見出し画像

8年目ネイリスト伝授!意識し始めたら押さえておきたいキューティクルオイルの使い方

今やネイルケアアイテムの一つとしてよく知られている、キューティクルオイル。手軽に買えるようになり、持っている方も多いと思いますがどんな基準で選べばいいのか、また、どんな使い方が正しい使い方なのか悩んでしまうことはありませんか?

「キューティクルオイルなんてどれも同じじゃん?」

「とりあえず塗っておけば爪が丈夫になるんでしょ?カサカサが治るんでしょ?」

そんな声をよく聞きます。
これから買おうという方にも、すでに買ってある方にも、ただ塗るだけでなくどう使えばいいか、ネイリストがコソっと伝授。

◆塗り方は?

爪周りの皮膚に塗りましょう。または爪裏に少し垂らし、爪周りにジワァっと流れ込んでいくようにしてからのばすもよし。

キューティクルオイルに使われるオイルはサラサラしています。多く出してしまったなら指や手に伸ばして、余すことなく活用しましょう。

画像2


ジェルネイルやマニキュアの上から、爪の上から塗っている方もいますが、これはもったいない使い方。

◎爪の基本的なこと

①爪にはあまり浸透性がなく、うるおいを保ちにくい。

ある程度の乾燥状態と硬さがあることで、物が掴めたり摘まめます。グングン浸透したとしたら、爪はフニャフニャで生活しづらくなってしまいます。間違われやすいですが、爪や皮膚は吸収器官ではありません。

②爪はピンクの部分にのっているだけ。

爪裏(爪の伸びと一緒に伸びる部分)、爪横、爪根元(甘皮と呼ばれる部分)の四辺で支えられています。

支えになっている部分は皮膚。爪の折れや反りを招きやすく、雑菌が入りやすくもなるので、無理矢理むしらないようにしましょう。気になったら摘まめるよう爪切りをポーチに入れておくと上品。

画像3

爪やネイルの上に塗ると
持ちがよくなる、爪が丈夫になる、
爪の生え際だから甘皮部分に集中して塗ればグングン浸透して丈夫な爪が生える、と思われることもしばしば。

爪を丈夫にしたり手荒れを治すものではなく、うるおいを補ったり保つためのサポートとして日々のケアに使うのがキューティクルオイルです。

◆塗るタイミングは?

たくさんあるキューティクルオイル何が違うかを知って、目的に合った使い方をしませんか?

◎成分で選ぶなら

①保湿タイプ:オリーブ油、アルガン油、アーモンド油

元々肌にあるうるおいと似ていてなじみやすいタイプです。洗い物をした後のツッパリ感があるとき、手洗い消毒後のカサカサを感じる時に。また、就寝前もおすすめです。

②保護タイプ:ミネラルオイル、スクワラン

うるおいを逃がしにくいフタの役割をしてくれるタイプです。外出前や洗い物前、塗り直しができなそうな状況の時に先に塗るのがおすすめです。

画像1

豊富な種類にどれが良いのか、何が一番いいのかと考えがちですが、それぞれに特徴があり、目的に合わせた使い方があります。

◆使用期限はあるの?

プレゼントで貰うことが増えていることもあり、持っている方も増えているのがキューティクルオイル。使用期限はどのくらいなのかという質問も。

基本的に化粧品はその商品に「〇日以内にお使いください」と記載されてない限りは開封したら1年以内(保管環境によるのでできるだけ早めの使用がベスト)、開封していない状態で2~3年を目安に製品維持できるよう、つくられています。

たまに「お土産のキューティクルオイルが残っているから」「以前に購入して使い切ってないものがあるから」と、年季の入ったものを使うような話を耳にすることもあります。

衛生的にそのような使用は避けて、古い場合にはこの際お気に入りを見つけませんか?

カサカサを通り越してカチカチ、ヒビ割れとなってしまっては労力を要します。後のストレスは日々の見て見ぬふりの蓄積。

化粧ポーチの奥底、ドレッサーの引き出し奥へと宝の持ち腐れになる前に。

保湿は潤いが失われないように予防と、あとからも補うケアのセットで
せっかく意識し始めた今だから活用してみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?