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#007A クライアントのいない個人邸の習作A

2006年の習作。

いびつな地形にふさわしい、いびつな間取りを考えた
直線はあるが、直角のない建物

なにかのしっぽのように、くねくねと伸びる廊下
廊下の幅もばらばらで、
そこにへばりつく個々の空間もまた、くねくね、くねくね

みんなくねくねしてるから

壁で仕切られているのに、なんだか別の空間がちらりと感じられる

繋がっているけど、分かれている
分かれているけど、気配が漂う



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