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さっきみたゆめ6 ~東京でライブをやってきた話~

さる2024年9月15日日曜日、大阪から東京へ遠征して音楽サークル空騒中継点として東方アレンジライブイベントに出演してきました。

明日ryBEATS様とアリスミア・アリスメア様共同主催のイベント名は、

さっきみたゆめ6

その名の通り夢のような時間を過ごせました。
配信アーカイブ2024年9月30日23:30まで購入と視聴が可能となっていますので、会場に来られなかった方も是非ご覧ください。

※空騒中継点は映像にボカシを入れさせてもらってますが、雰囲気は伝わると思います。

実はこのイベントに参加するのにも結構な紆余曲折がありまして。
最初に声を掛けていただいたのが2019年でした。

当時開催された東方紅楼夢に新譜のCDを引っ提げてサークル参加していた所、CDを買いに来てくれた明日ryBEATS人間検定193級さんが「ライブやるのとか興味ありませんか?」と誘ってくれたのが最初だった記憶があります。

当時は僕が完全に個人で活動していてバンドメンバーがいなかったことや、直後に始まるコロナ禍など、諸々の要因によってこの話はすっかり流れてしまっていました。

時が流れて今年2024年。
コロナ禍による行動制限もすっかりなくなり、空騒中継点も(完全に人の力に頼る形で)ライブができる状態になっていました。
そして人間検定193級さんからDMが届きます。

「都内にてライブを企画しようと思っていまして」

5年越しで再度ライブ出演のオファーが来て自分もそれを受けられる状態になっている、というのが凄いですね。
そんなこんなで空騒中継点は初の東京遠征ライブが決定し、つい先日それを完遂してきたのでした。

以下、簡易になりますが参加サークル様の感想と雑感を述べさせていただきます。


明日ryBEATS様

イベント主催者がトップを張るという。
ラップ主体のサークルで、1DJ・1MCで堂々と1ステージやり切って見せてくれました。
ステージ全体を使った全身でのパフォーマンスが実に「ヒップホップを見てる~!」って感じで素晴らしかったです。
Reminderは音源でも聞いたことがあるのですが、トラックメイクも含めめちゃめちゃ好きな曲なのでライブで聞けて良かったです。


PsychoPhysics様

存在しない青春の記憶を流し込まれるような爽やかエモロック……!
おじさんは浄化されてしまいました。
女性ボーカルは曲の透明感が数段階上がりますよね。
ベースがステージの中央に立つ編成というのをあまり見慣れていないんですが、その上手さ、存在感が中央に立つべき説得力を備えてて格好良すぎでした。正に屋台骨
アップルとロイドが初めて聞いたけど個人的に物凄く刺さりました。
一緒にコーラスで合唱したくなっちゃう。


8686m様

空騒中継点が直後に出番だったので最初の方しかフロアで聞けず、楽屋で聞いていたためパフォーマンス全体は見れなかったのですが、音だけでもその完成された世界観が伝わってくるようでした。
聞かせる音楽とでも言うんでしょうか。
こう目を閉じて全部の音に集中したくなる、みたいな。
こちらも女性ボーカルですが、伸びのある力強さも魅力的でした。
flowertoneのサビの男女ツインボーカルずっと聞いてたくなる……


空騒中継点

自分たちなので割愛しますが、開始前は先の3サークルが作り上げた会場の「聞かせる」空気感を前に「この後どんな顔して演奏したらええんや」「チャットモンチーの後にアジカンやるんか」となってました。
あとベースに入ってくれているヒロヤ サカザワさんは始まる直前に「今回いつも以上に思いっ切り暴れるけど(中人は)冷静でいてくれ」と言ってました。
結果はボカシ有りの配信映像でも十分確認できることと思います。


マルカルポーネ様

リハーサルも見ていたんですが、もうその時点で圧巻のパフォーマンス力(ぢから)でした。
技術の高さもさることながら、もういちいち格好良い
曲のバリエーションも多彩でどの曲も盛り上がる盛り上がる
なんかもう何を言っても烏滸がましいと言うか、本当にただの一観客として最初から最後まで思い切り楽しませていただきました。
メインボーカルのリベロさんの感謝の心は見習わなければと思います。

ちなみにギター・コーラス・ラップのしゃばだばさんが以前Flowering Night 2011Sound CYCLONEとして出演していたのを配信で拝見しており、生でそのラップが聞けたことに対して個人的に感動していました。
垂直落下式デザイアドライバーⅡが総力戦の熱さ……!


計5サークルが全力で駆け抜けたさっきみたゆめ6、自身の演奏・歌唱に対する個人的な反省点はなんぼでもありますが、本当に最高のイベントでした。
改めて、この素晴らしいイベントにお誘いくださった人間検定193級さんに多大なる感謝を。

また、共演してくださったサークルの皆々様、イベント会場の貸出・準備・運営等ご尽力いただいた浅草橋MANHOLEのスタッフの皆様方も、本当にありがとうございました。
更には、リベロさんがMCで言っていた通り、東方のイベントは原作があってこそ生まれるもの。神主・ZUN様にも感謝を忘れる訳にはいきません。

そして、ライブで僕たちが全力で演奏できたのは、一緒に声を上げ、手を挙げ、盛り上がってくれた観客の皆様がいてくれたからこそです。
全力でコールすれば全力のレスポンスが来る。こんなに嬉しいことは無い。
先に挙げた方々も併せ、一緒にライブを「完成」させてくださり、ありがとうございました!

良い夢見ろよ!

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