れたようです。じゃ、Adetailer適用前の画像で比較してみます。

比較画像

やはり崩れになってゆく

やはり崩れになっていきますね…でも1.5倍までは我慢できる範囲と思います。

Adeteailer 検証

Adetailerの調整も必要なようで、ついでに弄ってみる。

顔の繊細さが増えていく

以前SD1.5系のモデルの時、Adetailerのベスト設定は768の気がします。これ以上行くと目がボヤケかかって、2D系だと鼻が小さくなりすぎてなくなるとかの事象が発生し始める。画像の解像度の問題か、XL系のモデルだと、逆に1024に設定しないとおかしくなる傾向があるようです。
Adetailerを1024にしたら問題を解決できるのでは?

ん.…やはり目が少し歪んでいる…

他の組み合わせ

やはりAdetailerで顔の修正が必要で、hiresではの再処理で細部の追加と修正が欲しい…どうしようかなぁ…いっそう、アップスケール比率を低くすれば?という訳で1.05倍、1.1倍と1.2倍にしてみた。

ADetailerなし
ADetailerあり

ADetailerなしだと、やはり1.05倍が一番顔立ちが元に沿っています。でもADetailerを掛けたら、1.05は1.1と1.2には及ばないと言っても、1.1は右の目が大きすぎるに対して、1.2は少し顔が丸くなりすぎ…
ん.…もう一段Adetailerを引き上げて1280にしてみるか

これだ!

Steps: 30, Sampler: DPM++ SDE Karras, CFG scale: 7, Seed: 3729809611, Size: 1024x1280, Model hash: 4635694aa3, Model: counterfeitxl_, Denoising strength: 0.545, Clip skip: 2, ADetailer model: face_yolov8n.pt, ADetailer prompt: "(best quality, masterpiece:1.2), (ultra-detailed:1.15), (highres), (an extremely delicate and beautiful), pretty face", ADetailer negative prompt: "(worst quality, low quality:1.4)", ADetailer confidence: 0.3, ADetailer mask min ratio: 0.01, ADetailer dilate/erode: 32, ADetailer mask blur: 16, ADetailer denoising strength: 0.4, ADetailer inpaint only masked: True, ADetailer inpaint padding: 32, ADetailer use inpaint width/height: True, ADetailer inpaint width: 1280, ADetailer inpaint height: 1280, ADetailer version: 23.7.10, Hires upscale: 1.05, Hires steps: 15, Hires upscaler: 4x-UltraSharp, Eta: 0.98, Version: v1.4.0-310-g68f336bd

他のテスト画像

感想

XL系でAdetailerは相変わらず必要として、ただ解像度の最適解は毎回探す必要あり?生成時の最大幅に合わせる説あり?
hiresはそろそろ限界になってるのか。ただでさえ素の1024生成ガチャは時間をかかるになっており、3060ではAdetailer含めて2分(1:55)ほど、
Hiresを掛けてらさらに4分台まで跳ね上げる。1.05~1.2にしも大差がないが、ほとんどTiled VAEでの時間に使われる。それに倍率を低めにしたら
描写の増加の効果も同時に抑えた気がします。

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