7/6(水) クロユキさんLive配信ハイライト

本記事は、クロユキさん【Twitterアカウント名:@fkuroyukix】がLive配信されている内容を切り抜き、まとめたもの+自分で調べた内容を掲載しています。

ISM非製造業に関しては、5日のハイライト参照

※記載内容は私の個人的な解釈であり、実際とは異なる場合があります
※リアタイ相場については割愛


➡︎金利が下がっているのに、ドルが上昇しているのはなぜ?

金利の上げ下げで為替に影響が出るとは考えにくい。 市場は株が景気後退の可能性が高まると予想する中、株価もさらに下落する見込みを織り込んでいる。 景気が悪い時は株より債券が買われる傾向にあり、みんなが買うほど金利は下がっていく。
理論上その後株価は上昇するはずだが、現状はインフレが加速しており、止めるためには金利を上げなくてはならないが、急激な引き締めは米景気を冷やすとの懸念があるので、金利だけを上げるわけにもいかない。
クロユキさん曰く、全てを説明できる訳ではないが特定の要因だけではなく、複雑な理由が絡み合って本来の関係性(例:金利が下がれば株価は上がる)ではなくなっているのではないか?逆イールドも発生したが、全ては今後の指標次第と考えている。


📌【債券】と【株式】の違い

債券は国の借用書的なもの。株式は株主から集めた資金に対し発行する証書のようなもの 債券は返済期日と金額、利子の額も決まっているので収支が予測できるが、株式は返済期限はなく会社の業績により配当金額も変動する。 よって、景気が悪い時は一定額が支払われる債券が買われる


📌【逆イールド】

長期金利より短期金利が上回ること。長期は米10年債、短期は米2年債、この2つが逆転すると景気後退の予兆ではないかと危惧される。 過去のデータからも、逆イールドが起きてから1年以内に景気後退が起きていることが多い。


📌【金利が下がり、株も下がった理由が複雑な理由】

(以下はLiveでクロユキさんが話したことではなく、私が調べたことです)

・ロシアウクライナ情勢
・FRBによる金融環境の引き締め
・中国のゼロコロナ政策による再ロックダウンへの懸念

インフレ懸念→金融環境引き締めで金利が上がる→株が下がる、さらにロシアウクライナ情勢で世界有数のエネルギー大国であるロシアが絡むと、アメリカやヨーロッパ各国が経済的な締めつけを強めることで、ロシアからの資源供給が滞り原油等の価格が高騰してしまう。
すると、更なるインフレが懸念されて金融引き締めが加速し、金利が上がるという負のループとなる。 ただ、上記に加えて中国の再ロックダウンへの懸念が出てくると、経済が止まる=需要が少なくなるので原油価格が安くなる要因となる。
原油価格が安くなれば、インフレ懸念が弱まるので引き締めを緩和することで金利も落ち着く・・・はずなのだが、現状はセオリー通りの動きにはなっていないのが複雑な理由の一つなのかも知れない。


➡︎FOMCはそこまで相場が動かない!?

現段階では、FOMCの時にどの数値が出たとしても相場にそこまで大きな影響はもたらさないのではないかと考えている。(市場は現状0.5-0.75予想) なぜなら、FOMC前にはCPI(消費者物価指数)が控えており、その数値によって今後の大方の方向性が決まってくるからだ。
相場の格言にもある【噂で買って事実で売る】という言葉があるが、CPIの結果次第で例えばドルが買われて、FOMCの結果が市場の予想範囲内であれば売られていく。これは予想外の動きなのではなく、織り込み済みだからである。


➡︎勉強は楽しんだ者勝ち

何事もただ頑張れば言い訳ではない。いかに楽しめるかどうか? 苦痛を抱えながら勉強する人と楽しめる人では圧倒的に後者の方が吸収速度や成長スピードが早い。 なぜなら、楽しいことは自ら新しい知識を求め調べたり深掘りするが、苦手なことは自発的に+αの行動をしないからだ。


➡︎インデックスも注視

現状、米ドルのインデックスをみると上昇中 この中でドル弱シナリオをたてるのは危険。順行の流れに逆らうので、デイトレの場合は特に相場が助けてくれない状況 例)ユロドルのロングを狙うならドル以上にユーロが強くなければ成立しないので、いまはエントリーすべきではない
-トレビュー各種インデックス-
USD⇒DXY
JPY⇒JXY
EUR⇒EXY
GBP⇒BXY
AUD⇒AXY

※但し、USDのインデックス以外は朝6時以降〜夜21時までは動かないので注意!


➡︎資金管理

クロユキさん推奨は、損失額固定のロット変動型。 一度の負けで許容可能な額を設定し、それにあわせてロットを調整。 例)毎月FXに使える金額が3万円だとして、一回の負け金額を5千円まで許容すると6回負けたらその月はエントリーしないようにすれば、想定以上の損失が起こることはない。


➡︎相場がどこまで伸びるか計る目安

クロユキさんが目安としているのは、重要水平線やN波動の一波分