7/11(月) クロユキさんLive配信ハイライト

本記事は、クロユキさん【Twitterアカウント名:@fkuroyukix】がLive配信されている内容を切り抜き、まとめたもの+自分で調べた内容を掲載しています。

※記載内容は私の個人的な解釈であり、実際とは異なる場合があります
※リアタイ相場については割愛


➡︎利確目標や反転に使える!?隠れライン

主に4時間足などの上位足で使用することを推奨。
例えば、上昇トレンドだった場合は通常目立つ高値同士を結ぶが
今回紹介していたのは安値同士を結ぶ方法で、利確ポイントに迷った場合や下位足に落として反転を狙うときに活用できる。
2つ以上の波をつくった場合、押しをつくった目立つ安値と安値を結んで
トレンドラインの起点に合わせると意識されることがある(ボラティリティ)
Live中説明に使用したのは5分足だが、実際は上位足で行わないと
簡単に突破されてしまうし、しっかり波をつくっていない場合は機能しないことも多々あるので、無理に使うものではなく使いどきを見極めることが重要。


➡︎押し安値・戻り高値の自己判断は危険

見出しの内容だけでなく最初は何事もルールで固め、ブレることなくルール通りに環境認識やトレードすることが大切。
押し安値・戻り高値であれば、スイングハイローで判断するのか?
それとも、移動平均線をしようした波でカウントするのか?
定義づけできないルール(=裁量)でやっている内は負け続ける可能性大。
慣れてきたら、クロユキさんのように損切りが溜まっていそうなところを見極め押し安値や戻り高値と判断できるようになる。
詳細は、クロユキさんの動画【これが出来れば簡単にトレンドを把握してエントリーに悩むことはありません(押し安値・戻り高値)】を観る


➡︎エントリーに通貨強弱を組み合わせて考えてみる

通貨強弱を用いて、より優位性の高いエントリーを考えることができる。
簡潔にいえば、一番強い通貨か一番弱い通貨を基準にシナリオを立てるということだ。
この日は米ドルが圧倒的に強かったので、USDを絡めた通貨ペアでシナリオを考える方が優位性は高い。
画像をみると、GBP/JPY、GBP/USDどちらの通貨ペアでトレードすればいいかは一目瞭然である。答えはGBP/USDだ。
しかし、通貨強弱だけをみて単純にUSD買いのトレードをすればいい訳ではなく、きちんと手法と組み合わせることを忘れてはならない。

オレンジがUSD、緑がGBP、水色がJPY
currency-strength.comより引用

➡︎Wトップ・ボトムのネックで揉み合っている時の利確

画像のようにWトップのネック付近で揉み合っている場合は、ネックぴったりまで到達しないこともしばしばある。
揉み合っているということは、買い手と売り手が拮抗しているからだ。
利確まで到達することもあるが返されることもあるので、揉み合っている付近で一番反応点の多いところを利確目標とすると、万が一返されたとしても利益は残る。
仮にネックまで到達した場合は、そのまま下割っていくことが多い。
(画像のGBP/USDは、実際にネック到達後さらに下降していた)

どういった時にこの利確方法を使えばいいか?
Liveでは、画像のようにネックが一本だけ飛び出ており、その付近のローソク足がほぼ横並びで揉んでいる時だと仰っていた。

画像はGBP/USDの15分足

➡︎勝利へのブレイク

人によって理由は様々であるが、メンタル的な部分で言えばリスクを負って利益を取りにいくことが重要だと理解できるようになると、トレードに変化が出てくるとクロユキさんは考えている。
人間心理で自らの資金を減らしたくはないと誰もが考えるが、勝利にこだわり過ぎるあまりエントリーが早すぎたり遅すぎたりすることもある。
しかし、検証を重ねて期待値が出れば、ある程度のリスクを負うことがトータルで勝つには重要なのだという思考に行きつくのだ。
要は、きちんと定義づけされたルールで検証をし、期待値を出すことが最も重要だということである。


📌【CPI=消費者物価指数】

消費者が購入するモノやサービスなど物価の変動を把握するための指標。
国別にCPIの発表はあるが、米国は毎月中旬頃に前月のデータが公表される。
物価と経済の動向は密接な関係性にあることから、CPIは経済政策(金融政策)やインフレ率を分析する上で欠くことのできない最重要指標であるといえる。
CPIには多くのデータがあるが、注目すべき数値は総合指数とコアである。

総合数値・・・物価全体の動向を示した総合の値
コア・・・上記から食料品やエネルギー関連の数値を取り除いたもの

なぜコアが必要なのか?
生鮮食品の価格は天候などによって短期間で大きく変動するし、エネルギー関連(原油等)は戦争などで原産国の施設が使えなくなってしまったり、短期的な売買=投機資金が動いたりするため、物価の動向を算出する上で正確な数値から乖離する可能性があるので除外した数値を出す必要性がある。

※投機資金をわかりやすく→直近で言えばコロナが広まり始めた時にマスクの価格が高騰した。
その時、一般的な需要とは別に転売ヤー達が「これは稼ぐチャンスだ!」と全国のマスクを買い占めたことにより需要と供給のバランスが崩れ、短期的にマスクの価格が高額で販売されていた。
このように、チャンスを見計らって投資することが投機資金である。

13日(水)発表のCPI考察に関しては、12日(火)のLive配信を聞いてから再度まとめる。