見出し画像

親子ワーケーション体験記-群馬県桐生市(子どもたちの体験編)

今日の夕方、6月5日から10日まで参加した群馬県桐生市で開催された親子ワーケーションが終わりました。
息子も今回は帰りの電車で「さみしい…」と何度かつぶやき、とても楽しい毎日を過ごさせてもらえました。(私も寂しい…)

前回はこの親子ワーケーションに参加しようと思った背景を書きましたが、今日は子どもたちがどんな毎日を過ごしたか?を紹介します。

5泊6日プランに参加したのは来年の「小1の壁」対策になるかも!?という期待から

今回参加したプログラムは「GROWCATION」の2022年6月クール。
9時30分~16時00分(8時30分から早朝保育/17:30まで延長保育も可能)の間は親はワーク、子どもたちはさまざまなプログラムで遊びます。

↓ 6月クールの詳細はこちら

我が家の6歳(年長)の息子は、過去に参加した親子ワーケーションでも参加しているお子さんたちに刺激をもらい、さまざまな活動を楽しみやすいという経験からの安心感があったので、今回おもいきって5泊6日で参加してみることにしました。
(初めて親子ワーケーションにチャレンジする際は週末をはさんで、土日月などの親のワークが少しという日程でチャレンジしてみると安心かもしれません。)

今回平日5日間を選んでみたのは、これまで2泊3日のプログラムで関東近県であっても子どもとの移動があるとけっこう慌ただしくなることと、
今の私にとっての不安要素「小1の壁」(小学校入学に伴う子どもをとりまく環境の変化)のひとつ「夏休みの過ごし方」というのがあったからです。
月~金まで1週間、子どもがさまざまな経験ができそうであれば、来年以降に定期的に訪れることも考えられそうだなと思ったのもありました。

6月クールでは6日間こんなプログラムでした!

今回の6月クールでは子どもたちはこんな6日間を過ごしました。

1日目(6/5)
オープニング交流会

2日目(6/6)
AM 自由遊び
PM アートコンテンツ

3日目(6/7)
AM MAYUバスツアー(地元の産業 手ぬぐい工場見学)
PM 楽器作り&ドラムサークル

4日目(6/8)
AM わたらせ渓谷鉄道に乗って野菜収穫&自然散策
PM 火起こし&クッキング&焚火ごはん

5日目(6/9)
AM 桐生散策&工房風花『糸ぐり体験』
PM うどん教室&さよなら交流会

6日目(6/10)
AM 野草オイル作り
PM 桐生が岡遊園地・動物園散策

企画・運営されているキッズバレイさんが日頃から地域の子どもたちに向けて地域のおとなが“市民先生”となっておこなうプログラムや桐生市の屋内遊戯場 キノピーランドの運営をされていたりといった日頃からの地元のつながりがあるからこそできるあらゆる資源をフルに活かした企画でした。

ここからは親がワークをしている間に撮影いただいた写真などで毎日の過ごし方をちょこっと紹介します~!

1日目はオープニング交流会

大人が仕事をする拠点となるココトモに集合した後、GROWCATIONの説明のあとは上毛かるた大会
スタッフさんのお子さんも入って、未就学児から大人まで一緒になって盛り上がりました。私も小学生の頃、市の大会に出たことが1度だけありいまだに「き」「桐生は日本のはたどころ」(織物の町として繁栄してきた桐生市をあらわすふだ)みたいな感じで今もほとんど覚えているので久しぶりのかるた楽しかったです、笑。
よしもとの「住みます芸人」群馬担当のアンカンミンカン 富所さんが知らなかった上毛かるたにまつわる話をいろいろ紹介してくれ、一緒にかるたで盛り上がった初日でした。

かるた大会の様子(撮影 キッズバレイさん)

2日目は仲町はなれでのびのび遊んだ後、アートコンテンツ

子どもたちはコワーキングからシェア民家 仲町はなれに移動し自由遊び。

午後はアートコンテンツ。桐生織物会館で、群馬大学の美術教育講座の郡司先生と学生さんたちがきてくださって、桐生のはぎれ布を使ったアートワーク体験をしたり、ファッションショーをしたようです。(仕事に集中していてファッションショーを見逃してしまい残念…)

ファッションショーで自分で作った衣装でポーズを決める息子(写真を後で共有いただきました💦)

3日目はMAYUバスツアーからの楽器づくり&ドラムサークル

この日は朝、桐生市の屋内遊戯場 キノピーランドで大はしゃぎした後、低速電動コミュニティバスMAYUバスに乗って、桐生の手ぬぐい工場を見学したり、市内を散策して、
午後は鳳仙寺に移動して、お寺のお堂で市民先生 ドラムサークルファシリテーター清水さんによる楽器づくりやドラムサークルを楽しみました。このドラムサークルは私も少し参加して、大人も楽しかったです。

ドラムを好きな叩き方で叩いていき、ノリノリで子どもたちも自由にセッション

4日目は野菜収穫をして、火起こし&クッキング、焚火ご飯

この日はわたらせ渓谷鉄道に乗って移動し、野菜の収穫をしたり、畑の横の小さな川でちいさなカニを捕まえて大喜びしていたようです。
午後は古民家カフェ プラスアンカーに移動して、火起こしや焚き火、クッキング。地域おこし協力隊のプロキャンパー 飯塚さんにお手伝いいただきながら窯焼きピザを手作りしたり、ハヤシライスを作って、みんなで一緒に食べました。

畑でにんじんを収穫する息子(共有いただいた写真です)
ピザを作ったのですが、具を山盛りにする息子、笑

5日目は糸ぐり体験をしたあと、うどん教室からのさよなら交流会

この日は工房風花で糸ぐり体験をしたそう。
世界遺産になった富岡製糸場で知られるように繭から生糸をつくる養蚕がさかんだった群馬。
お蚕さんや繭玉、糸ぐりを体験してきたみたいです。
午後はうどん教室で市民先生として桐生市内のうどん屋さん しみずやの清水さんが教えてくれました。
仕事を1時間早めに切り上げ時間休にして、子どもの作ってくれたうどんを食べてさよなら交流会をしました。
すっごいあっという間の5日間にびっくり。

糸ぐり体験をする息子 NHK前橋支局の取材が入っていたみたいです
自分でやって難しさを体感した後、清水さんの職人技に一同から歓声
息子が切ってくれたおうどん 麺がめちゃ太です、笑

6日目は野草バームを作ったあと、桐生が岡動物園・遊園地へ

最終日の今日は午前中に仲町はなれで市民先生 長谷川さんに教わって野草バームを作ったあと、午後は私も半休を取ってみんなで桐生が岡動物園・遊園地へ。
レッサーパンダがとってもかわいく、ライオンも近くで見られたり、入園無料なのがすごい。
ラストは桐生が岡遊園地で観覧車などの乗り物に乗ってみんなで楽しんでフィナーレを迎えました〜!

真新しいレッサーパンダ舎では頭上をレッサーパンダが歩いてくれたりして、大喜び
子どもたちも動物園で前のめり
最後にみんなで集合写真を撮影

「さみしい…」と何度もつぶやくほど息子にとっても楽しい日々だった

これまで参加した親子ワーケーションは2泊3日であったのもあり、初めての5泊6日の今回は解散したあと駅で過去になくしゅんとして帰り道「さみしい…」と息子が何度もつぶやいていました。
6日間一緒に過ごした参加者の友達や桐生の友達、そしてお世話になった保育士のみなさんとのお別れが時間の経過とともにさみしく感じたようです。
息子にとっても桐生での6日間は楽しい日々だったんだなと思います。

次回は子どもたちが活動している間に大人はどんな環境でワークをしたか?について紹介したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?