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オンライン資格確認 54,800円(クーポンで49,800円)のパソコンで自力導入をやってみよう!の記録(月額利用料なしだよ)

まずは、この記事の前に書いた「オンライン資格確認 29,800円のパソコンで自力導入をやってみよう!の記録(月額利用料なしだよ)」をご覧ください。

※自分が設定した時の、医療機関等向けセットアップ手順書(資格確認端末編)はVer1.18でした。現在はバージョンアップされて、変わっているところもあるようです。当noteは参考程度にして、最新のマニュアルでインストール、設定していただけますよう、よろしくお願いいたします。

※このnoteを書いた当時と、対応しているオペレーティングシステム(OS)が違っています。2022年10月6日で下記のOSに対応しているとのこと。

・Windows10 Pro
・Windows10 IoT Enterprise 2019 LTSC
・Windows10 Enterprise 2019 LTSC
・Windows11 Pro バージョン21H2(追加)
・Windows10 IoT Enterprise 2021 LTSC(追加)
・Windows10 Enterprise 2021 LTSC(追加)

詳しくは、医療機関等ONSをご参照ください。


2021年10月25日

29,800円のPCでは遅くて顔認証がうまくいかず、54,800円(クーポンで49,800円)のPCを買い足しました。

スクリーンショット 2021-10-26 18.41.19

2021年10月26日

今日の午前中に届いて、2台目の設定で慣れていたため、診療の合間にセッティングを行い完了しました。

スクリーンショット 2021-10-26 10.45.39

29,800円のPCではCPUパワーが足りず顔認証できませんでしたが、今後のPCのCPUはCore i3で速いためか、顔認証うまくできました!

しかし、まだレセコンとの連携がうまく行きません。

「資格確認PCから書き出されたXMLファイルがレセコンPCからは見えない」
。(プロパティーの共有はEveryone読み取り/書き込みになっているのに)
その他のファイルは資格確認PC、レセコンPCからも見えるし作成削除もできました。

???? ンショッ ? 2021-1 0-26 19.01.00

解決方法が分からないので、オン資サポートセンターへ問い合わせました。

2021年10月27日

某MLで、オン資PCで書き出されたXMLファイルを一度デスクトップに移動させてコピー、貼り付けをfaceフォルダ内に行ったところ、レセコンPCから見えるかどうか確認してくださいとのこと。
移動させて、戻すだけではダメでしたが、コピーすれば見えました。

その場合初期化して再設定した方が早いようです。でも、オン資サポートセンターへ問い合わせているので、お返事を待ちたいと思います。


オン資サポートセンターからアドバイスをいただきまして、
C:¥ProgramData¥OQS¥OQSComApp¥work¥output
上記隠しフォルダにeveryoneのアクセス許可を
行うことにより、レセコンPCからfaceフォルダ内のxmlファイルを見ることができました。

faceフォルダ内のアクセス許可をすればいいのだと誤解していました。まさか全然違うところのoutputというフォルダのアクセス許可をしないだとは、、、。

それと、設定/システム/バージョン情報からデバイス名をOqsComPCに変更した。

さらに、医療機関等向けセットアップ手順書_別紙トラブルシューティング_1.03版23ページが、左上はeveryone、右下はreceiptcomになっていて混乱していました。


スクリーンショット 2021-10-27 14.55.41

これで、マイナンバーカードで顔認証した保険情報をレセコンで見れるようになりました!

2021年10月28日

PR-S300SEと資格確認用PCとの間のLANケーブルはつながなくていいのではないかとの指摘あり、、、はずしても大丈夫でした。

スクリーンショット 2021-10-28 7.43.26

2021年10月29日

マイナンバーカードでの資格確認はできるようになったが、既存カルテの
資格確認がうまくいかない。

レセコンメーカーさんに相談、02_01_連携アプリケーション導入手順書_1.08版を読み直したところ5. 連携アプリケーションの定期起動の設定を行っていないことに気づいた。

スクリーンショット 2021-10-27 21.54.46

連携アプリケーションの定期起動の設定をおこなったところ、既存カルテの
資格確認もうまく見えるようになりました。

自分のミスではありますが、あっちのマニュアル、こっちのマニュアルと飛ぶので、インストールミスが起きやすいと思いました。

2021年11月9日

だいぶ使い慣れてきたので、感想など。

【利点】

・マイナンバーカードや顔認証がフューチャーされているが、別にそれは無くても大丈夫くらいな感じで、オンラインで保険証を確認できるのは、以前かかった患者さんが保険証を持ってこなかった時や、特に月替りの再診時に確認する術がなかったが、確認できるようになった。(p.s.当然ですが以前保険証をもってきていないと番号がわからないので確認できません)

・オンラインで確認できるのが楽しいので(?)また、きちんとオンライン資格確認が動作するか確かめるために頻繁に保険証情報を確認するようになった。

・国保で枝番を入れていない人の番号を修正するのに便利だった。

・住所変更があった人の最新住所がわかるのもいい点かもしれない。

・オンライン資格確認等システムの医療情報閲覧用画面に接続すると、薬剤情報・特定健診情報を閲覧することができる。

【改善してほしい点】
・氏名、住所が旧字等について変換できないものについては「●」として表示される。オンライン資格確認からデータを取り込むと●になっているので、領収書を出す時に●の名前で出すことになり結局打ち直さないといけない。

・すでに資格がない保険証なのに、有効と表示される患者様がいる

・住所に新潟市なのに区が入力されていない人がいる


【欠点】
・導入費用に今は補助金があるもののそれでも結構な金額の設備投資がかかる。今後顔認証カードリーダーが故障したり、その他機器の修理、保守の費用も結構な額がかかる可能性あり。

・そもそもマイナンバーカードを持っている患者さんがいない

・レセコンをハッキングされる可能性がある

・レセコンでは、処方内容、健診結果や予防接種歴他各種医療情報を見ることはできない

・そもそも保険証番号間違いの返例は少ないので、そんなに確認は役に立たない?

・オンラインで資格確認で有効に○がでても、有効とは限らないところが不安。

2021年11月17日

ONU(HGW)とルーターが変わりました。下記が現在の状態です。

スクリーンショット 2021-11-17 22.10.10

2021年11月20日

「資格確認端末にて、医療情報閲覧用端末の画面を利用する」つまり薬剤情報・特定健診情報を閲覧するには、アクセスするHP、下記のアドレスにアクセする必要があります。

https://hweb.oqs.on shikaku.org/web/? mode=etsuran

を設定します。詳しくは「資格確認端末にて、医療情報閲 覧用端末の画面を利用する.pdf」を参考に設定します。


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