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健康の教養

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"本当の富とは、健康のことであり、金や銀のことではない"――マハトマ・ガンジー
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2021年2月の記事一覧

○○の時間が6~7時間以下の人はがんリスクが2倍になる

あなたはいつも何時間くらい寝ているだろうか。 もし、6~7時間以下しか寝ていないのなら、あなたは早死にするかもしれない。 睡眠時間が6~7時間以下の日が日常的に続いていると、免疫が弱くなり、ガンになるリスクが2倍になることがわかっている。 それだけじゃない。女性にとって睡眠不足は大敵だ。 なぜなら、寝不足になると食欲が増えて太ってしまうからだ。 寝不足になると空腹を感じるホルモンが分泌されるうえに、お腹がいっぱいになったことを知らせるホルモンが少なくなる。 その結

夜に"アレ"を飲むと眠れなくなる理由

結論から言うと、コーヒーや紅茶などカフェインを含むものを飲むと睡眠の質が下がるかもしれないよって話です。 だが実は、あなたが思っているよりもカフェインは睡眠の質を下げる。 簡単にカフェインが眠気を消すメカニズムを説明しよう。 私たちが眠くなるのは睡眠物質「アデノシン」が起きている間に脳内に溜まるからだが、カフェインはこのアデノシンの活動を抑制するため、コーヒー等を飲むと眠くなくなるのだ。 体内のカフェインが半減するには5~7時間もかかる しかし、ここでよくこう指摘する

【睡眠負債】疲労物質アデノシンを一発で解消する方法

アデノシンとは眠気を誘う睡眠物質だ。 私たちの脳内で分泌されている物質で、起きている間はどんどん溜まっていき、溜まるほど私たちは眠くなっていく。 そして、コーヒーを飲むと眠れなくなるのは、コーヒーに含まれるカフェインがアデノシンの活動をジャマするからだ。 では、この増え続けたアデノシンはどうすれば片付けることができるのだろうか? 溜まり続けたアデノシンという「負債」を「返済」する方法はあるのだろうか? その重要な「返済」こそ、あなたが毎日している「睡眠」だ。 アデ

◯◯をしない人は60%も死亡リスクがあがる研究結果を解説

ハーバード大学が行った調査で、「あること」をしている人が、それをやめるだけで死亡リスクが60%以上高まるという驚愕の事実がわかった。 「あること」とはなんだろうか? 実はあなたもたまにしている。 「あること」とは昼寝だ。実は昼寝をしていた人が昼寝をしなくなっただけで、死亡リスクが60%も上がってしまうのだ。 この調査は、ハーバード大学の公衆衛生大学院の研究チームが行ったもので、昼寝の習慣がある人が昼寝の習慣をやめるとどうなるかを調べた。 調査の対象は、シエスタ(昼寝)