見出し画像

「ビビッ」ときたこと~「書く」

先日購入した本です。樋口裕一著「「頭がいい」の正体は読解力」(幻冬舎新書)。「ビビッ」ときたのは、本のタイトルではなくて帯でした。

「語彙を増やすには文章を書いてみる」

「語彙は読書だけでは身につかない」

読書は、それほどできていません。未だ1週間に1冊が平均的なペースです。5月にオンラインで尊敬する三谷宏治さんの読書に関するお話を拝聴して、ご著書の戦略読書を拝読して、読書の習慣化を意識しています(でも、この7ヶ月で読んだのは25冊。目標は年間100冊は読みたい)。

読書とともに意識しているのが「書く」ことです。

もともと、「書く」ことは好きです。もう10年以上も前からひっそりとブログも書いていました。今はSNS(Facebook)が主な投稿先です。

読者が感じることへの意識

あるときから読者(フォロワー)が読んだときにどう感じるのかを意識するようになりました。もちろん自分の気持ちを表現することが大事なので、達成感や満足感も表現するけど、自分がシェアした情報がフォロワーにとっても共感できて、知ることができてよかったと思っていただける記事を「書く」ことも意識するようになりました。

自分が関わっている勉強会(公務員人材開発研究会。以下「公人研」)では、会で得た学びの内容をレポートにまとめています。レポート作成で意識していることは、会に参加できなかった方々が少しでも肌で感じて学んでいただけるように、内容だけではなく、会の流れも含めて”気づき”を表現することで、読者の気づきにも繋がればと思い、文章化しています。

「書く」ことが学びとなり、成長につながる

しかし、自分の中で波があります。2週間以上何も投稿していないこともしばしば(公人研のレポートは毎回必ず書いています)。このnoteも数か月ぶりでしょうか。その時の仕事や家庭の状況など、様々な理由を分析してしまいます。でも、その結果、自分の考えはさらにまとまらず、学びも減ってしまっていることに気がつきました。そして、自分自身が人と交わす言葉の物足りなさも感じていたときに、この本の帯に目が留まりました。

学びを深めるのには、アウトプットが大切であると言われています。自分の言葉にすることで、理解が深まります。誰かと話すことはとても有効で、公人研でもグループワークを重視しています。

いつもひとつのテーマでお話できる機会があるとは限りません。そのときに有効なのは「書く」ことでしょう。公人研のレポートは、まず私自身の振り返りとなっています。頭の中が整理され、新しい疑問点なども明確になってきます。

様々なセミナーや講演などの内容も、よかったと感じたものはなるべく書いて文章化し、シェアするようにしています。数を重ねてきた投稿記事は、10年前の自分とは違う文章を書いていることを実感しています。

自分のためのアウトプットが、前述した読者の視点を持つことでさらによい変化が生まれているのかもしれません。

思い返すと、自分の言葉が物足りないことになっているときは、「書く」ことが減っているときであり、学びが不足しているときのように感じます。あらためて、どんなときであれ「書く」ことの大切さを感じます。

「書く」ことを通じて得る学び

「オンライン市役所」という場があります。全国の国や地方の公務員の方がつながり、学びを広げているオンラインのコミュニティです。様々な学びや交流の場を「課」として運営されています。

11月から参加しましたが、所属先をなかなか決めれなかったのですが、知人の「書く」ことに関するnote記事にも刺激を受けて「ライティング課」に参加しました。先日は「質問力」について学ぶことができ、書くために必要な力も学ぶことができました。

そこで交流させていただいた方々の「書く」ことへの想いをお聞きして、様々な視点から書くことの面白さを感じました。「何を書くか」で悩み止まっていた自分によいヒントをもらった気がします。そして、みなさんが書かれている魅力的な記事との出会いもあり、貴重なご縁をいただいています。

先日は、公人研のレポートを読み返す機会がありました。自分自身が書いたレポートにあらためて”気づき”をもらえました。書いてきたものが財産になっていることを感じました。

意識して書く機会を増やす

あらためて、「書く」ことが好きなんだなと思いました。この好きなことをもっと形にしていきたいと思いました。これからも、いろいろと書いていきたいと思います。皆さんの感想やご意見もお聞きできると嬉しいです。

新年が皆様にとって良い一年となりますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?