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ナカさんの寄席日記 サマスモmeets寄席踊り

noteの寄席日記をだいぶサボっていました。寄席や落語会に行っていなかったわけではなく何となくボンヤリしているうちに新年度になりました。日記代わりのnoteなので覚えている限りで書いてみようかと思います。


サマスモとは桂夏丸師匠(summer)と桂小すみさん(small)のお二人からなるユニットです。2019年夏に小すみさんの高校時代の吹奏楽部仲間と一緒に同じく江戸東京博物館で音楽と演芸のコラボ公演をされました。それがとっても楽しくて私もすっかり「サマスモ・ファン」になりました!小すみさんは容姿もお美しく歌も楽器もこなすマルチプレーヤー、とにかく明るくテンション高い!夏丸師匠もビブラート多めの昭和歌謡やドラムやフルートもお上手。「サマスモ」というのは大きな可能性を秘めたユニットなのです!そこに寄席踊りが合体しちゃう公演って最高に楽しそうです!
座長は雷門小助六師匠。踊りのお師匠さんは北見寿代師匠。ちなみに寿代さんは柳家さん遊(柳亭小燕枝)師匠のお内儀さんです。寿代師匠のところで寄席踊りを習っている落語芸術協会の若手たちが出演。私は小助六師匠、音助さん、花金さんの大ファンなのでとても楽しかったです!!

それぞれ一席ずつ高座に上がりました。一番良かったのは音助さんの「釜泥」。音助さんは見た目「真面目な銀行員」風なのですが意外とこういう馬鹿馬鹿しい噺や粗忽モノが上手いです。たぶん見た目より中身はそうとう柔らかい方なんだろうなぁ。小助六師匠と共にこれからが楽しみなお二人です。夏丸師匠の増位山太志郎も堪能し、トリは座長の小助六師匠の禁酒番屋で。女中のお清も協力するバージョンでした🍶

住吉踊りはコント仕立ての喧嘩かっぽれが大爆笑でした!小助六&音助の兄弟コンビ、めちゃくちゃ面白かったです~😂やはり雷門助六一門といえば踊りの一門ですからね。お二人ともとても上手でした。三遊亭花金さんは住吉踊りデビューだったそうです。ちょっとぎこちない踊りもまた初々しかったです。夏丸師匠は踊りではなく太鼓で参加でした。最後は総踊りで締め。演芸から踊りまでたっぷり楽しみました。きっと第二弾があるのではないかと勝手に思ってます。楽しみです!

※ヘッダーの写真は寄席踊りの時のみ撮影OKで撮った写真です。

2021/2/26 江戸東京博物館大ホール
サマスモmeets寄席踊り
花金 他行
遊かり 幇間腹
小すみ 音曲
音助 釜泥
夏丸 増位山物語
 仲入り
寿代 南京玉すだれ
小助六 禁酒番屋
~住吉踊り~

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