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バスを待つ間に工事見学(1月19日金)

私がバスを待っている道路の向かい側で工事をしていた。7階建てのビルの建築途上というところか。これからもっと伸びて7階以上になるかもしれない。車も人もよく通る街中で、スペースに余裕のないところでの工事は、警備員さんも気を使うだろうなあ。

大きな鉄骨をトラックからクレーンで運び出し、それを最上階へ吊り上げる。ゆっくり慎重に。オペレーターも気を使うだろうなあ。クレーンが鉄骨を上へ上へと持ち上げているとき、こんなのが落ちてしまったら本当に大変だと思いながら、私の目線もどんどん上がっていった。しばらく空中で止まったまま。鉄骨をビルの一つの基礎にするため、またゆっくり慎重に動かしている人がいる。

地上に視線を戻すと、人力で作業をしている方がいる。古新聞を紐でくくったような四角い固まりを井戸の水を汲み上げるみたいな要領でロープをひっぱって5階まで上げている。新聞紙よりもずっと重い鉄板みたいなもの、機械で運べないから人力なんでしょうけど、あの作業員さん、「SASUKE」に出ていそうな腕力の持ち主だと思う。地上にいる人が鉄板何枚かを金具で取り付け、それを引っ張り上げている。その繰り返し、もう何回目でしょう。

バスが来るまで、工事のプロのお仕事を堪能した。

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