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おぼん・こぼん師匠、震災後の対応が凄かった

大須演芸場で1月1日から5日まで初席新春特別寄席が行われ、東京や関西から名だたる人たちが集まります。
1日、2日のトリは「おぼん・こぼん」師匠。水曜日のダウンタウンなどで、若い人たちの知名度も高いと思います。
この日は大入りで、たくさんの人で席が埋まってました。

1月の寄席のチラシ

午後の部は2時からスタート。順調に仲入まで入り、古今亭ぎん志師匠の話が終わろうとした時に座席から一斉に音が鳴り出す。
音を聞いて「緊急地震速報」と思ったら、名古屋でも揺れが長く続く。ぎん志師匠ははけたあとであり、皆が揺れを収まるのを待つ。
揺れも収まり、ざわざわした時に私服の格好で舞台に出て来た人、おぼん師匠でした。
過去にご自身が体験された震災の話を踏まえながら、観客を落ち着かせるようなトーンで笑いも取りながら話をしていました。
場内のアナウンスも、元鉄道マンの登龍亭獅鉄、素敵な声であり、パニックになった人は一人もいなかったように感じました。
落ち着いてから寄席は再開しましたが、トリの「おぼん・こぼん」師匠のネタ、会場が割れんばかりの笑いに包まれました。
ベタランの人たちの芸の真骨頂を見せてもらった気がします。
そして最後は観客の皆様に大入り袋が振る舞われました。

大入袋

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