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親子ワーケーション体験記-群馬県桐生市(お宿編)

6月5日から6月10日まで群馬県桐生市で開催された親子ワーケーションに参加しました。
今回は旅の要ともいえるお宿について紹介します。

↓ 子どもたちの体験編はこちら

↓ 大人のワーク環境編はこちら

宿探しはおすすめを相談してから検討

桐生の土地勘がなく駅周辺に降り立ったことがなかった私はまずGROWCATIONのサイトで紹介されていた宿を見てみたものの判断がつかず。(群馬県内でもエリアによって行動する範囲が違うのと、地元に住んでいた頃も車移動が中心だったため駅周辺を歩く機会がなかった)
キッズバレイさんとのオンライン事前面談の際におすすめの宿を相談しました。

好みはもちろんのこと、お子さんの年齢や気質(走り回りやすい、おとなしいなど)によっても合う宿は変わってきそうです。
今回、桐生の歴史や雰囲気を味わえそうな古民家のお宿に泊まりましたが、子どもが比較的おとなしい6歳男子と3歳女子という組み合わせだったのでなんとかなりましたが、男子が2人以上だったりして走り回ったりしてしまうと障子やガラスが多いので破損しないかヒヤヒヤするなんてこともありそうです。
このあたりもあわせて宿選びをするとよいかもしれません。

土地の雰囲気を味わう古民家のお宿2ヶ所に宿泊

今回5泊6日と日程が長かったので、せっかくなら2カ所の雰囲気を味わうのもいいかも?と思い、前半3泊と後半2泊でお宿を変えてみました。
今回、以前プロボノでご一緒していた仲間のご家族と参加したので宿泊場所もあわせて予約。

前半は築100年の元置屋を活かした「OKIYA」さんへ

前半はコワーキングスペース ココトモから一番近くにあるゲストハウス「OKIYA GUEST HOUSE」に泊まりました。

今回、私と息子とご一緒したご家族とで2階の3部屋を貸切にさせていただきました。
8畳の和室が2つと、真ん中に6畳の和室があったので真ん中の部屋にテーブルを置いていただき、かなりゆったり使える状態に。
共用スペースはリノベーションされた新しい空間で、トイレ、シャワーブース、洗濯機、ミニキッチンがあります。
日数が長かったので、2日目に洗濯機も使わせていただきました。

玄関のキツツキに反応する子どもたち

OKIYAさんはアルゼンチン人のガブリエルさんと、日本人のゆうこさんご夫妻が営まれていて、1階にはタパスバーも。宿泊した日曜日から火曜日はちょうどタパスバーの営業日でなかったため、バー利用のお客さんはおらず、2泊目の夕食はピザやスパゲッティなどのお料理を作っていただきました。
また朝食も対応されていて、3泊分朝食をお願いしました。

1階にはピアノもあり、ライブなどもされるそう

↓ ガブリエルさんとゆうこさん

築100年の元置屋の建物と素敵な空間、そしておいしい朝ごはんや夕食を味わえました!

後半は「古民家 須正」さんへ

後半は歯医者さんが営む古民家民泊「古民家 須正」に泊まりました。

こちらも築80年の古民家で、都内からミュージシャンがきてコンサートをしたりすることもあるそう。
かなり広いお部屋だったので、こちらも和室を襖で区切って使うことができました。
祖父母の家にいるかのような感覚になる空間で、とても落ち着きました。
お風呂も実家の昔のお風呂みたいなステンレスの浴槽で、懐かしくなったり。湯船に浸かってほっとしたり。

朝食は自己手配なので、コンビニで買ってきて朝ごはんを食べました。
夕食は焚き火ごはんやさよなら交流会と重なったのでお願いしませんでしたが、「須正御膳」をお願いすることもできるみたいです。

縁側も広々。お庭もきれいにされています。
開かずの金庫が気になる、笑。
私にとっては懐かしくて、ほっとする空間でした。

旅を構成する大きな要素のひとつであるお宿。
今回、2つのお宿に泊まったことでそれぞれの違う良さを感じられた気がします。

須正さんの空間は小さい頃しょっちゅう遊びに出かけていた祖父母宅の雰囲気と重なる空間で、懐かしさや普段あまり考えないような自分の原点を思い出す時間にもなりました。
気がつけば、群馬で過ごした時間と東京で過ごす時間がほぼ同じになっています。
場所を変えると、目の前のことから過去やこれからなど普段考えないようなことにも目を向けられたりするのかも?

子どもと一緒に出かけるのはそれなりに準備も必要だったり、エネルギーも使うけれど、それ以上に自分にとっても息子にとっても充実した時間に感じられるからこそまた親子ワーケーションに出かけたいなと思ってしまうんだろな。

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