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できれば作業着もオシャレに着たい

ようやく昨日で仕事を納めることができた。
今年は本当に色々忙しい一年だった。

私は研究員として毎日研究所の中で実験をしたり、実験で得られたものを実地で試験したり、パソコンで得られたデーターを解析したりと、一日中、社内外を動き回っている。

そういうわけで1年も経つと作業着は汚れ、くたくたになってしまうため、お正月休みに作業着を新調するのが恒例行事になっている。

ところで、研究者というとこのような白衣姿を思い浮かべる人が多いと思う

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しかし、携わっている方ならわかると思うが、民間企業において白衣で研究している人はあまりいないのではないかと思う。

なぜなら白衣はあまり実験に適した服装ではないからである。

・裾が長いため、汚れやすく、機械などに巻き込まれる恐れがある
・首元が大きく開いていて薬品などの飛沫の影響を受けやすい

というわけで大概、研究部署の人間は作業着を着ていることが多い。

私も大学では白衣を付けて研究していたが、入社先の社員はネイビーの作業着を着ていたため、当然私もそれを着て仕事をするものと思っていた。

しかし当時、女性の開発員は私しかいなかったため、女性用作業着がないということで、支給されたのはこのスモックと言われる軽作業服だった。

図1
....私は自腹で作業服を買うことにした。

そして、ここ2,3年、好んで私が着ているのはこれ。

図3

今見ると、タグにkurodarumaと書いてある。クロダルマ(黒達磨)....。

HPに行ってみたら、昭和17年創業のクロダルマ株式会社製であることが分かった。もともとは軍服を作っていた老舗のメーカーだった。

なぜこの作業着が好きなのかというと、まず生地が良いのである。
たいがい作業服というと、ややツルツルしたポリエステル製の生地が多いのだが、これは綿が混紡されているためかシャリ感があり、変な光沢がない。
また肌触りが良く、吸湿性も通気性も良い。
さらにシワにもならず、ストレッチ性もあり、着心地が抜群に良い。

さらにデザインも良い。
色は当社男性社員に合わせてネイビーにしたが、側面や襟元に白のラインが入っている。これがかっこいい。若干スラっと見える気もする。
(クロダルマ株式会社のHPでは、社員さんも着ている。もしかして制服になっているのだろうか......?)

作業着は毎日着るものである。例え泥臭い開発業務であっても、少しでもカッコよくオシャレに過ごしたいと思っている。

...と作業着に関してついつい暑苦しく語ってしまった。

それにしてもこの一年、頑張ったな...と思いつつ、再びくたびれた作業着を眺めている。今年も同じタイプを買おうかなと考えながら、ネットで検索していると、女性用作業着...なにやらずいぶん増えているではないか。

というわけで次回は作業着について少し調べて書いてみたい。

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