見出し画像

波待ちから学ぶ

先日、半年以上ぶりのサーフィンへ。

サイズはひざセットももくらいで
海面もチョッピー気味。

良いコンディションとはとても言えなかった。

波待ちをしていて、ただでさえセットには多くの人が群がるのが常だがこの日はあいにくのたまのセットももくらいなので、ここぞとばかりにみんなが我先にとパドルしまくっていた。

当然、その波たまにしか来ない上に上級者がかっさらっていく。

これはビジネスと同じだと思った。

誰もが狙っているマーケットは資金力と実績のある大企業に勝てっこない。

我々は企業の中では新入生であって、1にも2にも経験。とにかく多くの手数の中で「これ、当たると思ったけど全然💦」とか「こっちが刺さるんかーい」を蓄積していく時期だ。

死んじゃう類のチャレンジだけは避けつつ、ケガを負うのは前提で進んでいく。

作戦変更の結果、セット前後にも乗る位置をやや岸側にズラせば乗れる波数は俄然増え、半年以上ぶりだったにも関わらず、今までで1番本数を乗る、というファンサーフであった。

そして本数を乗るなかで、誰もが狙うセットはダンパーで乗れる時間は短いことが多く、小波のほうがむしろロングライドに向いたキレイなフェイスが続く波は多い、という気づきがあった。

それは本数をこなして技量が上がるからキレイなフェイスを掴める良い位置に辿り着けるのかもしれないが、、

事実、その日海にいた1番上手くてスタイリッシュなサーファーは同じ作戦で数多くの波に乗っていた。

雑誌の表紙を飾るようなサイズもフェイスもパーフェクトな波に挑む権利を早く得たいと願うのであれば、他人が目を向けない小波に数多く乗って波自体の経験値を上げる時期が必要なのかもしれない。

まずは死なない程度のケガを負いながらビジネスの経験値を蓄積していこ、なんせ知らねえことが多すぎるので。

準備した奴のみがパーフェクトウェーブを乗りこなす。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?