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自分で簡単にホームページを作れる昨今。でも、伝えたいことが伝わるページにするのは難しい

※2018年5月にHP上で書いたものを転記しました。

人は誰もが偏っている。住む場所、家族、出会う人、周りで起きる出来事、その時々に選ぶモノやコト。生きてきた環境が、その人なりの思考や価値観を育むもの。その思考で見聞きするから、得る知識も偏り、視野を広く持ちたくても、どうしたって偏る。

それがいけないのではなく、そういうものだということ。

偏っていることは、実に魅力的です。

インタビューをしている相手から「普通に○○していたら、■■することになって…」「なんとなく○○しただけです」という言葉が出てくることがある。

それ、普通じゃないですよ。

なんとなくでそれができちゃうのは、なぜでしょう?

「どうしてですかねぇ。あんまり考えたことなかったな…」

このセリフは大抵の方から出てきます。そこをじっくり掘り下げてひも解くと、ご本人もうなるほど「自分は何者なのか」が浮き彫りになるのです。

ホームページを作るにあたって、私自身も誰かにインタビューしてもらいたかった……

ページの中身を何度も書き換え、何のためにこれを作ったのかを見失いそうになり、立ち返っては、ページの構築をやり直し。

自分の偏り、つまり、持ち味はなんだろう……

「長年ピアノをやっていたのに、ライターになって、今はねじり鉢巻きで編集もしている」のはなぜなのか。どうやってここまでやってきたのか。

40代も後半になると、自分が“おばあちゃん”になる時を、ほんの少し意識するようになりました。いずれまた変わるかもしれないけど、今目指したいのは

「必要とする人のライフストーリーを書きながら、実はピアノも弾けちゃうおばあちゃん」

ニーズはあるのだろうか…(笑)

結果、とてもシンプルなホームページになりました。チラシやパンフレットを作るときも、端的に正しく伝わるデザインが肝だが、ウェブサイトの場合、ページ数、トップページの内容、下層ページとのバランス等々も考えねばなのですね。現時点で一旦出来上がりとしました。

ネット上に散らばっていた自分の記事をまとめてポートフォリオの体裁を作ったことで、一段と気持ちが引き締まった気がしています。

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