出張ペーパードライバー講習(後編) 人生初高速を運転 -免許取得から15年、脱ペーパードライバーへの道④-
免許を取ってから一度も公道を走らぬまま、ペーパードライバー歴15年。サバティカル期間に脱ペーパードライバーすることにした。
4回にわたって長々と書いてきたペーパードライバー講習もついに最終回。
なぜもう一度運転しようと思ったか?はこちら
ペーパードライバー講習の1日目、2日目の様子をまとめた前編はこちら
ペーパードライバー講習3日目の様子などをまとめた中編はこちら
最終日のチャレンジは 首都高での運転練習
3回の講習(合計6時間)で、一通り一般道の通常走行を練習をして自力で教官がいない状態でも運転して出掛けられそうだということは先週末に家族を乗せてお台場をドライブしてみたことで体感できた。
最終日に残していたチャレンジは高速での教習。しかも首都高。
私は免許を取った時もシュミレーターでしか体験していない。だからまったく高速走行の経験なし。
だけどせっかく車に乗ろうとしているのに遠くに行った時に夫と運転を替わることもできない、近場しか出掛けられないのはもったいなさすぎる。
だから初日の走り始めて1時間くらいのタイミングで教官に講習中に練習したいことを聞かれた時に、最終日は高速走行の練習がしたいと伝えていた。
ちょうどペーパードライバー講習に申し込む直前、2週間くらい前に申し込みをしたETCカードもたまたま間に合った。準備は(たぶん)バッチリ!
最終日の練習内容はこんな感じ
4連休中にレンタカーを借りて運転して、駐車場への駐車にかなり課題がありそうだということがわかったので、まずは駐車場の駐車練習を手厚目に。
ペーパードライバー講習を受ける方は、2日目と3日目の間や、3日目4日目の間に自分一人で運転する機会を設けるとより練習したい弱点が見えて良さそうな気がする。
その後、一般道の通常走行練習。自分でレンタカーを借りて乗ったのを合わせてここまで2週間ほどの間に合計4回運転。初回から比べたらだいぶ気持ちにゆとりが生まれ、見られる視野の範囲も広がってきた。
湾岸の有明まで出て、そこから首都高に乗りレインボーブリッジを通過。たまたま雨が上がって晴れ間がのぞいているタイミングでなんだか綺麗だった。
終電後まで仕事をして、夜の首都高をタクシーで帰ることも産前は時々あったから、道がくねくねしていること、合流が多いことは知っていたけども自分で運転するとスピードも出てるから合流といい、カーブといい…とりあえず手に汗かきまくり。都心を走り、帰り道もレインボーブリッジを走り、自宅方面へ。
子どもと同時に「乗る」練習 新しいことにチャレンジする感覚を親子で共有する夏
最近、子どもの自転車の練習もしているため、自分の自動車の運転練習といろいろが重なる。
慣れなくて、怖いと思って、ちょっとうまくいって、自信が持てて、それを繰り返して上達していく感じ。私も子どももまったく同じ。
親側から見て自分ができることって「当たり前」になってるけど、初めてする人にとっては当たり前じゃないという感覚。自分自身が新しいことにチャレンジすることで身をもって感じられる。
30代半ばになっても「人生初」が、まだまだたくさんあるということを実感できる。
それに子どもも親も同時に似たような新しいことにチャレンジして同じ目線で共有できている感覚もちょっと嬉しい。子どもの成長も感じるし、その姿を見ていると私もまだまだ成長しないとと思う。
褒めて伸ばしてくれる教官のおかげで、落ち着いて4回のペーパードライバー講習を終えることができた7月の終わり。
8月はできるだけ車の運転の機会を作って、どんどん運転に慣れたいと思う。
おまけ:
高速での運転に全神経を集中させた結果、ETCカードを抜き忘れたのに気が付かず。10分くらい経ってから教官から電話がかかってきて初めて気がつく脱力加減。自宅まで無事に届けていただきましたとさ、笑。