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七大戦 特集

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国立7大学の対抗戦「全国七大学総合体育大会」に出場する名大チームを紹介。2024年度は名古屋大学が主管校を務めます。
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2024年9月の記事一覧

同じ釜の飯を食い、絆を深める——アットホームな雰囲気漂う名大相撲部

“角界”を舞台にした配信ドラマが世界中で話題を集め、“スージョ”と呼ばれる女性ファンも増えている日本の国技「相撲」。そんな世情を反映してかどうか分かりませんが、名大相撲部は選手と同じくらいマネージャーが在籍し、稽古場には厳しさの中にもアットホームな空気が漂います。様々なバックグラウンドを持ったメンバーが“同じ釜の飯”を食い一致団結し、9月15日に開催される七大戦に挑みます。 ハードな稽古のあとはマネージャーが作る「ちゃんこ」でコミュニケーション 夏休み中のとある平日、東山

チームメイトやOBからの力強い応援を武器に、1部昇格を目指す名大卓球部

体育館に入ると聞こえる、小気味よく続くラリーの音。バチっ!と球を打つ音。キュッキュッ!と靴が床に擦れる音。卓球台と向き合う名大生から、自然と笑顔がこぼれます。9月14日からの「七大戦」に参加する、名大卓球部。出場する部員も出場しない部員も一丸となり、大一番に臨みます。 応援こそが、強み 普段は明るく、楽しい部活。しかし、いざ試合が始まると部員たちの表情は引き締まります。名大卓球部はチームとしての卓球を重視していて、個人競技でもチームとして一つの目標に向かいます。だからこそ

キャディのアルバイトをしながら、スキルアップに励む名大のゴルファーたち——名大ゴルフ部

パリ五輪で松山英樹選手が日本人男子で初となる銅メダルを獲得して話題を集めた「ゴルフ」。名大ゴルフ部は2021年にプロゴルファーを輩出し今年度は約100人の部員が在籍するなど活発に活動しています。昨年の七大戦では結果が奮わず、今年はリベンジを掲げて日々練習に取り組んでいます。 上手くいかないから面白い? ゴルフの不思議な魅力 名大ゴルフ部には約100名の部員が所属。9割の部員が初心者なので、スタートラインが同じ仲間と一緒に上達できるのが人気の秘訣です。1年生の夏休みにはコー

クルマを思うがままに操作する気持ち良さに魅了されて——名大自動車部

山の上グラウンドの裏手にクルマがずらりと並ぶガレージを発見。名大の体育会のなかでも異彩を放つ“自動車部”のメンバーが、車の整備に汗を流していました。彼らが整備していた車で出場する「七大戦」の自動車競技は9月5日、7日に開催されます。車を運転する楽しさにハマっている部員たちに、七大戦への意気込みや日頃の活動について聞きました。 大学生が車を所有!? 車好きやオトナの世界に憧れた学生が集まる 活動は主に金曜日の夕方。自慢の“愛車”に乗った部員たちが続々と集まり始めます。ガレー

体育会系でも文化系でもない!? 名大アーチェリー部——70メートル先の的を射抜く

東山キャンパスの“山の上”にある野球場の脇にある小道を抜けた先に現れる、フェンスに囲まれた細長~い空間。ここで名大アーチェリー部のメンバーが、70メートル先に設置された的を目がけて練習に励んでいます。9月4~6日に愛知学院大学の第三グラウンドで開催される「七大戦」に向けた練習を取材しました。 70メートル先のわずか12.2センチを狙い、矢を放つ 弓に矢をセットし、狙いを定めて矢を放ち、的に当てる。弓道と目的を同じくするアーチェリーですが、違うのは使用する道具と的までの距離