余白だらけの空間があること。カンケイ商店オープン1か月の所感
こんにちは。中村です。
今日もわざわざ記事を見に来てくださりありがとうございます。嬉しいです。
7月1日にオープンしたカンケイ商店&イチナナバルですが、おかげさまでたくさんの方に気にかけていただき、足をお運びいただき、本当にありがとうございます。
仕事の納期がもろ被りしていたこともあり、7月はほとんど休みが無くシャカリキに働いた1か月でしたが、とても充実していました。そろそろ海に泳ぎに行きたいです。
さて、7月以降のわたくしですが、月火金土の10時~17時過ぎぐらいまでカンケイ商店の2階オフィスで基本一人で仕事をしているのですが、ふと「余白だらけの空間ってやっぱりいいな」としみじみ感じたので、1か月記念に感じたことをしたためてみたいと思います。
この1か月で起こった「偶然の」出来事
本当にいろんな偶然がこの1か月重なりました。
やばいほど涼しくて快適なオリジナルのもんぺを作ることになったり、
うっとりするほどセクシーな漆の酒器をいただいたり(物撮りとのバーター)
鯖江の森ハウスからたくさんのユニークな若者が遊びに来てくれてノリでラジオを収録したり
大学教授の先生がわざわざ訪問してくださって、話を聞いているうちに研究の設計をお手伝いするのかどうか的な流れになったり・・・
他にもいろいろあるのですが、要はアレです。
自宅で仕事してたらこうは絶対になってないな。
ということがたくさん起こりました。もう謎の謎現象です。
何かしたくてうずうずしちゃう「余白」
2階のオフィスの共用部に関しては、掃除して床を貼り植物を置いただけです。これと言って凝ったことはそんなにしていません。
オシャレかといわれるとそうでもないのですが、ただ掃除はちゃんとしています(この幅広のモップがすごい便利)。自宅よりも確実にきれいです。クーラーがあまり効かないのがネックですが。
ここを見ていただいた方々が良く口にされていたのは
「何かに使えそう」
「何かしたくなる」
「なんか楽しそう」
というキーワード。そんな発言を聞けるのが、願ったりかなったりでとてもうれしいです。
あえて多くを語らず、余白をつくる。
それにより、相手のアイディアによって補完されて「掛け算」で新しい何かが生まれる。という仕組みが、おぼろげながら見えてきたかなーと思います。
NHKのプロフェッショナルでやってた庵野秀明特集でも監督が言われていた「自分が描く世界だけで作品を作っても面白くない(*意訳)」的なことに、共感したりするわけなんですが、
例えばこんな使い方ができますよ。という例として、
18日に開催させていただいた「カンケイ市場」
これも、オーガナイザーさんのアイディアで、いろんなお店さんに出店をいただきました(暑いなか、本当にありがとうございました!)。
県庁チャレンジ応援ディレクターさんプレゼンツの何かのイベントが2月?ごろに催されたりするかもしれないとか
などなど、今後いろんな企画に発展していきそうな気配がしています。
・ただハコを作るだけではだめで、
・その場所にかける想いや、
・それを具現化した表現(インテリアやイベントなど)
・何より自分が息切れしない程度に楽しく続けていること
っていうのが大事なんだなと改めて感じまして、仮説を検証しながら今後も動いていきたいと思っております。
まとめ
色んな人との出会い・お話の中で「まだまだこの場所には、多くの人に知られていない魅力がたくさんある…!」としみじみ感じつつも、「そうか、アイディアを形にするまでの組み立てがなかなかできないのか。」と感じるシーンも多く。
「やりたい」を刺激するには余白ってやっぱり大事かもな。と改めて感じた一方、「やりたい」と「できた」の間のギャップをいかに頑張らずに埋めていくか?を今後もささやかながらやっていきたいと思います。
さて改めて、この何もないガラりとした空間「余白」を見て、あなたは何で埋めたくなりますでしょうか?ご縁がありましたら、そんなワクワクを是非お聞かせいただきたいと思います。
今後もゆるりと2階のオフィスを開けてご利用をお待ちしている次第です。1階のイチナナバルもおいしいと評判をいただいております。是非お気軽に足をお運びくださいませ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?