3-13 保険に未加入の理由

これは5月15日の出来事です。

差し戻しの電話が来ました。
前回と同じく「メモを取る必要はありません。最後まで聞いてください」と言われたので聞くつもりだったのですが、やはり、最後まで聞けませんでした。
どんな内容だったかというと、jGrantsに入力した金額を1円減らす(消費税の端数の関係)のと、保険に未加入である理由を様式6の別紙1に書くという内容でした。
様式6には「8.保険又は共済の加入状況」という欄があるのですが、ここには前の担当者から「保険未加入と書いておいてほしい」と言われていたので、保険未加入と書いていたのですが、それではダメになったそうです。どういう対策をしているかを書かなければならないらしく、事務局でいくつか書き方を用意してあるのでそれをjGrantsの差し戻しコメントで送るから追加してほしいと言っていました。

保険未加入の理由

最後まで電話を聞くことができずにまた止めてしまいました。
私「保険未加入の理由を書くというのは、交付規定にも実施の手引きにも書かれていませんよね?」
事務局「はい、ですが、現在はすべての事業者様にお願いしています」
私「それは、交付規定には載っていないけど、パソナの誰かが思いついて、みんなそうしているということですか?」
事務局「すべての事業者様にお願いしています」
私「内容が真実でなくても、その内容を書いておけばよいという形式的なものですか?」
事務局「はい、そうすれば次の段階に進むことができます」
みたいな会話でした。

ここで争っても仕方ないし、どんなテンプレートが送られてくるか楽しみだったので、送ってくださいと言ってみました。

来たのは本当に形式的な理由でした。

災害への取り組み

まぁ、この中から2つを選んでコピペすればいいのと事務局は言っていたのですが、嘘は書けないので、吟味します。
まず、うちの会社は高層ビルの中の孫借りなので、大型の消火器やスプリンクラーは完璧に充実しています。それにビル全体で火災訓練を定期的(1年に1回)しているので、これは満たせるかな、と。
地震や風水害では窓が割れたり雨風が吹き込んだりという災害を想定しているようですが、うちの会社には窓がありません。だって、レンタルオフィスで高層ビルのフロアの中心部に近い場所ですから、窓がないんです。ないものはないんです。
よって、風水害の影響もない。区のハザードマップでは駅の北西の部分、うちの会社がある再開発された部分だけが安全地帯なので、これもOK。
ということで、こういう書き方になりました。

様式6別表1の記載方法

5月15日中に対応して再申請すれば16日には確認すると言っていたので、見てくれていることでしょう。

本当に形式的なやりとりです。行政レビューによれば事務局(パソナ)は機構が定めた項目に従った形式チェックしかしてはいけないことになったので、本来の仕事に戻ったのかもしれません。

そういえば、収益計画のことは言ってこないですね。
法を持ち出してクレームしたことで取り下げたのか、この後で来るのか。前者であることを祈ります。


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