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3-5 実績審査の組織図の推測

土日祝日は差し戻しが来ないので、もんもんと考えています。

窓口担当者が電話口で言った言葉を思い出してみると、
「これで申請してみます」「窓口担当者が最終承認をすることはなく」というのがありました。、窓口担当者がどこか別のところに申請しているのだと想像できます。
また、「公平公正を期すためダブルチェック・トリプルチェックのために別の部署のものが・・・」と言っているので、実績審査をするグループがいくつもあって、別のグループの人が些細なダメ出しをしたらクリアできるまで最終承認者への申請をしないと考えられます。
差し戻した人に電話を替わってくれと言ったら「別のフロアにいるからできない」ようなことを言ってきますし、「名前の読み方が正しいかわからないのですが、○という漢字に○という漢字を書きます」ということを言うので、お互いに顔も名前を知らないくらいの距離にいる可能性があります。

様々なグループからのダメ出しをクリアできたら、窓口担当者があらためて申請書を「最終承認者」と呼ばれる人に送付し、それで最終承認がされるしくみと推測されます。

しかし、何個のグループが審査するかということも決まっていないようで、何度聞いてもはぐらからされます。審査の最大回数もはっきり言えないとのことです。また、他のグループに送るときに「申し送り事項」という文書が添付されるようであります。

仕組み自体は悪くないのですが、それぞれのグループでダメ出しする根拠が、気まぐれで決まってしまうというところに問題があります。「今まで指摘されてこなかったことを突然言い出した」というのを聞きますが、別のグループの担当者の「思い付き」によるものではないかと思われす。

最終審査とは?

最終審査という言葉を聞くのですが、任意の数の複数の部署に出して審査させることが最終審査なのかもしれません。もしかすると、この後に本当の最終審査が待っているのかもしれませんが、それはわかりません。
いずれ、情報公開請求します。

審査内容に根拠はない

パソナの窓口に審査の根拠となった文書を示すように言っても「事務局内の協議で決めた」と言い、根拠を示すように書いたら「根拠規定はありません」と書いてきます。

マジでこんなこと言ってる

補助金の審査は国の仕事ですから、明文化された規定をもとにたんたんと機械的かつ公平公正にやるべきです。担当者のひらめきで気軽に差し戻したり追加文書を要求できる現在の体制には問題があります。審査項目が決まっておらず、派遣社員のひとり一人が補助事業を全否決できるほどの権力を持ってしまっているところに問題があります。

そういうひらめきをもっと前向きなことに活かせば、より良い人生が歩めると思うのですが、残念なことです。

最終承認者とは

1回分の採択された事業者を10000社として、1年間(=250営業日とする)ですべての申請を通すとした場合、1日に40件の申請を最終承認しなければなりません。おそらく3回分くらいの事業者の案件が同時に走っているので、1日に最終承認しなければならない案件数は100を超えると想像されます。
それだけの数の案件があれば、最終承認者は内部の細かいチェックができないでしょう。だからこそ、実績報告部署内のいくつかのグループで見て、それぞれのグループのANDでクリアしたら、最終承認者はハンコを押すという形式的な機関ではないかと想像できます。

最終承認者がパソナの人なのか、外部の人なのかは議論が分かれるところです。昔は外部の人だったような話もありますが、電話で聞いたところパソナだとも聞いたことがあるので、実際のところはわかりません。

我々にできることは何か?

理由書は他の部署にも回覧されます。

窓口となったグループの担当者に、根拠規定のない要求や「補助金の適正化に関する法律」に反すると思われる要求をされたり、要求が二転三転したり、あいまいな要求やパワハラ発言(情報開示請求するなら交付決定しない)などのコンプライアンス違反と思われる事項あれば、理由書の本旨とは関係ない話であっても、それらをどんどん書いていくという戦法はいかがでしょうか。

先ほども書いたように、一つの部署からの要求事項にパスすると次の審査部門が出てきて・・の繰り返しなのですが、理由書は追加された審査部署にも送られるようです。差し戻しコメントを読むとそう書いてあります。

理由書は他の部署にも回付される?

法律や規約類の議論は無駄

法律や規約を使って説得しようとしても効果がありません。規約にないことを求めてきても、それが何故いけない事なのかを説明しても無駄です。
考えてみてください。法律の話がわかるような人材がパソナで働いているでしょうか。無駄なことはやっても無駄です。

理由書を使おう

我々、弱い立場の補助事業者に使えるものは理由書しかありません。理由書にこれまでの履歴を淡々と書いていけば、いつかは機構の人や最終承認者の目にも入るかもしれません。もし、パソナの一人ひとりが行った不適切な行為が実名入りで書かれていたとしても、勝手に削除したり黒塗りしたりはできないはずです。(そんな改竄したら大問題だ!)

なお、理由書でコンプラ違反を列挙する際は、法律の条文の解釈や規約の解釈と、パソナの担当者の違反と思われる行為を淡々と丁寧な言葉で書いていってください。決して乱暴な言葉になったり、無理に要求を通せというような文章にならないように注意してください。

  • ○月○日に○○氏の書いた~~という差し戻し理由は手引き(あるいは交付規定、法第○条)の~~に照らして適切とは言えないのではないか?

  • ○月○日に○○氏が要求してきた○○によって実績審査が遅延させられている。補助金適正化法○条では~~と書かれており・・

というふうに、差し戻し理由の事実と法解釈だけを淡々と書きます。

ただし、理由書には事務局から要求された説明すべきことは果たすべきです。あるいは提出する意思はあるけどすぐには提出できない理由(どのような条件が整えば提出できるか、それは事務局からの情報が少ないからだなど)を書きます。そうしないと、要求資料を提出する意思がないとみなされて不交付にされる恐れがあります。

要求された理由書は出す。しかし、コンプラ違反も書く。
このやり方に何の問題があるでしょうか?

コンプラ違反と思われる行為を行った担当者の名前と内容が理由書にどんどん書き足されていく。そして、それが他の部署にも回覧されるとわかれば、無秩序な審査追加に対して多少は抑止力になるのではないかと思います。

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