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#教師のバトン 朝、仕事にいきたくないなぁと思ったら(ものすごくゆるい話)

 4月も半ばに差し掛かり、Twitter村の先生方もだいぶお疲れのご様子です。そういう私も結構疲れていますが、そこは経験を積んでいますので、毎年恒例のことだと、何とか乗り切ります。

 今回は、本当に思いつきで、朝、仕事に行きたくないなぁ、と思ったら自分はどうするかな、と思いかなりゆるーくまとめてみました。本当に中身はありませんよ。

気持ちがしんどい時は、身体の方をしんどくする。

 早速、意味が分からないと思いますが、朝起きて何もしていないのに、気持ちがどんよりしている時は、何かすることで、そちらの方に気を紛らわせるようにしています。
 特に、身体を動かすと肉体が活動的になり、精神面でもアクティブな気持ちになってきます。私は、黒板に文字を書くとき、結構脚を広げて書くので、股関節の柔軟に時間をかけています。そのほかの部分も時間をかけてほぐしてから、10分の腹筋、10分の有酸素運動、5分の筋トレを行います。 
 そうしているうちに、すでに学校へ行くモードに変わっています。

朝起きた時、窓を開けて陽光を目にぶち込む。

 ベットのすぐ横に窓があります。目が覚めた瞬間に、がばっと起きて、窓を開け、朝の陽ざしを目にぶち込みます。(絶対まねしてはいけません。)
すると秒で頭の眠気が、霧が晴れるように消えていくのです。
 ついでに、外の気持ちいい空気で深呼吸なんてすると、気持ちも楽になり、もやもやっとした気持ちがいつの間にか消えています。

「だいじょうぶ!」と言う。

 もはや、自己暗示です。何の解決にもなっていませんが、だまされたと思って、一度声に出して言ってみてください。何かだいじょうぶな力が、100のうち3くらい湧き上がってきます。案外その小さな前向きな変化が、とっても大事なんだと思います。だいじょうぶ、うん、だいじょうぶ・・・。

「こんなの簡単!」と言う。

 はい、自己暗示第2弾です。あ、この人だいぶ危ない人だな、と思ったかもしれませんね。でもこういうことを言わないといけないくらいつらい時期って、先生方あるじゃないですか。細かいことは気にしないのです。毎日開催されるトラブル祭りや、複雑怪奇な校内研究など、ややこしい仕事が学校に行けば山積している状態で、そのことが頭のなかでぐるぐるしている時、この言葉を言ってみてください。だいじょうぶ、誰も見ていません。一人の時に言えばいいのです。そうすると、何か問題がすぐ解決しちゃうんじゃないかという気持ちに「少し」なれるのです。うん、こんなの簡単!

「自分はできる子!」と言う。

 もうそろそろ、気味が悪くなってきていませんか?でも、私は、いつもではないですがたまに言っています。私はいつも自信がもてないでいます。経験年数が積みあがってくると、信じられない重い仕事を担うこともままあるのです。あー、学校いきたくないなぁ。と思ってしまうことにもつながってしまう。そんな時、「だいじょうぶ、自分はできる子でしょっ!」と、声に出して言ってみます。自分に激励するんですね。だって誰にも激励なんてなかなかしてもらえないじゃないですか。いいんですよ、自分が自分にしても。だれにも迷惑をかけません。はい、言ってみましょう。

車の中で歌う。

 これは、定番なのかもしれませんね。元気よく歌うのがよいです。教師は、話す仕事です。アナウンサーさんとレベルは違いますが、伝わる声、話し方でないといけないという点では、私たちも訓練が必要だと思っています。そういう視点からも、よく車の中で歌っています。歌うと気持ちも高まり、身体的な運動にもなります。朝から活舌もよくなり、仕事をしよう、という気持ちも高まります。

学校の先生だと思わない。

 ちょっと意味が分かりませんよね。仕事に行きたくないなぁ、と思う理由は様々ですので一概には言えませんが、先生として先生らしくあらねばならないが故に、頑張りすぎている部分って結構あると思います。私たちはただの人間ですから、「先生」としてプロ意識をもって対応する部分と、人間としてゆるーく対応する部分が併存していていいと思います。100パーセント先生としてすべて対応しなくてもいいんだよ、という意味で「学校の先生だと思わない」と言っています。

今日は早く帰ろう。そしておいしい晩御飯を食べよう、と思う。

 一日の終わりに楽しみを設定して、それを目指すことで、つらい仕事はそのための通過点だ、と思うようにする。つまり仕事を一日の目標にしない、ということです。視点をずらすことで、ずいぶん気持ちが楽になると思いますよ。

時間が解決してくれる、と信じる。

 これは、かなり自分自身が実感しています。教員を長年していると、本当につらい失敗や、トラブルに巻き込まれる経験をします。その瞬間は、学校に行けなくなるんじゃないかと思うくらい、気持ちが沈みます。何度も経験しても、それらの辛さは楽にはなりませんが、でも、時間が経つと、本当に少しずつ、必ず日常の状態へ回復するときがやってきます。とくに初任に近い先生方は、この「時間が解決してくれる」という言葉は、ぜひ持っておいてほしいと思います。ただし解決してくれるのは、自分自身の気持ちであって、事態対応は真摯に取り組み続けなければなりません。それを他人事として他者へ投げるようでは、それこそ「時間」では解決できないことになってしまいます。

水に沈む。

 いよいよ、最後に危ないことを言い出したな、とお思いでしょう。これは、お風呂やプールでもいいですが、水の中に沈むと、外からのあらゆる刺激から遮断されるのです。いろいろ不安や悩みが渦巻いているときに、一度リセットするつもりで、水に頭まで沈んでみてください。そして一気にザバッっと上がったときに、色んな不安や悩みは、水の中に溶け込み、何だか気分が変わったように感じるのです。

 はい、本当に中身のない話が続いてしまいました。どう考えても科学的根拠なんてもとにしていません。私の単なる日頃やっている行いの一部です。

 結局これらのことをやっても、問題の根を解決できるわけではないのですが、問題を解決しようとする意欲や、解決し続ける状態を維持することには役に立つかもしれません。

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
 ちょっと変化球的な #教師のバトン でした。



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