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メルマガ官能小説ひとみ奥様のストーリー:バックナンバー

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【”越中”様の作品】 お店のキャストさんを題材とした官能小説でございます。 どなたでもお気軽にご閲覧下さいませ。 最新刊はメルマガにて先行配信しております! 新人情報や割引情報… もっと読む
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2021年3月の記事一覧

内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー①

 草野球チームの友人たちと、動画アプリでオンライン飲み会をしていた。 各自、思い思いに近況報告をする。全員が高校時代の友人や、先輩・後輩だ。 こうして話してると、20年以上前に時計の針が戻った気がする。今では誰もかれも、大なり小なり肩書を持っている。これほど気楽に話せる場は、とても貴重だった。 「最近さ、人妻とヤってんの。マジでイイぜ」  そんなリラックスした場で、独身のままの一人から、酔いに任せ、とんでもない近況報告が飛び出した。 「マ、マジ!? アブねー橋渡ったなあ!」

内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー②

 はやる気持ちをおさえ、ヒトミさんのプロフィールに目を走らせた。  サムネイルの一枚目は、長いストレートの髪に体の線が出るセーター姿だ。  肌はあまり出してないが、胸がさりげなく強調され、日常感の中に、隠しきれないエロスがある。ぽってりした下唇に引かれた紅と、白い歯のコントラストがあざやかだ。  化粧がされた頬が、愛嬌を感じさせる輪郭を描いていた。顔が出ていないが、優しく微笑みかける女性が、自然に脳裏に浮かぶ。  写メつき日記を見ると、絵文字を使い、客へのお礼日記を、毎日投稿

内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー③

数日後、俺は自宅がある駅から、少し離れた駅にいた。 金曜の夜10時過ぎに、女と逢引する気分はなかなかのものだ。 「あ、イシカワさんですか~?」  受付で名乗った偽名が呼ばれ、クリーム色のワンピースを着た女性が声をかけてきた。 「そうです! ヒトミさん?」  こくり、と頷いた笑顔が初々しい。カワイイ感じの奥さまだった。期待通りだ。 「お待たせしちゃって、すみませ~ん」  おっとりした感じで笑う。  まだ、時間の5分前だ。全く待ってなかった。  そう、伝えようと思ったのだが―。

内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー④

店に電話したときのことだ。 「お客様、コースはいかがしましょう?」  失念していた。あわてて確認する。 「即尺コース、とびっこ即尺コース、お姉さんのS責めコース、3つございます」 「え!?」  内容に驚く。さすが人妻デリヘル。「妻とはデキないこと」というコンセプトに抜かりがない。感心しつつ「とびっこ即尺」を選択し、今に至る。 (いつスイッチ、入れようか)  ヒトミさんと明るく雑談しながら、考えていた。最初からじゃ会話がしづらく、モタつけば何もないまま、ホテルに到着、それで

内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー⑤

受付でホテルの料金を支払い、ローターを切った。 部屋に入ると、頬を紅潮させ、額に汗をかいた彼女が抱き着いてきた。 乳房が押し付けられ、甘く香水が薫る。 「もお、ひどいー」  胸の内でなじられる。その瞳は媚態が混ざり、本気ではない。子犬がじゃれてきたような可愛さがあって、年相応の落ち着きとのギャップになっていた。 「へへ、何が?」 「普通にお話して、私も忘れかけてたところで……。 いきなり責めて思い出させるとか……Sでしょ?」 「そういうのもイイでしょ? で。おま×この具合はど

内緒の関係 ひとみ奥様のストーリー⑥

シャワーが床を打つ音がする。。 「プレイ前から、しっかり洗ってくださってたんですね。くわえた瞬間にわかりました」  熱い湯を通し、俺の体を洗いながら、裸のヒトミさんがにっこりしていた。 「果物の匂いがするソープ見つけてさ。それで洗ったんだ。フルーツちんちん、略してフルちん!」  バカなコトを言うと彼女が大笑いし、浴室に響いた。 「面白すぎー! 小学校の頃、通信簿になんて書かれてたか、察しがついちゃうな」 「"落ち着いて下さい"って、書かれてた」  キャハハ、と、再び笑い声が上