【プロネイリスト実践】べたつき知らず!春夏のサラサラハンドのつくり方
「乾きを感じないから要らないでしょ」
「べたつきたくないから何もしない」
気温が上がるにつれ、保湿への意識が薄れがちな様子は毎年見受けられます。
キーボードの指紋跡、なんとなく人に見られたくない気持ちありませんか?
デートで心置きなく手を繋ぎたい。ベタついてないかな…と考えたり。
手がベタベタだからイヤ~と、お子さんに言われたら地味にショック。
ためらいなく快適に過ごすためのハンドケアを身につけませんか?今回はハンドクリームを例に、暖かい季節の保湿についてネイリストが実践している方法を紹介です。
◆保湿はこんなものを選んでいる
季節によっても変える保湿。手に入れやすいハンドクリームは水分と油分で出来ている保湿の代表格ですが、そこに何が使われているかをチェックしています。
①感触が最優先!のとき
ジメチコン、シクロペンタシロキサン、トリグリセリル、イソドデカンetc.普段から何かを塗ることが苦手、又は何もしないという方に選びます。
肌表面にサラサラ、ツルンとした膜を張ってくれるタイプ。パッケージに「サラサラ」「べたつきにくい」というフレーズがあるものは、このような成分がよく登場します。
成分表5番目くらいまでに入っていると、サラサラ感に近づきます。
②潤いを足した方がよさそう…なとき
セラミド、ヒアルロン酸、グリセリン、ホホバ油、アーモンド油、etc.
肌が硬めだな…と感じる時に選びます。
肌の潤いに存在するもの、またはそれに近い保湿成分なので、なじみやすく塗ったときの重くない潤い感やしっとり感が得られやすいです。
◆うるサラ♡ハンドクリーム4選
ドラッグストアで手に入れられるものから、手足指先の専門業界が出しているもの、また、「ハンドクリーム」という形態にこだわらず選んでみました。次は使ってみようかな、という参考になれば嬉しいです。
◆おすすめしたい塗り方
手の甲同士を向かい合わせて塗りましょう。よくよく見ていると、勢いよく手の平で強く擦り合わせながら塗り広げる方を見かけます。
手の平、指先にクリームがべったりついてしまうのがベタベタの原因にも。
①手の甲で全体になじませた後に、
②余った分で指先に広げると抑えられます。
③それでも余る感じがあれば、手首まで伸ばすのもグッド。
強く擦りながら塗ることは、後のシミシワのことを考えたらやめておきたいこと。
今日から絹ごし豆腐を触るように優しいタッチを心掛けてみてください。
◆乾きを感じなければ保湿しなくていい!?
秋冬は乾きに気付きやすく自然と保湿の意識も高まりますが、暖かくなるにつれ、その意識は薄れがち。
春夏は汗や皮脂が活発に出ている実感がありますが、いつでもそうとは限りません。
年齢、活動量、睡眠、食事、ストレス状態に左右されやすい汗と皮脂。加えて、一日の手洗い消毒と水分に触れる機会がぐんと増えた日常生活ながら、温度湿度によって潤い不足に気付きにくく、インナードライが起きやすい季節です。
肌の生まれ変わりサイクルは約45日といわれます。
つまり春夏に保湿をサボりがちに過ごしてつくられ始めた肌は、秋冬に姿を現します。水分油分補給が少なかった肌はカサカサで当然。
目に見える状態になってからではなく、乾かないよう保湿することが大切な理由です。
乾きを感じてからのケアでは追いつかなかったという経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。
春夏の保湿がターニングポイントになるということを知った今が、保湿習慣の始め時。季節を感じる香りも付いていれば、暑苦しい季節の保湿も苦じゃなくなりそう。
一年中うるうる手肌の人が増えますように♡
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