内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー⑤
受付でホテルの料金を支払い、ローターを切った。
部屋に入ると、頬を紅潮させ、額に汗をかいた彼女が抱き着いてきた。
乳房が押し付けられ、甘く香水が薫る。
「もお、ひどいー」
胸の内でなじられる。その瞳は媚態が混ざり、本気ではない。子犬がじゃれてきたような可愛さがあって、年相応の落ち着きとのギャップになっていた。
「へへ、何が?」
「普通にお話して、私も忘れかけてたところで……。
いきなり責めて思い出させるとか……Sでしょ?」
「そういうのもイイでしょ? で。おま×この具合はど