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親子ワーケーション体験記-群馬県桐生市(参加の動機編)

今年の年初に今年やりたいことを書きだした際にもやりたいことのひとつであった「親子ワーケーション」
6月5日から10日まで群馬県桐生市で開催中の親子ワーケーションに参加しているので、その体験記です。

私はこれまでに2021年3月に茨城県阿字ヶ浦で2泊3日の親子ワーケーション、2022年1月に埼玉県秩父郡小鹿野町で2泊3日の親子ワーケーションに参加し、今回の群馬県桐生市は3回目にして初の5泊6日の滞在です。

参加の動機、子どもたちの過ごし方、大人の過ごし方、など数回にわけて紹介したいと思います。

「親子ワーケーション」に私は何を求めてるのか?

「ワーケーション」といってもさまざま。
私の場合は子どもと一緒に行くなら、子どもがその土地ならではの経験ができることに重きをおいている気がします。
これまで参加した際も関東の都内から1時間半から2時間程度の距離の、いわゆる観光地ではない場所に行くことが多かったのですが、リゾートでのバケーションを求めるというより日常の延長線上で子どもにとって非日常の体験もできる。東京でのいつもの景色だけじゃない場所、人がいることを体感できるというところに私は価値を感じやすいのかなと思ったり。

私が子どもの頃、なんでもない普通の日に近所の祖父母宅の裏庭の畑の様子を一緒に見たり、裏庭の竹林にたけのこがはえたら切って後で食べたりみたいなことをしていて、息子にも時にはそんな体験をさせたいなと思ってみても私の親世代の暮らしは祖父母世代とは異なりそういった経験が実家に帰ってももう難しい状況もあります。

祖母たちと。おばあちゃん大好きでした。

あえて「出身県で親子ワーケーション」をしたいと思う背景

実は2年ほど前、出身県である群馬で親子ワーケーションできないかな~とぼんやり思っていました。
2020年の夏には帰省した際に水上町でコワーキングスペースを運営される一般社団法人コトハバさんに個人的にコンタクトを取って、息子と一緒に運営される施設や近隣の観光スポットなどをご案内いただいたこともありました。
「託児」の部分で個人や数人ではなかなかハードルが高かったり、2021年は緊急事態宣言が東京はずっと出ていたこともあり、具体化できずに時が過ぎてしまったのですが。

テレワークセンターMINAKAMIにて(2020年)

なぜあえて出身県で親子ワーケーションしたいと思うのか?を考えてみると高校卒業後、地元を離れ、今もそのまま都内で暮らしていますが、離れていても地元は好きだし、ただ実家に帰省するだけじゃなく地元に何かしらの形で関わり続けられたらいいなという思いがずっとあります。
いきなり大きなことでなくても、何かしらの形で地元とのつながりを持ち続けるきっかけになったらという思いから地元で親子でワーケーションしたいと考えたのだと思います。

ぴったりの親子ワーケーション企画が「桐生」にあった!

今回訪問先に選んだ地は、群馬県桐生市。
ぼんやりとした「出身県で親子ワーケーションできたらいいな~」という思いをすっかり忘れかけていたところに今回の企画が目に入りました。

参加したのは桐生市を拠点に地域の若者・子育て世代の暮らしや仕事を支援するNPO法人 キッズバレイさんが企画・運営される「GROWCATION」です。

地域のさまざまな資源(市民先生、地域の文化や歴史などなど)を活かした子どもの五感をはぐくむことを狙いとしたプログラムで、
来年小学校にあがる息子の夏休み期間の過ごし方の選択肢のひとつにできるといいかもしれない…!ということから4月末に開催されたオンライン説明会に参加。
一緒にオンライン説明会を見ていた息子が「参加したい!明日行ける?」と前のめりだったことから今回の参加を決めました。

またこの企画・運営をされているNPO法人 キッズバレイの代表理事をつとめている星野麻実さんが大学時代に同じ学部でクラスも同じだったというご縁がさらに背中を押してくれました。
大学卒業以来ご無沙汰していたものの、SNSごしに地元で活躍される様子にすごいなぁと思っていたのでさらに参加してみたくなったんです。

実際に参加してみて企画がかなり多岐にわたり、魅力的だったので次回は大人の仕事環境や子どもたちの体験したことについて書こうと思います。

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