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できれば作業着もオシャレに着たい~市場調査~

今回、作業着を新調するにあたり、各種メーカーサイトをのぞいてみた。以前は、レディース用作業着は男性用のサイズ違いが多く、ブルゾンだとssサイズが女性用であるということで、それを買ったりしていた。

しかし、最近は女性のモデルなども起用し、大変魅力的なカタログが出来ている。
また、各社色々なテイストのラインナップがあり、とても面白かったので、自分なりにカテゴライズしてみた。(少しふざけた表現がありますが、ご容赦ください)

テイスト別に分類

工具ジャラジャラ ガテン系姉貴スタイル

図4

ぱっと見、アンジェリーナ・ジョリーのトゥーム・レイダーかと思わせるカッコ良さであるが、腰にジャラジャラ付けているのは武器ではなくすべて工具である。
ブルゾンはウエストがかなりシェイプされ、パンツもローライズのカーゴパンツでノータックというような攻めたデザインが多い。

高所作業もやります 機動隊系女子スタイル

図5

作業服自体のデザインは次のスタイルと大きな違いはないのだが、なんとなくこの命綱とヘルメットがロボット系アニメみたいだったので、分別してみた。

開発部署に所属する理系女子の内勤スタイル

図6

おそらく、今企業で研究開発している女性は、このスタイルが一番多いのではないかと考える。私もこのぐらいのテイストから選んでいる。それにしても色も形もかなりバリエーションが増えた。
ブルゾンなどは男性とまったく同じ形のものもあれば、女性用に特化し、ややウエストがシェイプされたもの、また裾が絞っていないスモックタイプのものもある。
パンツは一昔前はほとんどがタック入りであり、このタイプのパンツも多い。確かにタックがあることで下半身にゆとりがあり動きやすい。しかし、昨今ストレッチ生地のタイプも出ており、若年~中堅社員を中心にノータックのストレートパンツが主流となっている。

開発部署に所属する理系女子の外勤スタイル

図7

男性の場合、作業着の下からネクタイが見えていれば、ある程度オフィシャルな場所にも外勤できる。作業着には大抵企業のロゴや社名が刺繍してある場合が多いので、名刺代わりというか、出先でもすぐに外部の人間だとわかってもらいやすい。実際私も、たまに作業着で出張することがある。
しかしこのカタログを見るにつけ、パンプスを合わせていたり、スカートの上に作業着を着たりしていて、かなり新鮮である。

マタニティー用もあるなんて

図9

ミドリ安全のカタログにマタニティー用作業着があった。私も実は出産直前まで働いていたが、お腹が大きくなるにつれて仕事着に困った記憶がある。わざわざ買うかどうかはわからないが、その配慮に敬意を表したい。

作業着メーカー調べ

図8

もっとたくさんあるとは思うが、ネットで調べた範囲で一覧してみた。大手のメーカー5社は年商150 億円ほどであり、全体で1000億円程度の市場であることが分かった。

また、いずれも古くから創業しているメーカーが多いこと。またそれらのメーカーが広島県に集中して存在していることが気になって調べてみた。

すると、広島には戦時中、大日本帝国陸軍の組織として軍服を製造する被服廠があり、終戦後は生産を請け負っていた各種会社が作業服を製造するようになったようである。

作業着は日々進化している

色もデザインもかなりバリエーションが豊富になっており、機能性も含め作業着は日々進化していることが実感できた。
働く環境を考えつつ、自分に似合う作業着を選ぶことで、より生き生きと仕事が出来そうである。



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